令和7年12月「こんなところも日立市の魅力」


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日立市の魅力

皆さん、こんにちは。共創プロジェクトの市/グリーン産業都市担当です。

私は令和7年4月からこのプロジェクトに加わり、デジタル技術と地域の特性を活かしながら、市民の皆さんが安心して快適に暮らせる「スマート住宅エリア」の実現に向けた検討を担当しています。

その第一歩として、今年7月から9月にかけて大学生や若手社会人の皆さんと「日立市の未来のくらし」を考えるワークショップを開催しました。参加者それぞれがフィールドワークを通じて日立市の魅力や特徴、課題を持ち寄り、意見を交わしました。

海や山の自然、桜並木や海から昇る日の出といった“定番の魅力”はもちろん、「そんな視点もあったのか」と思うような発見もあり、私自身とても新鮮な時間でした。

例えば、「老舗の喫茶店や町中華が多い」という視点。これまで特に意識していませんでしたが、確かに駅周辺を中心に魅力的な個人店が多いことに気づきました。詳しい経緯は分かりませんが、工場や製造業の発展にともない、手ごろな価格で、手早く楽しめるボリューム満点の中華や、休憩や待ち合わせに便利な喫茶店が自然と増えたのかもしれません。チェーン店とは異なり、マスターとの会話や常連同士の交流など地域とのつながりを大切にできるのは個人店ならではの魅力だと改めて感じます。

また「夏が比較的涼しい」という点も印象的でした。今年8月、東京では最高気温38.5度を記録した日、日立市は32.3度にとどまりました(気象庁データ参考)。もちろん日立市も暑い夏ではありましたが、首都圏と比べると比較的しのぎやすく感じました。年々暑さが厳しくなるなか、この気候の違いは日立市の大きな魅力だと改めて実感しています。

長く暮らすほどに、まちの魅力や特徴は日常に溶け込み、当たり前のものと感じてしまいがちです。今回ご紹介したのはほんの一部ですが、さまざまな立場の方の声に耳を傾けることで、新しい気づきをたくさん得ることができました。ワークショップで生まれた意見やアイデアは今後の「スマート住宅エリア」の整備検討に活かしていきます。

引き続き共創プロジェクトでは、市民の皆さんの声を聴きながら、より住みやすいまちの実現を目指してプロジェクトに取り組んでいきます。ぜひ「みんなの声アンケート」にもご協力ください!