令和7年6月「共創コラム（市全体推進担当）」

#日立市　#次世代未来都市　#共創プロジェクト　#大阪・関西万博

未来社会の実験場

共創プロジェクトの市/全体推進担当の次長です。

今年は、4月から10月にかけて、大阪の夢洲を会場に、「大阪・関西万博」が開催されています。その目玉ともいえる「空飛ぶクルマ」、「火星の石」、「iPS心臓」などは、是非、機会をつくって見てみたいなと思っているところです。

今回の万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」、コンセプトは「未来社会の実験場」となっております。

令和5(2023)年12月から日立市と日立製作所が進めている、「次世代未来都市（スマートシティ）の実現にむけた共創プロジェクト」では、デジタル技術を活用して、日立市の活性化及び日立市民の安全・安心な暮らしを実現していくため、まずはグリーン産業都市の構築、デジタル健康・医療・介護の推進、公共交通のスマート化について優先的に取り組んでいるところで、まさに未来都市の実現に向けた実験場といえる取組だと思っています。行政だけではなかなか手を付けられないところでありますし、今回は日立製作所との共創ということではじめて可能となっていると捉えています。日立市が、日立製作所の手掛ける社会イノベーション機能・サービスの実証・実装フィールドとして、共に取り組んでいけることは、日立市のまちづくりにとって、またとないチャンスだと思っています。

私が子供の頃に開催された「つくば科学万博」では、リニアモーターカーや超巨大テレビジャンボトロン、立体映像などが人気で、わくわくしながら家族とともに見に行った記憶があります。共創プロジェクトのさまざまな取組を進めていく上でも、私たち市民一人ひとりがわくわくしながら自分事として捉え、一緒に取り組んでいくとともに、さまざまなステークホルダとなりうる方々に関心を持ってもらえるような、まさに万博のようなプロジェクトとして進め、市民の皆さんと次世代未来都市を感じられる取組としていきたいと考えていますので、ご理解ご協力いただけますようお願いいたします。