今回で6回目となった動物園と郷土博物館のコラボイベント「ズーハク」、今回は両施設を巡るクイズラリーを開催しました!
動物園には博物館職員が考えたクイズを、博物館には動物園職員が考えたクイズをそれぞれ出題し、それぞれの施設をいつもとは違う視点から見たり、考えたりすることで新たな楽しみを発見できるというイベントです。
日立市から大昔のゾウの歯が出土しているんですよ!ロマンがありますね!!
絵師は鳥の絵を描くためにたくさんの鳥を飼育していたそうな。鳥の動きや体をじっくり観察していた事でしょう。
狛犬のモデルはまさかの獅子、つまりライオンです!犬ではないことにビックリ!!!
ニホンカワウソの絶滅はつい最近の事なんです。その日本が現在一番のカワウソ消費国になってしまっているのは皮肉なことです。
クジャクの立派な羽は毎年生え変わります。秋から冬にかけてはちょっと地味なんですよ。
タンチョウの頭は血管が透けて赤く見えます。赤い羽根が生えていると思っている方が多かったみたいです。
問題は全部で12問!皆さんけっこう苦戦していました。動物園を見ながら昔の人の生活や文化に思いを馳せることなんてなかなかありませんからね。全問頑張ってくれた証としてオリジナル缶バッジをプレゼントしました。クイズに登場した動物園の動物と博物館の資料が一緒に描かれた完全非売品のお宝です。
<解説をじっくり見ています!> <缶バッジは全部で12種類>
ズーハクは「動物園は遊ぶ場所」「博物館は勉強する場所」というイメージをぶっ壊したいという思いからスタートしました。どちらも楽しく学べる場所なのにイメージが固定化されてしまっています。これは日立市に限らず全国的に言えることです。動物園や博物館で「学ぶ」とは私たちが何かを教えるというより、皆さんが何かを発見したりや考えたりするということです。表現しているのは動物であり、絵画であり、土器や民具などの展示資料で、私たちはその仕掛けを作っているに過ぎません。ズーハクという全国的にも珍しい取組によって、もっともっと動物園と博物館の楽しみの幅を広げていければと思います。第7弾にもご期待ください!!!
連携の本当のきっかけはお酒の席で盛り上がってというのは大きな声では言えない 中本
<クイズの合間に火起こし体験!>