アジアゾウと消防ホースのフィーダー そのいち(作成編)→www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/nishikawa/p110552.html(新しいウインドウが開きます)
アジアゾウと消防ホースのフィーダー そのに(スズコ編)
→www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/nishikawa/p111654.html(新しいウインドウが開きます)
の続きです。
消防ホースのフィーダーにニンジンやサツマイモを挟みなおします。
いったいそれは何なの?というような勢いでやってきて、ごはんをセットしているのを見ているミネコ。
はいどうぞ、とミネコの鼻が届くぎりぎり所に置いた瞬間、待ってましたとばかりに鼻をのばします。
鼻先で器用にフィーダーのはじっこをつまむようにして掴み…、もちあげ…
ふりふり動かし…、いっきにフィーダーからサツマイモやニンジンを振り落としてしまいました!
す、すごいぞ、ミネコ。
フィーダーから落ちたごはんを食べるかなぁと見ていると…、鼻でポンポンと音を鳴らし始めました。
ゾウは不満だったりイライラしている時鼻でポンポンと音を鳴らします。
フィーダーが嫌だったのかな…。
と思ったら、再び鼻でつかんで
ぐいーーーーーっと自分の方に引っ張りはじめました。
まあ、まだ大丈夫、こんなものでは壊れない…はずと思って見ていると
今度は伸びたフィーダーを鼻で締めあげている…?
どうにかして柵の向こう側にあるフィーダーを自分の方に持ってきたい様子。
フィーダーより、そこから落としたごはんを食べなよ~と見ていたんですが、この後さらに鼻で引っ張ってのびのびになったフィーダーを口でくわえ、さらにさらにぐいーーーっと引っ張りはじめました。
そこまでいくと、いくら頑丈な消防ホースといえどもビリ…ビリビリと音をたてはじめてしまいました。このままではいかん!消防ホースがちぎれてしまう!ということで他のごはんでミネコの気を引きフィーダーを鼻の届かない位置まで回収。
2倍の長さに伸びてしまった消防ホースのフィーダー。
この間、約15分。ありがとう、フィーダー。きっと君はスズコとミネコの楽しいおもちゃになったはず。
きみの勇姿は忘れないよということで、まさかの1日で寿命をむかえたフィーダーでした。
ミネコは歴代のおもちゃを壊してきたツワモノとは聞いていましたが、まさかこれほどとは。
恐るべし、ミネコ。
私が予想した鼻でサツマイモを一個ずつつまんで取るという行動は見られませんでしたが、豪快にミネコはフィーダーを使ってくれました。現在、このフィーダーはゾウ展示場横のスギの木に飾ってありますので興味のある方は見てみてください。
今回は、細めの消防ホースでフィーダーを作成しましたがもう少し太いホースで作ったら耐久性もアップしたのかもしれません。もし、太い消防ホースが手に入れば再挑戦してみようかなーと思います。
これにて消防ホースのフィーダーあげてみたブログは終了です!
次回、オレンジ色のあいつをぶら下げてみた…に続くかも。
(ミネコが使っている動画後日SNSにアップします アジアゾウ担当 にしかわ)