アジアゾウ「ミネコ」の死因について
先にお知らせいたしましたアジアゾウ「ミネコ」(メス 44歳)の死亡につきまして、これまでの経緯と死因をご報告いたします。

〇経緯
2020年頃に左後足を引きずるように歩くことを確認しました。消炎剤を投与し数日で歩様は戻りました。その後も歩き方に違和感が見られる日が時折ありましたが、いずれも数日で戻り体調に大きな変化はありませんでした。2022年9月に右前肢手根部関節が曲がらず、前足が突っ張るような症状があらわれたため消炎剤を投与し治療をおこないました。一週間ほどで歩様は戻りましたが、9月23日を境に以前は出来ていた夜間の横臥休息が見られなくなりました。
2025年12月に左前足第1指と第2指の間に化膿が認められたため、継続的に治療をおこないました。患部をかばいながら歩くため四肢への負重が偏り、1月に入ると全体的な動きが非常に悪く、歩く際にバランスを崩す様子が確認されました。また歩くことを嫌がるようになったため2026年1月5日より展示場には舎外せずに寝室にて療養を開始しました。徐々に体力の低下が見られるようになりましたが、化膿部は改善傾向にあり、日々の様子を慎重に見守りながら必要な治療を続けていました。しかしながら、1月31日の午前5時41分に容体が急変し起立困難となりました。起立補助および治療をおこないましたが、回復には至らず2月1日の午前8時22分に死亡しました。
〇死因および剖検結果
死因:起立不能による循環器不全
両肩・膝・肘・足根・手根関節面にびらん形成、骨増生が認められたため慢性変形性関節炎であったと考えられます。
直接的な死因には関係ありませんが、子宮腫瘍の所見が認められました。
ミネコとの今までについて、飼育担当者が想いを綴ったブログも掲載しております。あわせてお読みいただけますと幸いです。
改めまして、たくさんのお客様からのゾウたちへの励ましの言葉や差し入れ、また体調不良時にアドバイスをいただいたゾウ飼育園館様、歴代のミネコ担当者、そして、ミネコに会いにきていただいた多くの皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
またミネコへの多くの献花やあたたかいメッセージ、そしてお別れ会にお集りいただきまして、誠にありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。
これまでの経緯や今回得られた知見は、今後の飼育および健康管理に活かしてまいります。


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