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令和2年6月17日(水曜日)

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カワセミ舎のちょっとした変化

令和2年6月17日(水曜日)

新型コロナウイルス感染対策のため4月15日から5月24日まで休園していたかみね動物園。
5月25日より開園しております。
まだ閉鎖している場所や休止しているイベントも多々ありますが、以前の賑わいが少しだけ戻ってきました。

かみね動物園入園門

当園は休園日の無い動物園です。
毎年、12月31日と1月1日は休園していますが定期的な休みはありません。
お客さんの賑わいを嬉しく思う一方でお客さんがいなからこそできる作業もあるのでそういったことは定期的に休園日を設けてできると良いなあなんて時々思ったりしています。
なので、今回の長期休園では獣舎の中の改造をやってみました。

ペンキの禿げたカワセミ舎 ペンキ禿げてるカワセミ舎
   <正面>        <カンガルー舎脇にあります>
今回少し変えたのはカワセミ舎。
アオバネワライカワセミが暮らす獣舎です。
大工仕事が得意な職員が10年ほど前に作ったものでとてもしっかりしているのですが、ペンキは剥げて中の止まり木もボロボロになってきたので見た目とカワセミの暮らしやすさを考えた獣舎を作ろうと考えました。

止まり木止まるカワセミ 色んな所に止まってます
   <止まり木止まるカワセミ>        <色んな所に止まってます>
止まり木を切り出して中に入れて止まれる場所を増やしました。
以前は2本ほどよく止まる枝があったのですが、色んな太さと長さを持つ枝を入れてみました。

生木

生木も植えてみました。左のは枯れかけていますが、現在なんとか根付くよう奮闘中。
これが上手くいけば緑わさわさの獣舎になるはず・・・。

写真撮りづらい 
 <亀甲網がどうしても入り込み・・・>   
以前飼育していた個体が中でバタバタ飛び回る個体で大きな網目に頭がはまって抜けなくなるかも・・・と心配して獣舎の周りは全て細かい網やネットで覆われています。
しかしこれだと来園者は見づらい。

NEWカワセミ舎 取り外し可能な網
と、いう訳で日中は一部網を外して見やすくすることにしました。
夜間は網を張って事故防止対策としています。

さて、いよいよ開園!
肝心のアオバネワライカワセミの様子は・・・
アオバネワライカワセミアップ
    <気に入ってくれてる?>

小屋の中に入っています
小屋の中にいる事の方が多い?

まだ新しい獣舎に引っ越したばかりなので彼の様子を見ながら過ごしやすく、見やすい環境にしていこうと思います。
地面にいる小動物を狩る鳥なので落ち葉のプールを作ってミミズや昆虫を放してあげるのも良いかなあ、なんて考えたりしています。
来園した際はぜひカワセミ舎に注目してみてくださいね!

(飼育員 週2でオンライン飲み会 いのうえ)

オーストラリア森林火災で被災した野生動物救援のための募金

動物園に設置した募金箱には現在70280円集まりました。たくさんのご支援ありがとうございます。
募金箱は6月末まで設置しております。
引き続きご支援宜しくお願いいたします。

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産業経済部かみね公園管理事務所
代表電話番号
0294-22-5586
ファクス番号
0294-22-5596
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