×
閉じる

staff blogスタッフブログ (井上久美子(旧姓:川添)のブログ)

花言葉は「揺れる心」

2014年4月23日

皆さんは「青い悪魔」と呼ばれる植物をご存知でしょうか?

悪魔と呼ばれる周辺を覆い尽くすほどの爆発的な増殖力を持っていることから来ているそうです。

そのミステリアスな正体がこちら。

ホテイアオイ

ホテイアオイという水草草の一種です。南米原産で観賞用植物として日本に移入されてきました。

現在は人に捨てられたホテイアオイが日本中の池や湖にはびこっていて「侵略的外来種」という宇宙人めいたカテゴリにも属しています。

と、言うのも夏になると青くて綺麗な花を咲かせるのですが繁殖力が半端ない。

適度な気温と十分な日光があればまたたくまに池を覆い尽くすほど増えてしまいます。

寒さに弱いため冬には枯死するのですが、それが池の底に沈み腐敗して水質を悪化させる恐れがあるのです。

ホテイアオイ2

そんな悪魔を育成中。

実はホテイアオイはその爆発的な繁殖力から世界中に生息しておりアフリカも例外ではありません。

湖や沼を覆いつくし、場所によっては港まで侵入してきて人が利用する水路の邪魔者となっています。

でもこれを食べる動物も・・・。

カバ

カバです。

野生の彼らのエサは草原の草ですが、水草も好物との事。

現地ではホテイアオイをむしゃむしゃ食べるカバやアフリカゾウがよく見られるそうです。

カバプールをホテイアオイで覆い尽くしたい、というのが私のもくろみ。

浮き草の間から顔を出したり浮いたり沈んだりしているカバの姿を皆さんにお届けしたいのです。

ホテイアオイ4 

ちなみに現在のホテイアオイはこのような感じ。

赤丸の株は枯れかけていたのですが、十分な日光浴により持ち直した様子。

黄丸の株は新しく分離した子株です。

もちろん、これは動物園内だけで育てています。

ホームセンターでも販売されていますが、決して外の池などに放しては駄目ですよ。

侵略的なんて言われていますが、ホテイアオイに罪はありません。

ルールを守って素敵な植物観賞をお楽しみください。

カバ大口あーん

夏ごろには期間限定でカバと青い悪魔の競演をお届けできるよう頑張ります。

(飼育員 かわそえ)

2014年4月23日

担当替え

2014年4月23日

4月と言えば年度始め。

仕事をしている方は異動があったり、仕事内容が変わったりと変化に富む時期ではないでしょうか。

かみね動物園の場合、飼育員の「異動」というのは原則ありません。

けれど「担当替え」というスペシャルイベントはあります。

飼育員はみなそれぞれ飼育担当動物が決まっているので、その担当が年度始めに替わるかもしれないのです。

小学生の頃に行った席替えのドキドキ感に似ている。

と、個人的には思います。

ちなみに私の担当動物は以下の通り。

ライオンベンガルトラ

カバチリーフラミンゴ

ライオン、ベンガルトラ、カバ、フラミンゴ。

前年度と変わらず、そして引き続き素晴らしいメンバーです。

色々と教えて頂くことが多い彼ら。今年度もよろしくお願いします。

そして新たに加わった担当動物もいます。

 アヒルバリケン

アヒルとバリケン。

エサの時間はクワックワッ言いながら寄ってきてくれます。

もうね、尻がたまらなく可愛いですよ。いつまでも見ていられる。

私はミッ〇ーよりドナル〇の方が好きなのですが、夢の国に行っても彼の尻ばかり見つめてしまいます。

バリケン

バリケンガールズ(全員メスなんです)は自分より大きなアヒルによる執拗なバックアタックにもめげずエサを食べる根性が素敵。

その見た目から「変な鳥」と言われることが多いのですが茨城県内の公園でも見られる身近な鳥です。

バリケンアップ

顔の赤い部分は羽根の色ではなく皮膚が露出しているため。

恥ずかしがってるわけではないです。

それぞれの動物の魅力を今後さらに皆様に発信していきますので

どうぞ受信アンテナを全開にして動物園にお越しください。

(飼育員 かわそえ)

2014年4月23日