★第46回サマースクール開催しました★
7月25・26日の二日間、かみね動物園夏の恒例行事、サマースクールを開催しました!
(開催から早一か月、報告が遅れ、気づけば夏も終わりそうな時期になってしまいました…。)
動物観察や飼育体験など、各学年(2,3,4,5・6年生の4グループ)に分かれてワークに取り組みました。また、個人で取り組むワークだけでなく、皆で協力しながら取り組むワークも設け、動物園で暮らす動物についてだけでなく、人とのコミュニケーションについても学べるような内容にしました。
2年生
モルモットやウサギ、なんとなく見るだけでなく、体のつくりや動きなど、観察のポイントについて学びました。
<ウサギとモルモットの観察。見たり実際に触れてみたり、新たな発見はあったかな?>
観察の後はチームに分かれてのワーク。動物たちがよりよく過ごすためにはどうすればいいか?動物の過ごす環境についてチームで考え、実際に環境づくりをした後動物たちの反応を観察しました。
<何もない環境でのウサギの様子を観察し、ウサギにとってより良い環境とは何か、皆で考えました>
<自分たちが作った環境でウサギがどのように過ごすのか観察しました>
4年生
4年生は飼育体験からスタート!アカカンガルーの寝室をみんなで協力しピカピカにしました。使い慣れない竹ぼうきやブラシも、作業が進むにつれ上手に使いこなしていました。
<竹ぼうきで糞を拾い、最後は水できれいに流す!見事なホースさばきです!!!>
後半はエンリッチメントについての学習。まずは自分たちでエンリッチメントを体感し、その後、ニホンアナグマへのエンリッチメントとしてフィーダーを作ってもらいました!アナグマたちは少し警戒していましたが、最後にはしっかりとフィーダーを使っていました!
<アナグマのフィーダーづくり、土や落ち葉を敷き詰め、中には餌となるミミズを入れました。穴掘りが得意なアナグマたちは上手に落ち葉や土をかき出し、時間をかけてミミズを食べていました>
このほかに、3年生では爬虫類の観察、5・6年生はゾウの飼育体験やSDGsについての学習を行いました。
<3年生はカメ、ヘビ、トカゲチームに分かれてそれぞれ観察、最後にグループごとに発見したことを発表しました>
<5・6年生はゾウの寝室掃除からスタート!大量の糞を運び出します。その後はゾウの糞を使った紙づくりを体験。SDGsについても考えるきっかけになったかな?>
子供たちはとても楽しみにしていたようで、張り切ってワークに取り組んでいました。2日目はまさかの強雨、、あいにくの天気ではありましたが、そんな状況にも負けず一生懸命ワークに取り組む姿が印象的でした。このサマースクールを通して新たな発見をしてほしいという園長の言葉通り、皆さんにとって大きな発見のある場になったのではないでしょうか。
今回参加してまた参加したいと思った方、参加したかったのに抽選に外れてしまった方、このブログを見て参加したいと思った方、来年もサマースクール開催予定です!皆様のご応募、来年もお待ちしております!!