チンパンジーの運動場が緑豊かになることを目指して始めた「チンパンジーの森をつくろう」。第9回目となる植樹祭をを5月27日(土)に行いました!
前日、前々日と雨が降っており心配していたのですが案の定朝から雨…
天気予報によれば10時からは曇り。開催は10時。朝から市内では「運動会やりますよ」の花火オンパレード…
「よし!きっとやむはず!決行しましょう!!」という事で中止せず開催することになりました。
残念ながらキャンセルされる方もいましたが、小雨の中6組15名の方が参加して下さいました!
<まずは園長の挨拶と担当者からお話>
お話の中で「チンパンジーが野生で暮らしているのはアフリカ?アマゾン?どっちでしょう?」というクイズを出したのですが、ここで担当者ビックリ!ほぼ全員の方がアマゾンを選択…
正解はアフリカなのですが、「ライオンがシマウマを追いかけている乾いたサバンナ大地」というイメージが強いのか、森があるとは思わなかった様子でした。
<ゴンベ国立公園の森> <野生のチンパンジー>
上の写真はアフリカのタンザニア、チンパンジー達が暮らすゴンベ国立公園の写真です。こういった場所で暮らしていることをこの機会に知ってもらえたらと思います。
お話の後はいざ作業へ!運動場は草や小さな枝がたくさん生えており、さらに雨ということもありツルツル…それでも子供から大人まで、皆さん一生懸命作業をして下さいました。本当にありがとうございました!
<小雨の中の作業でした>
このイベントでは毎年植樹をしていますがまだ森といえる状態にはなっていません。さて、どうしてでしょうか?
それは…チンパンジー達が食べたり、折ったりしてしまうから。
<今年も早速食べていたゴウちゃん>
そのため植樹したものが大きくなるのにはとても時間がかかり、また育たないこともあります。
それでも「チンパンジーたちが楽しんでくれるなら」と参加者の方々は植樹をしてくれるので、とても嬉しく有り難いことだなと感じています。終了後に書いて頂いているアンケートを読むと担当者は感動してちょっと泣きそうになります。
<嬉しそうなチンパンジー達>
ただ折角の機会なので最後に全員で記念植樹をしています。こちらは園路に植えるためチンパンジーたちに利用されることはありません。ただ、いつか大きく育てば木の葉を動物たちにあげることができます!
<記念植樹は子供たちに頑張ってもらいました!>
<最後に全員でパシャリ☆>
この「チンパンジーの森をつくろう」は長い長い年月が必要なイベントです。もう木はいらないよ!、という日がくるまで続けられたらと思っていますので、興味のある方はぜひ来年ご参加ください!
お待ちしております♪
(パソコンが2回もフリーズしその度に最初から書き直し悲しくなったチンパンジー担当 大栗)