日立市総合計画(基本構想部分)を策定しました
共創で新たな歴史を刻む 次世代型みらい都市 ひたち 人づくり・まちづくり・そしてみんなの幸せづくり
このたび、2022(令和4)年度から2031(令和13)年度までの10年間のまちづくりの指針となる「日立市総合計画(基本構想部分)」を策定しました。
(全文は、下記PDFファイルをご参照ください。)
日立市総合計画(基本構想部分) 2021(令和3)年12月17日議決
まちづくりの基本理念
これまでの本市のまちづくりの根幹を成し、いわば、普遍的な理念であると言える「暮らし」、「まちの活力」、「地域力」、そして、それらを形作っていく「人」という視点に主軸を置きながら、全ての人が、共助の精神を持って、安心して生き生きと暮らせるまちを目指し、「安心とやさしさにあふれるまち」、「活力とチャレンジにあふれるまち」、「ひたちらしさがあふれるまち」の3つの理念を設定しました。
安心とやさしさにあふれるまち
市民一人一人が、思いやりを持ち、互いに寄り添い、安全に、そして安心して快適に暮らせるよう、人にやさしく、誰もが住み続けたいと思えるまちづくりを進めます。
活力とチャレンジにあふれるまち
積極的に新たな産業の振興や、にぎわいの創出に取り組むことで、まちの活力を育み、誰もが生きがいをもち、将来にわたってチャレンジし続けることができるまちづくりを進めます。
ひたちらしさがあふれるまち
豊かな自然環境、災害が少なく温暖な気候、多様な地域資源など本市が有する「強み」をいかし、「ひたちらしさ」を磨き育み、新たな価値を生み出しながら、総合力を備えたまちづくりを進めます。
将来都市像
現在の日立市総合計画(計画期間 2012(平成24)年度~2021(令和3)年度)においては、「生活未来都市・ひたち 知恵と自然が響き合い、くらしを明日につなぐまち」を目指すべき将来都市像と定め、その実現に向けて、各種施策を着実に推進してきました。
しかしながら、策定から10年が経過する今、本市を取り巻く社会経済情勢は大きく変化しており、新たな行政課題が生じています。これらに的確に対応し、今後も持続可能なまちとして発展し続けるためには、これまでのまちづくりの方向性に新たな視点を加えながら、更に発展・継承していく必要があります。そのため、目指すべき将来都市像を次のように定めました。
共創で新たな歴史を刻む 次世代型みらい都市 ひたち
人づくり・まちづくり・そしてみんなの幸せづくり
「共創で新たな歴史を刻む」は、人口減少・少子高齢化、新型コロナウイルス感染症の影響など、様々な行政課題に直面する中にあっても、市民・企業・行政が共に手を携え、「地域共創」の精神の下、持てる力を十分に発揮し合い、未来を切り拓いていこうとする意志を示すものです。
また、将来への先行きが見えず、不確実性が高まる時代にあっても、逆境を更なる成長のチャンスと捉え、本市が有する「まちの資産」を最大限にいかしながら、社会情勢の変化や新たなニーズに対応し、新たな価値を創造していくことで、次世代型の一歩進んだ「みらい都市」を築き、本市の新たな歴史の1ページを紡いでいきます。
さらに、まちの発展を支える「人財」の育成に注力し、様々な主体が連携・協働し、より多角的な視点を持ってまちづくりを進めていくことで、全ての世代が幸せを実感できるまちを目指します。
今後の予定
今後、市では、基本構想に基づき、「まちづくりの基本理念」及び「将来都市像」の実現に向け、令和4年度から令和8年度の5年間に取り組むべき具体的な施策、事業を定める基本計画部分を2022(令和4)年3月までに策定する予定です。
添付ファイル
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