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staff blogスタッフブログ (井上久美子(旧姓:川添)のブログ)

わくわくしたよ!わくワークショップその2

2014年6月20日

わくワークショップ第2弾は「ハネハネ教室」。

鳥の羽を見て触りながら、参加者の皆さんに羽の不思議についてお話しました。

飛ぶ羽 

まずは鳥の羽の種類について。

羽には大きく分けて2つの役目があります。

1つは「飛ぶための羽」

飛ぶための羽

みなさんが頭に思い描くのは恐らく飛ぶための羽でしょう。

かのイカロスが焦がれていた翼は一枚一枚がこんな羽でできています。

これが何枚も重なり、上手に風をとらえて鳥は自由に空を飛ぶことができます。

顕微鏡をのぞく 初めての顕微鏡

また、この羽は細い枝のような羽毛が互いにくっついて形を作っています。

顕微鏡で見るとジッパーのようなかぎ針が羽の間にびっしりと生えているのが分かります。

顕微鏡を初めて見る!という子もいたのですが、皆さん見えたでしょうか?

かぎ針のおかげで羽はどんなにぐちゃぐちゃになっても、下から上にすっとなぞってあげると

たちまち元に戻ります。

綿羽

もう1つは「体温を保つための羽」。

 こちらも立派な鳥の羽です。ケセランパサランにあらず。

体をあたためる役割を持ちます。

ちなみに羽は両方ともタンチョウの羽。

冬の寒さが厳しい北海道に住む彼らにとって体をあたためる羽は重要な役割を果たしています。

羽を選ぶ

そして、この羽だれの羽?クーイズ!

紙に印刷された鳥の写真を見て、これだ!と思う羽をそれぞれ持ってきてもらいました。

クジャクの羽

クジャク、ミミズク、トビ・・・

様々な色の羽が鳥の体から生えており、色にも理由があります。

ミミズクやトビの地味な茶色は獲物に見つかりにくくするため。

クジャクのきらびやかな羽はオスがメスにアピールするため。

しおり作り

最後はホロホロチョウやフラミンゴの羽でしおり作りを行いました。

両方とも美しく魅惑的な色や模様を持つ鳥です。

透明のフィルムではさんで仕上げるので表からも裏からも堪能できます。

読みかけの本を開くたび、うっとりしちゃってください。

集合写真

そして最後は恒例の記念写真!

鳥の羽は追及するともっと奥深くとても1時間やそこらで語り尽くせないのですが
少しは興味を持ってもらえたでしょうか?

私自身、鳥の羽については色々と勉強することが多かったので

さらに知りたくなりました。

ハネハネ教室、次回も合言葉は「ラヴ・バード」でお会いしましょう。

※21日はヘビのニョロニョロ教室、28日は卵で標本教室です。

(飼育員 かわそえ)


 

