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平成29年11月18日(土曜日)

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飛び出せ動物園!ボルネオ編part1

平成29年11月18日(土曜日)

 飼育員の井上です。

子供のころから動物が好きで大学を卒業してからこの業界に入り、気づくと現在10年目。
トラ、ライオン、カバなどを担当していますが、実は昆虫が好きです。

センチコガネ
   <家に来たオオセンチコガネ>

ハラビロカマキリ
 <ビーバー舎にいたハラビロカマキリ>

虫捕りに行ったり、川で生き物を探したり自然の世界が大好きです。
しかし、今はいわゆる「動物園」という人が作った場所で働いています。

人間はわざわざ生息地に行かなくてもゾウやキリンを見ることができるようになりました。
けれど動物はどう思っているのでしょう。お客さんには彼らの事どれくらい伝わってるの?
「そもそも私も野生動物のこと本やネットで得た知識しか無いや」

大好きな自然の素晴らしさをいろんな人に伝えたいと思いながらも時々もやっとしていました。
ならば(ちょっと強引ですが)、実際に彼らが暮らす場所に行ってみよう!

・・・と、いうわけで2014年8月に私は友人と共にボルネオ島へ行きました。

ボルネオ地図 ボルネオ地図アップ

ボルネオ島はインドネシア、マレーシア、ブルネイの3つの国が統治する島。

ちなみに私が担当する動物にボルネオ島で暮らす種はいません。
ではどうして行ったのか?

実はかみね動物園で働く以前に横浜の動物園で働いており、そこでオランウータンに関するワークショップに参加しました。

ズーラシアのオランウータン
 <ズーラシアのオランウータン>※よこはま動物園ズーラシア公式HPより

ボルネオの森にはオランウータンを始めとするそこでしか見られない動植物がたくさんあってそれら生き物の息づかいや暮らしを間近に見られる。動物園で暮らす動物の「野生」の息づかいをジャングルの中で感じられる。そういった話を先輩から聞いて、ボルネオにいつか行こうと思い続けていたのです。

担当してるライオンの事を知るならケニアやタンザニアに行くべきですが、やっときた憧れの地!!!「野生」を見るという点では私の仕事にもきっと役に立つはず。

飛行機から見たボルネオ島
 <あこがれのボルネオに来たーー!!!>

何もかもが新鮮。初日はマレーシアサバ州の州都コタキナバルのホテルに宿泊。
街の熱気に包まれながら眠りにつくのでした。

 おまけ

街の市場
   <エビやカブトガニ!?>

街の市場では自分で食材を選んで調理してもらうお店もありました。
売ってる食材にはカブトガニのようなものが・・・。焼くの?蒸すの?茹でるの?
今思うと頼めばよかった。どんな味だったのかしら。

 

(飼育員 いのうえ)

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