11月14,15日に「やきもの動物園」を開催しました!
「んっ?何そのイベント??」と思われる方が多いはず!実は今回が初めてのイベントで、陶芸家さんの作品展、職員たちの粘土作品展、粘土で動物作りの3本柱で実施しました。
日立市出身で現在は茨城県笠間市で陶芸家として活躍されている中野明彦さんに来園頂きました!とても気さくな方でした。
今回かみね動物園にいる動物たちをモチーフとした作品を作って頂き、数多く展示!さらにその場で販売も行いました。
動物たちの表情は一つ一つ違い、とても可愛らしく職員たちも「欲しい!!」と口々に言っていました。実際お家に連れて帰った職員もいましたよ。
中野さんの作品に対抗(?)し、職員たちが自分の担当動物を紙粘土で作成しました!
「上手!!」と思わず拍手してしまう作品もあれば、「これは…何?」という珍作品も…
でもどの作品も職員たちの担当動物への愛情がこめられているものなので温かい目でご覧下さい!こちらは今月末までどうぶつ資料館にて展示しています。
親子で参加をして好きな動物を紙粘土で作ってもらいました。
子供たちは図鑑を見たり、写真を見たり、職員や中野さんに相談しながら一生懸命紙粘土と格闘していました!ビーズやどんぐりなどもたくさん使い最後まで楽しく作ってくれ、個性豊かな作品がたくさんできました!!
また一緒に参加した大人の方達も久しぶりに触る紙粘土に「懐かしい!」と言いながら子供達と楽しそうに作ってくれました。
粘土で動物を作ったり、絵を描いたりすると「あれ?トラの尻尾の柄ってどんなのだっけ?」「シマウマの縞ってどこまであったっけ?」と意外と動物達のことを分かっているようで、分かっていないことに気がつきます。
動物をよく観察する、というのは言葉を喋れない動物達と向き合う飼育員にとってはとても大切なことです。みなさんも動物園にきた時にいつもよりちょっとの時間長く動物を観察していると新しい発見があるかもしれませんよ!
こういった粘土作りなどを通して動物をよく観察してみる!というきっかけにしてくれたら嬉しいな、と思います。
やきもの動物園は新しい取り組みでしたが、参加者の方々から「楽しかった」というお言葉をたくさん頂きました。また何かの形で開催できれば良いなー、と思っておりますので楽しみにお待ち下さい!!
(宇宙人みたいな作品を作った飼育員 おおぐり)