小木津山自然公園の湿地整備作業を進めています(随時更新)
小木津山自然公園湿地整備活動について
これまでの経緯
昭和50年に小木津山自然公園の採石場跡地の湿地において、日本一小さなトンボとして知られる希少なハッチョウトンボの生息が確認されていました。その後、昭和57年からの高速道路の工事に伴い、現在の場所への移植活動が行われましたが、その姿を見ることができなくなりました。そこで、生息地を復活させるべく、平成9年から湿地の整備作業を行ってきました。そのような中、令和5年9月の大雨の影響により、当公園においても土砂流入等が発生し、立入りができなくなりました。
その後、令和6年度に公園内の復旧作業が進められ、令和7年度より立ち入ることができるようになりましたため、新たにビオトープとして整備する目標を掲げ、湿地の整備作業を再開することとしました。
当ページでは、今後の整備状況について更新していきます。


目指すゴール:多様な生き物が生息できる”ビオトープ”
大雨被害(令和5年9月)より失われた湿地を、地域に親しまれるビオトープとして蘇らせるため整備を進めていきます。子どもたちが身近な自然と触れ合い、生物観察などで利用できる場として、様々な生物が生息できるビオトープを作りあげることが目指すゴールです。
令和7年度の活動状況
令和7年度に活動した内容について更新しています。
作業計画の検討 令和7年10月10日(金曜)
当活動を主催する環境を創る日立市民会議の委員が集まり、今後の整備活動について方針や作業内容について検討を行いました。結果、ビオトープの完成を見据え、目先は草刈りと池の掘り下げを実施することとなりました。
草刈りの実施 令和7年11月7日(金曜)
湿地に繁茂している草を刈払機で除草しました。作業後、池の輪郭を明確にするためにスコップで溝を作りました。
草刈り前の湿地

草刈りの様子

草刈り後の湿地

池の掘り下げ・草の除去 令和7年11月8日(土曜)
企業の皆様や市民団体の皆様総勢35名で、池の掘り下げや側溝の清掃等を実施しました。また、湿地に水を流し入れるための水路もつくり、湿地内へ水を流し込むことができました。ただ、池の掘り下げが未完了であるため、後日対応することとなりました。
整備作業の様子

整備作業後の湿地

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このページに関するお問い合わせ
市民生活環境部 環境推進課
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