ブロック塀等の安全確認

ページID1002195  更新日 令和6年3月14日

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平成30年6月18日に大阪府北部で発生した最大震度6弱の地震により、小学校のプールに設けられたコンクリートブロックの塀が倒壊し、通学中の児童が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。

今回の事故の原因として、倒壊したコンクリートブロック塀の構造について、建築基準法に定められた基準に適合していなかったことが、報道されています。

また、建築基準法においては、建築物に付属する塀等は、その所有者や管理者が、常時適法な状態に維持することとされています。

このため、塀等の所有者はその状況を点検し、危険性が確認された場合には、付近の通行者への注意喚起や、補修・撤去等を行う必要があります。

点検のチェックポイント

ブロック塀の場合

  1. 塀の高さは地盤から2.2m以下か。
  2. 塀の厚さは10cm以上か。(塀の高さが2mを超え2.2m以下の場合は15cm以上)
  3. 塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。(塀の高さが1.2mを超える場合)
  4. コンクリートの基礎はあるか。
  5. 塀に傾き、ひび割れはないか。

イラスト:ブロック塀の構造

出典:パンフレット「地震からわが家を守ろう」日本建築防災協会

組積造(石造、れんが造)の塀の場合

  1. 塀の高さは地盤から1.2m以下か。
  2. 塀の厚さは、その部分から壁頂までの垂直距離の1/10以上か。
  3. 塀の長さ4m以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁があるか。
  4. 基礎があるか。
  5. 塀に傾き、ひび割れはないか。

安全なブロック塀の情報について

参考:専門家への相談窓口

茨城県建築士会日立支部事務局(坪和建築設計事務所内)

〒317-0051 茨城県日立市滑川本町1-22-19 羽入ビル102
電話 0294-33-8557
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