動物園では2月2日の日曜日に節分イベントを開催しました。
その名も「チンパンジーの森を守ろう」
チンパンジーと節分…
関係あるのかと思いますよね?
たくさんの動物が野生での数を減らしていますが、
チンパンジーも、密猟や住んでいる森が減ってきていることで野生での数を減らしています。
かみね動物園にもチンパンジーが住む森があります。
今回はそこに生えている木を伐採しにくる鬼を退治して、チンパンジーの森を守ろう!という企画でした。
並んで待っていてくれた皆様に
まずは豆を配ります。
中学生以下50人限定のイベントでしたが、たくさんの方に集まっていただきました。
かみね動物園にいるチンパンジーの紹介や
野生でのチンパンジーの暮らしのお話。
チンパンジーってどんなイメージ?
野生で数が少なくなってきているのはなんでかな?
スタッフの話や問いに一生懸命聞いて答えてくれる子供もいてとても嬉しかったです。
そんな話が終わろうとする頃、なにやら展示場が騒がしい…!
鬼に扮した密猟者です!
参加した子供には「鬼は~外!」の掛け声で豆を投げてもらい、鬼を撃退することができました!
そして皆さんが投げた豆は、嬉しいことにチンパンジーのおやつになりました。
森を守ってもらい、おやつに豆も食べられたチンパンジーにとっては「鬼は外、福はうち」になりましたね。
動物園での動物が
野生ではどんなふうに暮らしているのか、
どんな状況下にあるのか、
参加者の皆様が楽しみつつも考えるきっかけであったら嬉しいです。