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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

絵本だZOO開催しました!!

2022年9月19日

念願の開催!!

9月10日と11日に読み聞かせイベント、『絵本だZOO』を開催しました。
コロナ禍前より開催していたイベントですが、企画しては感染が拡大し頓挫、企画しては感染が拡大し断念と中々実施する事が出来ず、約3年ぶり念願の開催となりました。
今回は10日は年少程度のお子様、11日は年中~年長程度向けのお子様と参加日によって少し対象を区切り行いました。
10日は「ぞうさんのふうせん」「ぞうくんのさんぽ」「はっはっはくしょーん」
11日は「ぼくのクレヨン」、「とこやにいったライオン」、「さるのせんせいとへびのかんごふさん」の読み聞かせを行いました。

こぶたぬきつねこの歌 こぶたぬきつねこの歌
<読み聞かせの前にみんなで「こぶたぬきつねこのうた」を踊りました!>

絵本 読み聞かせ
<沢山の絵本> <まゆ先生による読み聞かせ>

10日の参加者の様子 11日の参加者の様子
<10日も11日もみんな真剣に聞いていました。>

ただ読み聞かせをするで終わらないのがかみね動物園の『絵本だZOO』。
予定していた絵本の読み聞かせを終えるとこんなサプライズが待っていました。

外に行く参加者たち 飼育員に連れられる参加者たち

飼育員に連れられ外に行くとそこにはなんと!!!

ゾウ

ゾウ!!!!!!!

絵本に登場したゾウが実際に目の前に登場するというサプライズ!
しかも今回は参加してくれたみんなにゾウにエサやりをしてもらいました。

ゾウにエサやり
間近で見るゾウに興奮のとても良い時間になったのかなと思います。
またゾウだけでなく、絵本に出てきたヘビやカメとのふれあいも行いました。

カメとのふれあい ヘビとのふれあい
動物園という環境だからこそできるこのサプライズ。
普段おうちで読み聞かせしてもらって自分なりに頭に思い描いていた動物と実際に目の前にする動物。
恐らくイメージと大きく異なり、様々な刺激があったことと思います。
今回のイベントでの経験をもとにもう一歩動物に対して関心を深めてもらえたらと思います。
次回の開催に関しては未定ですが、今回参加できなかった、ブログで知ったという方は
是非ご参加ください!

2022年9月19日

2022年9月園長ガイド

2022年9月4日

今回の園長ガイドは…

不定期開催の園長ガイド、コースは園長におまかせ!

今回も大人気の園長ガイドには多数の応募があり申し訳ございませんが、抽選で10組の方限定で実施させていただきました。

園長しか知らないディープな動物園のお話や、動物や飼育員の仕事など盛りだくさんな内容となりました。

ブログでは今回のガイドツアーの一部をご紹介!!

ぞ

ガイドツアーのスタートは園内入ってすぐのゾウの前から。

2頭のアジアゾウ、ミネコ・スズコの話から始まりました。

スズコもガイドを聞いているのかな?

う

続いては日立市の鳥、ウミウ。

日立市とウミウの関わりや歴史などのお話をしました。

ぞ は

次はゾウの寝室にて。

ごはんの話、歯やウンチなどゾウについて詳しくなってもらえたと思います。

も も2

今回は先日オープンしたばかりの新猛獣舎にも潜入!

ライオンの寝室に入る機会はなかなかないので貴重な体験だったのではないでしょうか。

さ

最後も恒例になりつつある?クロサイのメトロに枝葉のプレゼント!

間近でクロサイを見てもらい、食べ方などを観察してもらえたと思います。

と、今回も1時間濃密な園長ガイドツアーとなりました。

年に数回行われる園長ガイド...次回はいつになるのでしょうか?またの開催をお待ちください!

2022年9月4日

動物○○

2022年9月1日

※ふと思うことがあったのでブログを書きましたが、動物園の動物は一切出てきません。

夏の業務も一段落して実家のある東京に息子たちと日帰りで帰省した。(もちろん親族以外には会わず、感染症対策は万全で!)両親と弟家族と一緒に昼食を食べた後、どこか遊びに行くことになった。このご時世、人込みには行けないので近所の都立公園でボートに乗ることにした。大きな池があるその公園は小さい頃からよく遊んでいた場所だったが、ボートに乗った記憶はあまりない。いざ足漕ぎボートに乗って出航したが、水鳥がたくさんいることに驚いた。マガモにアオサギ、カワウ、カイツブリといった鳥たちがあまりこちらを気にすることなく、ボートの横を泳いだり休んだりしている。その日は見ることができなかったが、バンやカワセミも見ることができる。東京にいながらこんなに自然を満喫できる場所があるのかと再認識。

 かわう

  <近づいても全然逃げないカワウ>

ボートを降りて公園内を歩いていると「ここでザリガニを山ほど捕ったな」「ここが秘密の場所でライギョやブルーギルを釣ったな」「この石垣でトカゲを捕まえたな」なんてたくさんの思い出がよみがえってきた。遊びにお金をあまりかけない家庭だったので、小さい頃の遊びと言えば魚とりや虫取りといった自然の遊び。秘密の場所で捕まえたミミズをエサに、父親の道具箱からこっそり拝借した釣り針をそこらへんに落ちている木の枝に括り付けて、これまた秘密の釣りポイントに友人と行っては「今日のライギョはデカかった」「巨大フナがかかって竿が折れた」「尻尾の青い幻のトカゲがいる」など毎日大騒ぎをしていたことを鮮明に覚えている。動物バカな子供だったなと改めて思う。そんな子供が大きくなって動物園の飼育員をやっているのだから、根は変わっていないのだろう。

 カイツブリ

  <ボートの近くを泳ぐカイツブリ>

池の周りに子供時代には無かった釣り禁止や立ち入り禁止の看板や人止め柵が増えていた。それでも負けじとタモ網を振り回している少年少女たちを見ていつの時代もいるんだなと嬉しくなった。捕り方を教えたくなってしまうのは職業病だが、自分たちで試行錯誤するのも楽しみのひとつなので温かい目で見守ることにした。今の時代はYouTubeやテレビゲームなど子供たちにとってたくさんの遊びがあふれている。自然豊かな日立市ですら、社会と自然が縁遠くなってしまっていると感じる。そんな中でも子供たちに自然で遊ぶ楽しさを知って欲しいとこの仕事をしながら常日頃思う。

 海<海の生き物採取ではしゃぐ飼育員と獣医>

ところで、動物園に毎週のように来て話しかけてくれる女の子がいる。彼女は家でアリを飼っている。女王アリを捕まえて家で飼育をしている。最近の悩みは群れが大きくなって飼育スペースをどうするかだそうだ。立派な動物バカ(親しみをこめてバカと使います)である。子どもたちが動物園に来て一人でも動物バカになってくれたらこんなに嬉しいことはない。彼女がどんな大人になるのか楽しみだ。

息子は生き物よりもYoutubeが好き・・・ 中本 

2022年9月1日