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令和3年12月4日(土曜日)

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できることから

令和3年12月4日(土曜日)

突然ですがクイズです。
かみね動物園で現在飼育している中で最も「絶滅」が危惧されている動物は何でしょうか?

正解は・・・・・
コサンケイ
      <コサンケイ>
「コサンケイ」です。当園では♂を1羽飼育しています。深い青みを帯びた黒色の羽が光に照らされるととても美しいです。
彼らの生息地はベトナム中部。しかし農地開発やベトナム戦争時に散布した除草剤による森林の減少・狩猟などにより生息数が激減しました。
2000年に入ってからは目撃情報が全く無く既に絶滅している可能性も示唆されています。
野生では見られなくなりましたが動物園では飼育しているため世界中で繁殖計画が立てられて命を繋いでいます。

パッと見た感じ地味な鳥ですがもう野生にはいないとなると少し考えてしまいます。
「なんでいなくなったんだろう」「いなくなる前に何かできる事はあったのか?」「今、自分には何ができるのか?」

エリマキキツネザル シロテテナガザル
コツメカワウソ トラ

かみね動物園には他にも野生下で絶滅の恐れがある動物を多く飼育しています。
彼らを守るために大切なのはまず知ること。どのような場所でどんな暮らしをしているのかを知ればできることから始められます。

来園者に動物の事を伝えながらどうしたら野生下の動物の支援に繋がるかを考えました。
そこで思いついたのが「募金」。
現地の環境保全団体を支援する寄付金を集めれば、来園者に動物の事を知ってもらった上で野生動物を守ることにも繋がります。

クロサイ レッサーパンダ

そこでレッサーパンダとクロサイを対象に募ってみることにしました。
両種とも過度な狩猟や生息地の減少などで絶滅の恐れがありますが、現地でそれを防ぐ活動を行う団体がいます。当園でもこれまで国際レッサーパンダデー(9月第3土曜日)と世界サイの日(9月22日)で来園者にガイドなどを行ってきました。

募金箱

今回の募金のために作製したお手製募金箱!中身が見える仕様です。
器用なクロサイ担当に作ってもらいました。

レッサーパンダの募金箱
   <掲示物と共に設置します>

本当はイベントなど行いたかったのですが今年は感染対策のために断念。
代わりにYouTube用動画を作成して頂きました。
動物の事や野生下での現状について伝える動画です。

レッサーパンダYouTube

クロサイYouTube

募金箱の後ろで眠るクロサイ
<募金箱の後ろで眠るクロサイ>

募金箱は1カ月設置してどのくらい集まるか不安がありましたが、多くの来園者が足を止めてお金を入れてくださいました!
おかげで予想を上回る額が集まり本当に感謝いたします。
詳細はHPをご覧ください→こちら
 募金は私たちができる身近な環境保全活動。
他にも普段通り生活しながらできることはたくさんあります。まずは調べて知って、そして実践。私も来園者に求めるだけでなく自ら動けるよう過ごしていこうと思います。

(飼育員 スーパーの半額品大好物なかわそえ)

参考資料
第2次ズーストック計画(東京都)
東京ZoovieYouTubeチャンネル

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産業経済部かみね公園管理事務所
代表電話番号
0294-22-5586
ファクス番号
0294-22-5596
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