ページID1004745  更新日 令和6年4月10日

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写真:桜1 春には市内一円が淡く優しく色づく 工都で咲き誇る満開の“桜”

日立市のシンボルである桜は、市民と企業が力を合わせて煙害を克服した力強い歴史の上に育まれました。春になると日立市は、美しく咲き誇る桜でいっぱいになります。

今の日立市発展の原点となったのは、日立鉱山の創業でした。しかし、鉱山が発展していく過程で、周辺の山林や田畑は煙害による大きな被害を受けました。
日立鉱山は、煙害により荒廃した自然環境の回復を図るためオオシマザクラの苗木を育成し、1915(大正4)年から1932(昭和7)年にわたって、260万本のオオシマザクラを中心とする推定500万本もの苗木を植えました。オオシマザクラが育つようになると、ソメイヨシノを接ぎ木して、苗木を大量につくりました。
ソメイヨシノに着眼した庶務課長の角弥太郎氏は、1917(大正6)年頃に社宅、学校、道路、鉱山電車線路沿い等に約2,000本を植えさせ、これらが日立市の桜の原点となりました。先人たちが受け継いできた本市の宝である桜を次の世代に引き継ぐため、日立市は2019(令和元)年7月に「さくら課」を新設し「さくらのまちづくり」を進めています。

写真:桜2

鞍掛山では、鉱山の煙害を克服するため植栽された桜の子孫である約520本のオオシマザクラやヤマザクラが見られます。

写真:桜3

十王パノラマ公園には、35種約400本の桜があり、春には花見客でにぎわいます。

写真:桜4

写真:桜5

「平和通り・かみね公園」は「日本さくら名所100選」にも選定されています。平和通りには約120本のソメイヨシノ、かみね公園にはソメイヨシノやサトザクラなど約1,000本の桜が植えられています。

基本情報

所在地

  • 鞍掛山(日立市宮田町地内)
  • 十王パノラマ公園(日立市十王町友部1085-6)
  • かみね公園(日立市宮田町5-2-22)
  • 平和通り(日立市平和町地内)

問合せ先

日立市さくら課 0294-22-3111

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