2014年6月20日

動物園 DE 音楽会

2014年6月17日

昨年の秋に行った動物園の音楽会。

6月8日に音楽会第2回目を開催しました。

その名も「新緑の動物園音楽会」。

ナイスガイ団長と吹奏楽団のみなさま

その名の通り、屋外の新緑のもと行いたかったのですが残念ながら当日は雨。

どうぶつ資料館にて行いました。

初代ミネコの全身骨格標本が見守る中、今回演奏してくれたのは「水戸内原吹奏楽団」の皆さま。

ナイスガイな団長が率いる素敵な楽団です。

お客さま

雨にもかかわらず大勢のお客様にお越しいただきました。

ビールのCMでお馴染の「ゲバゲバ90分」、スーパーかっこいいメロディとサックスのソロに惚れる「ルパン三世'78」などノリノリの曲が続きます。

ホルン 

曲の途中で楽器と動物の意外な繋がりについて、飼育員の私からクイズを出しました。

吹奏楽に欠かせない楽器「ホルン」は英語のhorn(ホーン)が起源となった楽器です。hornの訳は「角」。

昔の人は動物の角に穴を開けた角笛を楽器として使っており、それが現在のホルンの原型となりました。

ではどんな角が角笛となっていたのか。

ヤギ

こちらはヤギ。

牛の仲間であるヒツジやヤギの角は骨の外側に殻がかぶさった鞘のような角です。

中が空洞なので穴を開けて息を吹き込めば空気が振動して音が鳴ります。

昔の人はウシ科の動物の角を角笛として使っていたそうです。

角のおはなし

一方、サイやシカの角は中が空洞ではなく、穴を開けても音は鳴りません。

一言で「角」と言っても動物により形も構造も成分も違います。

そして天敵から身を守るため、オス同士の争いのため、メスにモテるため、などその役割も様々です。

いや、角って奥深い。

付き方によってはラムちゃんみたいに可愛くなりますしね。

カブトムシは人気者ですしね。ユニ○ロに売ってないですかね、角。

演奏!

角話終了後は後半!

かの有名な週末ヒロインアイドルメドレーや打楽器のリズムが楽しい「恋のカーニバル」で盛り上がり

最後は予定していなかったアンコールで締めくくりました。

演奏中! 団長も演奏!

指揮をしていたナイスガイ団長も最後はチューバの素敵な重低音を聴かせてくれました。

楽団の皆さんは本当に楽しそうに演奏していて聴いているこちらもつられて笑顔に。

水戸内原吹奏楽団の皆さま本当にありがとうございました!!

次回はまた秋に音楽会行います。

今度はどんな会になるのか・・・。

素晴らしき音楽と動物の世界へ次回もご案内いたします。

(飼育員 かわそえ)

2014年6月17日

ラヴバードウィーク

2014年6月11日

ものすごく遅くなりましたが先月のイベント話。

5月10日~16日は愛鳥週間でした。

愛鳥週間とは、鳥のことを知ろう、考えよう、という週間。

少しでも鳥の魅力を伝えたいと鼻息荒く考え、かみね動物園ではタンチョウのガイドを行いました。

タンチョウ

タンチョウは「つるの恩返し」でお馴染のとても美しいツルの仲間です。

ツルは世界に15種類生息しており、その内の一種タンチョウは日本に生息しています。

何十年も前には茨城県にも飛来していたようですが、今では日本にいるタンチョウは全て北海道で

暮らしています。

くちばしに泥ついてるよ

カバやキリンなど動物園の人気者が揃うエリアの中で、実は意外と人気があるのがタンチョウ(だと私は思ってる)。

その大きさや時々聞くことができる鳴き声などが注目ポイントになってるみたいです。

紙芝居を読む 

タンチョウガイドはまず定番の「つるの恩返し」から。

飼育員が紙芝居を読みました。

お話の読み聞かせは難しいです。でも楽しい。

鍛錬を重ね、いずれ浅野温子さんのような朗読劇を動物園でやろうと心に誓いました。

羽を見る

その後は実際にタンチョウが食べているエサを見てもらったり、抜け落ちた羽を触ってもらったりしました。

タンチョウは一時期その美しい羽や食用目的で乱獲され生息数が激減。

現在は多くの人の努力により数が増えてきました。

しかし農家さんにとっては農作物を食べてしまう「害鳥」な一面もあるようです。

絶滅寸前から復活したタンチョウとヒトが共存していくために、今も様々な試みや研究が行われています。

ガイドちう

日本人になじみ深いものの、「日本に生息する野鳥」と認識されその生態を知っている人は意外と少ない鳥、タンチョウ。

そんな彼らの事に少しでも興味を持ってもらいたくて始めた今回のイベント。

今後も続けていこうと思います。

いろんな鳥の羽

そして鳥繋がりで6月14日はわくワークショップ「ハネハネ教室」やりますよ~

めくるめく羽の世界へ皆さまをいざないます。

合言葉は「ラヴ・バード」でお会いしましょう。

(飼育員 かわそえ)

2014年6月11日