昨年の夏の出来事でした。ニッポンツキノワグマのプールを掃除するのに水を抜くと・・・
陸地から遠目で見ると得体のしれない生き物が一面にうじゃうじゃといるじゃありませんか!プールの底に降りて見てみるとなんとヤゴの大群でした。
早速、どんなトンボになるか飼ってみることにしました。
餌は何がいいか調べると、乾燥赤虫やミミズを食べるとわかったので、ホームセンターで乾燥赤虫を買ってあげてみるとまったく食べません。次はミミズだ!と動物園中を探し回りましたが意外と見つかりません。途方に暮れていると、そういえば例のあそこに・・・ミミズの養殖場が・・・あったような?なかったような!?現場百遍。いました!大量のミミズが!バケツ一杯頂いて、ヤゴに与えてみると、すぐにミミズに反応し捕まえて食べ始めました。
冬を越し、春になると脱皮をして。どんどん成長していきます。
夏が近づくある日のこと。羽化した?だけどトンボが見当たりません。部屋中探すといました。ここに!
40代の大人になっても感動です。でもなにトンボなんだろう?
調べてみると似たようなトンボがたくさんで虫素人には判別できません。
ここは詳しい人の力を借りて聞いてみることに。困った時の〇〇袋!すぐにヤブヤンマと分かりました。
次の日から続々と羽化していきます。
そして大空高く飛び立っていきました。元気でね~
担当 木村