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staff blogスタッフブログ (動物園ブログ)

動物園で英語を楽しむ

令和3年12月6日

11月27日、「EnglsihだZoo」を開催しました。
学校教育を動物園で行う事でより楽しく学べることを市民に伝えるために企画したこちらのプログラム。
「動物園で英語を楽しく」をモットーに今年で3回目の開催です。

講師の方々 
  <参加者の皆さんと講師の方々>         

講師はEngishだZooでお馴染みChris先生。そしてオーストラリアに留学経験のあるところ飼育員。
今回はFirstNameのAmi先生で子供たちをエスコートします。

ゲームの様子
  <Stand up, Sit down ゲーム>

まずは緊張している子供たちをリラックスさせるためにゲーム!
Stand up,Sit downの掛け声に合わせて立ったり座ったりしますが先生たちが引っ掛け問題を出すのでなかなか難しい・・・。今回のプログラムを共に考えてくれたFumi先生が笑わせてくれ和やかな雰囲気となりました。

Chris先生 動物園へLet's Go
             <無線が!>                                     <動物園へLet's Go!>

先生たちが出題するクイズを答えてる途中で無線が!
「Hi, This is Nishino. 準備は良い?」と外で待機している飼育員からです。
Chris「ミンナ、EnglishだZooアドベンチャーシニイク?」
参加者「行く行くー!」
動物園へLet’s Go!!

英語発見!
  <自動販売機の上に英語発見!>

目的の場所に行く途中で英単語を発見。
こんな風に道すがら隠れている英単語を探してChrisと共に発音しながら進んでいきます。
飼育員に英語で質問 
  <飼育員に英語で質問します>

目的地はおべんとう広場。
ここではまず2名の飼育員の担当動物当てクイズをしました。
英語で質問して(飼育員も英語で回答します)、何の動物を担当しているかを考えます。
大きさや色、鳴き声など次々明らかになるヒントから推理していきました。

飼育員が3択クイズを出しています

正解は「ライオン」と「プレーリードッグ」でした。
ライオンは簡単だったけれどプレーリードッグは少し難しかったようです。

福笑いを作る 実際に見に行きました
   <チームに分かれて福笑い>        <実際に確認して作ります>

最後に「アニマル福笑い」。
パーツを見ながらある動物の顔を完成させていきます。
実はモデルとなった動物はすぐ近くにいるので何度もみんなで見に行きながら作り上げまnした。職員は何度も往復する子供たちの体力についていけずヘロヘロでした(笑)

午後の部は風が強すぎてパーツが飛んでしまうハプニングもありましたが皆チームで協力して動物を観察しながら作り上げてくれて、ゲームを考えた私たちはとても嬉しかったです。

パーツを英語で言う

出来上がった顔を皆で見ながら体の各部位を英語で発音。
nose(鼻)やeyes(目)の他tale(尾)など動物ならではの単語もありました。
作った動物種は
シロテテナガザル:White-handed(白手) Gibbon(テナガザル)
ワオキツネザル:Ring-tailed (輪模様の尾)Lemur(キツネザル)
それぞれ動物の特徴をとらえた単語が英名に組み込まれています。

総まとめ

最後は今日やったことの総まとめ。
福笑いで作った動物の英名を答えて引き換えにオリジナルしおりをプレゼントして先生たちと記念撮影をして終了です。
このようなプログラムを開催するとどうしても控えめな子が後ろに行ってしまいがちなのですが、今回は全員が頑張って英語を使ってくれたのがとても印象的でした。

現在集計しているアンケートの中では「動物福笑い」で発した動物種名の単語を覚えている子が多いようです。実際に動物を見ながら覚えたので、学校では習わない馴染みの無い英語ですが動物の姿形とリンクして頭に残りやすいのでしょうか。

「動物園」は今回のように楽しい学習の場としても利用できます。あくまでプログラムとしては一例ですので今後も新たな動物園の活用法を模索しながら実践していこうと思います。
他にもこんなアイディアあるよ、という方はぜひ教えてくださいね。
ではでは、See you again!

午後の部  午前の部
      <午前の部>                 <午後の部>

最後、みんなで記念撮影。ありがとうございました!

(ZooKeeper Kawasoe)

令和3年12月6日

できることから

令和3年12月4日

突然ですがクイズです。
かみね動物園で現在飼育している中で最も「絶滅」が危惧されている動物は何でしょうか?

正解は・・・・・
コサンケイ
      <コサンケイ>
「コサンケイ」です。当園では♂を1羽飼育しています。深い青みを帯びた黒色の羽が光に照らされるととても美しいです。
彼らの生息地はベトナム中部。しかし農地開発やベトナム戦争時に散布した除草剤による森林の減少・狩猟などにより生息数が激減しました。
2000年に入ってからは目撃情報が全く無く既に絶滅している可能性も示唆されています。
野生では見られなくなりましたが動物園では飼育しているため世界中で繁殖計画が立てられて命を繋いでいます。

パッと見た感じ地味な鳥ですがもう野生にはいないとなると少し考えてしまいます。
「なんでいなくなったんだろう」「いなくなる前に何かできる事はあったのか?」「今、自分には何ができるのか?」

エリマキキツネザル シロテテナガザル
コツメカワウソ トラ

かみね動物園には他にも野生下で絶滅の恐れがある動物を多く飼育しています。
彼らを守るために大切なのはまず知ること。どのような場所でどんな暮らしをしているのかを知ればできることから始められます。

来園者に動物の事を伝えながらどうしたら野生下の動物の支援に繋がるかを考えました。
そこで思いついたのが「募金」。
現地の環境保全団体を支援する寄付金を集めれば、来園者に動物の事を知ってもらった上で野生動物を守ることにも繋がります。

クロサイ レッサーパンダ

そこでレッサーパンダとクロサイを対象に募ってみることにしました。
両種とも過度な狩猟や生息地の減少などで絶滅の恐れがありますが、現地でそれを防ぐ活動を行う団体がいます。当園でもこれまで国際レッサーパンダデー(9月第3土曜日)と世界サイの日(9月22日)で来園者にガイドなどを行ってきました。

募金箱

今回の募金のために作製したお手製募金箱!中身が見える仕様です。
器用なクロサイ担当に作ってもらいました。

レッサーパンダの募金箱
   <掲示物と共に設置します>

本当はイベントなど行いたかったのですが今年は感染対策のために断念。
代わりにYouTube用動画を作成して頂きました。
動物の事や野生下での現状について伝える動画です。

レッサーパンダYouTube

クロサイYouTube

募金箱の後ろで眠るクロサイ
<募金箱の後ろで眠るクロサイ>

募金箱は1カ月設置してどのくらい集まるか不安がありましたが、多くの来園者が足を止めてお金を入れてくださいました!
おかげで予想を上回る額が集まり本当に感謝いたします。
詳細はHPをご覧ください→こちら
 募金は私たちができる身近な環境保全活動。
他にも普段通り生活しながらできることはたくさんあります。まずは調べて知って、そして実践。私も来園者に求めるだけでなく自ら動けるよう過ごしていこうと思います。

(飼育員 スーパーの半額品大好物なかわそえ)

参考資料
第2次ズーストック計画(東京都)
東京ZoovieYouTubeチャンネル

令和3年12月4日