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staff blogスタッフブログ (西野 勇人のブログ)

縄文人に挑戦!?

2016年10月8日

先日の9月17日と18日に動物園と郷土博物館のコラボ企画「ズーハク」を開催しました!

「ズーハク」ってなに?という声が聞こえてきそうですが、これは動物園(Zoo)と物館を掛け合わせた造語です。

動物園と博物館は徒歩3分、住所は同じという超至近距離でありながら、これまで一緒に何かを行うということがありませんでした。

これはモッタイナイ、せっかく近くにあるのだから動物園と郷土博物館で協力してイベントを行おうとの話しからこのズーハクがスタートしました。

2015年から始まり今回で三回目!第三弾となる今回は「縄文人に挑戦!?シカの角で何つくる?」と題してワークショップを行いました。


まず最初に縄文人とシカの関係を学んでもらうために、飼育員と博物館職員で楽しい劇をしました☆

今から約5千年前にタイムスリップし、シカが生活する姿や縄文人が道具をつくる姿、縄文人とシカとの関わり方を見てもらいました。

シカ 縄文人

             飼育員と博物館職員の迫真の演技♪

楽しい劇の後は、クイズでおさらい!

シカの角があるのはオス?メス?というクイズや縄文人はシカの角で何を作ったでしょう?なんてクイズを出題しました。シカの姿に泣き出してしまうハプニングもありましたが、クイズはほとんどが正解!

しか クイズ

   シカの角はオスかな?メスかな?      縄文人もクイズの時は日本語で!

 

そしてお次はお待ちかね!シカの角を使ってアクセサリーを作りました!

これまでのシカ角ストラップはシカの角を輪切りにしたものだけでしたが、今回は博物館とのコラボ企画「ズーハク」です!

動物園のシカ角に対して、博物館からは貝殻を用意しました。

みなさんは貝塚って知っていますか?近くでは南高野貝塚なんてのがありますね。昔の人は貝殻を捨てるのに、穴を掘ってそこに捨てていたそうです。まさに天然のゴミ箱!自然からのものは自然に還す精神ですね。他にも割れてしまって使わなくなった土器(土をこねて焼き上げて作った器)なんかも入れていたそうです。

※現代のみなさんはちゃんと決められた所に捨てましょうね!!

話はそれましたが、そんな縄文時代にゆかりのある物を使いました。そこにみんなの美的センスをプラスして素敵なアクセサリーを作っちゃおう!というのが今回のワークショップでした。

つの わーく

   材料はこちら!           みなさん没頭!

スト1 スト2

スト3 スト4

結果は大成功☆みんなそれぞれ素敵なストラップを作ってくれました!

ストラップ作りが終わったら、後ろで土器を触ってみようのコーナーや動物の角を触ってみようのコーナーを楽しんでました。溝の入った石や土偶を見て触って、どんな風に使っていたのか何からできているのなどあれこれ考えをめぐらせていました。子どもだけでなく大人まで興味津々でした♪お隣では普段あまり見ることのないキリンの頭骨やシカやバイソンの角を間近で見て触れていました。この骨を見るとキリンにも角がありますね。そうです!実はキリンは牛の仲間なんです!だから角があるんですね。バイソンの角を手に取ったり、大型のシカの仲間のワピチの角を頭に付けてみたり!みんな思い思いに堪能していました。

解説 うしろ

     縄文人の解説付き!        キリンの頭骨やシカ、バイソンの角も

18日はあいにくの雨模様にも関わらず多くの方が参加してくださいました!

おかげでズーハク第三弾も大成功でした☆ありがとうございました。

どうしてもレジャー施設として見られていることが多い動物園ですが、法的には博物館の一種として位置づけられています。一方博物館は多くの学びがあるにも関わらず、ハードルが高く気軽に入りづらいといった声が聞かれます。それぞれの長所を活かし、それぞれに新しい風を吹かせたい!という熱い思いがこの「ズーハク」という企画を生み出しました。実際にこのワークショップに参加された方からは、

・動物園と博物館に対するイメージが変わった。

・ズーハクを通して博物館に行ってみたいと思いました。

・知らない事がわかって勉強になった。

といった感想が聞かれました。ガッツポーズが出るほど嬉しい声です!!

こういったイベントを積み重ねていくことで博物館と動物園のイメージを少しずつ変えていくように頑張ります!

なのでみなさんも博物館、動物館にどしどし足を運んでください♪

集合 しゅうごう

                          飼育員 西野

2016年10月8日