電子スケールで体重測定!
これまでにアマゾンほしいものリストで寄付していただいた品々、大切に使わせて頂いてます。
<フィーダー、大切に使っております>
<オイルヒーターの上でくつろぐリスザル。冬の必需品となりました!>
しかし、ほしいものリストでいただいた電子スケールは常設しておらず、なかなか皆さまの目に触れる機会がありませんでした。そこで、この場を借りて使っている様子をお伝えしようと思います!
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まずはワタボウシパンシェ。
体重測定の方法はというと、電子スケールの上に板を置き(板の方が警戒せず乗ってくれるので)、その上にエサを置いて誘導します。
オス群れは以前から板の上に乗る練習をしていたため、比較的スムーズに乗ってくれるようになりました。
気になる体重は…
父:いっちゃん(639g)、長男:シゲル(523g)、次男:うり(450g)、三男:ニーヤン(500g)
まだまだ父親のいっちゃんが一番重いです!ニーヤンは兄のうりの体重をぬかしていました。
<左:台への馴致の様子/右:電子スケールに乗るいっちゃん、一番慣れています>
一方、メス群れはと言うと…オスに比べて警戒心が強く、中々計測できない日々が続いておりました。しかし!つい最近になってスケールの上に乗ってくれるようになってきました(気が向いたとき限定ですが…)!
母:はる(470g)、長女:やま(450g)、次女:よつば(500g)
<周りを気にしながらスケールに乗るよつば。部屋に入ると警戒してしまうので、ドア越しに観察中…。>
続きまして、ボリビアリスザル。
しばらくの間、電子スケールを展示場に置いて存在に慣れてもらい、慣れたかな?というところで体重測定に挑みました。こちらもエサで誘導作戦。ただ、ワタボウシパンシェとは違い近くに人がいても全く気にしない!むしろエサを奪い取りに来るほどの勢いのため、電子スケールに乗ったらエサをあげるスタイルで実施しました。
こちらはうまく量れておらず、おおまかな体重です…。
オスたち:シロ(1080g)、シッポ(1056g)、ゲンキ(680g)、ポロ(×)
メスたち:ポポ(580g)、サクラ(620g)
最年少のゲンキですが、ついにメスの体重をぬかしました!メスたちは高齢のため、若いときより体重がやや減少気味です。
普段の様子を見るとオスに比べメスの方が警戒心が強いため、メスは計測までに時間がかかるかな~?と思っていましたが、何回かやっているうちにすんなりと乗ってくれるようになりました。意外なことに、ポロ♂という個体が頑として乗らず、まだ時間がかかりそうかなという印象です。また、尻尾が長くうまいことスケールに乗りきらないため、尻尾まで量れるよう改善の余地あり…です。
<まだ尻尾が乗り切っていませんが、積極的に乗ってくれるようになりました!>
まだ完璧とは言えませんが、こんな感じで計測練習を進めております!毎日やっているわけではないので、タイミングが合えば計測風景がみれるかも…!?
最後になりますが、これまでに電子スケールやフィーダー、暖房器具、その他にもたくさんの商品を寄付していただきました。また、ご支援と共にあたたかいメッセージもいただき、職員一同とてもうれしく思っています。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました!!
これからも動物たちの心身の健康を守るよう努めますので、引き続き応援よろしくお願い致します!
<これまでのアマゾンほしいものリスト、毎回リクエストしてました…飼育員木村か>