はちゅウるい館の入口の近くにこんな植物を植えてみました。なんだかわかりますか?
黄色で、甘くて、細長い実がなります。
<バナナ園オープン!>
そうバナナの木です!!
なんでバナナを植えたかというと、ここにはもともとクスノキが生えていたのですが、クスノキは毒性が強く動物のエサには向いていません。そこで、園内の景観を保ちつつ動物が食べられる木に植え替えようということでバナナを選びました。甘い実が館内にいるトカゲやカメ、ヨウムなどのエサになるだけでなく、葉はゾウの大好物です!おまけに、はちゅウるい館も南国の雰囲気にしてしまおうというプロジェクトです!さらに肥料はゾウのウンチを使用しています。動物が植物を食べ、その排せつ物が植物の栄養になるという自然のサイクルを見事に再現しています!
<バナナが大好きなウォータードラゴンとモエギハコガメ>
ところで、バナナがスーパーマーケットに並んでいるのはよく見ますが、どのように実がなるのかを実際に見る機会はあまりないように思います。私自身、子供のころに足しげく通っていた動物園の中にある温室で見たのが初めてだったと記憶しています。あの温室の生暖かい空気や匂い、熱帯の鳥たちの声など未だに覚えています。(今はリニューアルによって無くなってしまいました。悲しい。)そんなホンモノを子供たちに見せるんだ!という大げさな野望を抱きつつ、楽しく育てていますのではちゅウるい館にお立ち寄りの際はちょっと覗いてみてください!成長が早いのなんの!!2種類のバナナが植えてありますのでどんな実が収穫できるのかお楽しみに!!!
「バナナはおやつに入りますか」がもう通用しないと知って愕然とした 中本
<楽しみだゾウ!!>