【シリーズ・ふるさと日立大使 Interview】岡部 麟さん

ページID1017487  更新日 令和7年9月4日

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岡部 麟/タレント・俳優

写真:岡部麟さん
日立は私の原点

市では、日立市出身または日立市にゆかりがあり、芸能やスポーツなどさまざまな分野で活躍する方を「ふるさと日立大使」として委嘱しています。

このシリーズでは、大使の皆さんをお一人ずつクローズアップしてご紹介します。

今回ご登場いただくのは、タレント・女優の岡部麟さん。
昨年AKB48を卒業された後も、ミュージカルや舞台などで活躍されている岡部さんに、アイドルになられたきっかけや日立市への思いなどについて伺いました。

ひそかにアイドルに憧れていた幼少期

アイドルになりたいと思ったのはいつ頃からですか?

小さい頃テレビでモーニング娘。さんを見てからアイドルっていいなって思っていて、特にミニモニ(女性アイドルグループ)が大好きでした。
一人でお風呂に入ったときに、鏡の前で矢口真里さん(元モーニング娘。)のモノマネをしたり歌ったりしていました(笑)

若さゆえの勢いって大切!!

AKB48のメンバーになろうと思ったきっかけは?

高校3年生になるときに、今も楽しいけど、もっと楽しい人生にしたいと思ったことがきっかけですね。過去を振り返ったときに、「こんなこともやったなぁ」って笑えるようなことをしたくて、AKB48のオーディションを受けてみたんです。AKB48のオーディションを受けたことがあるという事実だけでも、これからの人生がおもしろくなるだろうなって(笑)
そのおかげで今の私があると思っていて、若さゆえの勢いというものも大切なんじゃないかなって思います。

若いからこそ「いけるっしょ!」というような勢いで、小さな勇気、小さな一歩を踏み出せたんだと思います。

写真:インタビューを受ける岡部さん
インタビューを受ける岡部さん

卒業した今は、自分から行動しないと前に進めない

AKB48に在籍していた頃の一番の思い出は?

歌番組で歌唱をするメンバーに、初めて選抜された瞬間です!ファンの方との握手会の場でメンバーが発表されたのですが、あまりの嬉しさににファンの方と「やったね!」と思いっきりハイタッチしたのを覚えています。

今後の芸能活動の目標は?

演技のお仕事の幅を広げていきたいです!ドラマや映画、目標にしている劇団での舞台出演などで、皆さんに頑張っている姿をお見せしたいですね。
また、創作活動などにもチャレンジして、所ジョージさんや木梨憲武さんのような存在になりたいとも思っています。
AKB48に在籍していたころは、グループの一員としてプロデュースされながらお仕事をしていました。卒業した今は、良くも悪くも自分から何か発信したり行動に移したりしないと前に進めないので、エネルギーやモチベーションを失わないように心掛けています。

AKB48卒業後も様々な活動に取り組む岡部さん

AKB48卒業後も様々な活動に取り組む岡部さん

AKB48卒業後も様々な活動に取り組む岡部さん

日立は私の原点

日立市の思い出の場所は?

日立シビックセンターの新都市広場には、いろいろな思い出があるんです。
物心つく前から、よく年賀状用の家族写真を撮っていた場所でしたし、ダンスチームに所属していたときに、目標にしていた『ひたち舞祭』の会場にもなっていました。
ダンスチームでは、良い成績を残すためにダンスの先生に厳しく指導していただきました。芸能界でもへこたれずに頑張れているのは、その時に培った「強い気持ち」のおかげだと思っています。

変わらないまち並みが ホッとする

日立駅や日立市役所のように新しくなった建物を見て、賑わいが生まれるのは嬉しいなって思いますし、良い意味で〝変わらない〟お祭りやまちの景観も、私にとって大切なものです。日立に帰ってきたときに、変わらない街並みを見るとホッとしますし、日立が自分自身の原点なんだと思い出させてくれるんですよね。

このまちに帰ってきた人たちが、やっぱりホームはここなんだなって思ってもらえる日立の温かさを、これからも残してもらいたいなって思っています。

写真:思い出のたくさん詰まったシビックセンター新都市広場
思い出のたくさん詰まったシビックセンター新都市広場

岡部さんにとっての日立市の〝推し〟は?

私の一番の“推し”は夜景です!日立駅からの眺望や平和通りで行われる日立さくらまつりなどを楽しまれる方が多いと思いますが、実は、かみね公園の頂上まで登って、そこから見る夜景が本当に綺麗なんです。
小学生の頃、ダンスの練習の帰り道にかみね公園からの夜景をいつも見ていて、「また頑張ろう!」と思わせてくれるその景色がすっごく大好きでした。
その夜景が日本夜景遺産に登録(2019年)されたと聞いた時は、「めっちゃ嬉しい!」という気持ちと、「見つかっちゃったかー」という気持ちでしたね。この景色を私は認定される前から見つけていましたから(笑)

新たな魅力を開拓したい!

大使として、どのような活動をしていきたいですか?

私が市外のみなさんに知ってもらいたい日立のスポットのほとんどは、私の幼少期の記憶をなぞったものなんです。なので、私の中で更新されていない新たな日立市の魅力を発見していきたいですね。例えば「県外から車で遊びに来た設定」みたいな、市民とは別の目線で改めて開拓したら、また違う発見ができるのかなぁって思います。そのためには、まずは免許を取らないといけないですね(笑)
もうひとつ!新都市広場では季節ごとにさまざまな催し物があるので、ぜひ、ふるさと日立大使として、何らかの形で携わらせてもらえたら嬉しいです!

 

やらない後悔よりやる後悔

岡部さんのようなアイドルやタレントになりたいという夢がある子どもたちにアドバイスはありますか?

自分の夢に選択肢がいくつか出てきて迷ったときに、「自分なんかが」って思わず、後悔しないものを選択してほしいです。一度きりの人生だからこそ、後悔するのはもったいないと思うし、小さい頃なら何にでもチャレンジできると思うんですよね。
だから、「やらない後悔よりやる後悔」の気持ちでいろんなものを選択していければ、後で振り返ったときに、その選択をして良かったと思える人生になるんじゃないかなと思ってます。私もまだそこまで経験豊富なわけじゃないんですけどね(笑)
日立市からAKB48のメンバーになれた人がいるっていうことが、少しでもみんなの勇気の後押しになったらなって思っています。「みんなもなれるよー!!」って。

みんなで一緒に日立市をより素敵なまちに!

最後に、日立市民へメッセージをお願いします。

気持ちの良い風がよく吹き、海が綺麗で、のどかな日立を恋しく思う瞬間がたくさんあります。当たり前だった景色が、活動のため地元から離れたことでとても恵まれたものだったんだと気付くことができました。
やむを得ず故郷を離れた人もいるとは思いますが、私を含めみんな自慢の故郷だと感じていると思っています。住んでいる場所や応援の仕方は違うかもしれないけれど、みんなで一緒にこの素敵な日立市をより素敵なまちにしていきましょう!
そして、いつも帰った時に「あぁ、私の大好きな日立だ!」と思えるくらいに綺麗な日立市を守り続けてくれているたくさんの方々、本当に本当にありがとうございます!!私も力になれるように頑張ります!

いつも日立市を応援してます!


Profile

岡部 麟 (日立市出身)

2014年 AKB48 Team 8 茨城県代表として合格

2017年 AKB48の50thシングル『11月のアンクレット』で初のシングル表題曲選抜メンバー選出

 AKB48 チームAキャプテン就任

2019年 TOKYO DOME CITY HALLで初のソロコンサートを開催

2024年 1st写真集「Escargot」発売

 AKB48 卒業

 舞台「鋼の錬金術師ーそれぞれの戦場ー」出演

写真:日立のまちが大好きと語る岡部麟さん

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