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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

採食時間を延ばしたい!

2021年12月23日

牧草を食べ終わると、食べるものがないことによるイライラや催促行動が目立っていたシマウマのキララ。
採食時間を延ばし、その行動を少しでも減らしたいなと思って始めた諸々をご紹介!

(1)展示場にばらまく!

以前はドカッと与えていたやり方を変更!

以前のエサの与え方

以前:エサ箱にどんっ!

今の与え方(バラバラ)

今:展示場内の数か所にちょびちょびっと。

結果:牧草を探すのに隅から隅まで調べるようになりました。食べ終わっても、置いてあった場所に戻り、少し残っている牧草を口先でちょこちょこ食べる様子も見られます。探索行動が増えたという意味では少しは改善したのかな?と個人的に思っています。

(2)時間と量

1日5キログラム(以下省略)の牧草を与えていますが、その与える時間と量を変更しました。

ブランチ アフタヌーンティー 夕方 施錠前
以前 1.5 1.5 2.0
1.0 0.5 1.0 0.5 1.0 1.0


今までは朝に1.5あげてしまうと、
10:00前には食べ終わり、「もっとくれー!!」と言わんばかりに担当者に食って掛かっていました。


今は、複数回に分けることで「採食+探索行動」が繰り返され、暇な時間は減少したかと思います。
また、それに伴う餌を催促する行動やイライラする行動の減少も見られたような気がします…。
(本当は動画解析をして数値にしたいところですが、データだけ取って解析できていません…。いつか!!!)

(3)フィーダー

フィーダーを設置し、簡単に牧草が取り出せないような工夫もしています。

・獣医師からもらったプロテインのケース

プロテインのケースで作ったフィーダーから食べる

・アマゾン欲しいものリストで購入していただいたヘイネット

ヘイネットから食べる

・前担当者が使用していた園芸用バスケット

園芸用バスケットから食べる

普段使わない道具を使えるように考えてもらうのも、変わらない日常へのちょっとしたスパイスです。
設置した当初は驚いて近付かなかったり、食べるのが下手でしたが、数日もすれば、あっという間に食べ方を習得してしまいました。日々食べ終わる時間が短くなっていく…と同時に新しい物への恐怖心も薄れているので嬉しいやら悲しいやら。

ということで、コラボ技。

園芸用バスケット+ヘイネット!

園芸用バスケットとヘイネットのコラボフィーダー

大分食べにくそうでしたが、地面に置くと上手に転がして食べきる日もありました。

そこで、これを吊るしたところ、現在はこれに悪戦苦闘中。

エサを食べるのに悪戦苦闘中 悪戦苦闘中2

やや諦め気味な雰囲気も漂わせ、夕方寝室に戻る時間になってもエサが中に残っていることもしばしば。

何故食べている時間を延ばしたいか。

野生のシマウマは1日の多くの時間を食べることに費やします。

しかし、動物園など限られたスペースで飼っていたり、
健康管理のため与えるエサの量が決まっていると、なかなか大半の時間を食べることに費やすことが出来ません。

当園で飼育しているキララの場合、牧草を食べ終えると、担当者とコミュニケーションをとったり、天気が良いとウトウトしていることもあります。
耳を触ってほしいキララ ウトウトしている

(耳を触ってほしいキララ)   (日中ウトウトしているキララ)

しかし、シマウマという仲間とのコミュニケーションの時間がなく、ウトウトするような気候ばかりではありません。
食べ終えて暇な時間が長くなると、エサの催促が増える他、イライラから人に当たったり、ひどい時には噛みついて訴えてくることもあります。食べる時間が長ければ、こういった行動も見られません。
そんなわけで、どうしたらキララの生活の質が上がるかな~と考えながら、日々を過ごしています。

ありがとうございます!!!

先日、アマゾン欲しいものリストでヘイボールをお願いしたところ、
高額なものにも関わらず、購入してくださった方がいらっしゃいました。本当にありがとうございます。
キララの生活の向上にきっと役立つはずです。届いて使用したら、またご報告したいと思います。

今のフィーダーを攻略される前に新しいアイデアを考えなければ…!

こちらをのぞき込むキララ
キララが時間をかけて牧草を食べている間、わたしも次の作戦に向け日々頭をフル回転です。笑

2021年12月23日

2021年 夏 ひまわり栽培日記

2021年12月8日

2021年 夏 ひまわり栽培日記

はちゅウるい館横にある畑では毎年ジャガイモやサツマイモ、キュウリ、トマトなどの夏野菜を育ててきました。今年はどんな野菜を育てようかなと色々考えて思いついたのが花は綺麗、種子は動物の餌になる。一石二鳥なひまわりに決めました!育て方を調べるとまず種類がたくさんあることに驚かされました。メジャーリーグの選手がベンチでよく食べている食用の品種もたくさんあり、せっかくなら食用で一番大きな花を咲かせる「タイタン」という品種がいい!ということで種子を入手。種袋にはなんと草丈3m以上、花の直径40cm以上になると書かれていて、第一声はデカイ!成長した姿を想像すると魅力的でわくわく感いっぱいになりますよね。

 耕す

まず、畑の土作りから始めました。

 種まき

 絵

ゴールデンウイークが終わり、気温が高くなってきた日に種子を蒔きました。

ただ蒔くだけでは面白くないと思い・・・成長していくと花の形になる予定です。

 発芽

2週間するとあちらこちらから芽吹き始めました。

成長 

さらに2週間するとここまで成長しました。

 順調に育つ

順調に成長していきます。

一ヵ月

発芽してから1ヶ月。大きくなりました。

 かかし

茎

葉

7月になり暑くなってくるとぐんぐん成長していきます。比較対象のカカシの身長は175cm。茎の太さは太い親指より太くなり、葉はこんなに大きいです。

蕾

開花

満開

7月下旬になると蕾ができて一気に開花し始めました。夏の青空にたくさんの黄色いひまわりの花が咲き、まさにゴッホやモネのひまわりのようにとても綺麗だったのですが、残念なことにちょうどこの頃になると新型コロナの感染者が増加し、全国に緊急事態宣言が発令され当園も休園になってしまい皆さんに見て頂くことが出来ませんでした。

白い種

開花から1週間経ち、花をよく見てみると種子ができています。

種子

さらに2週間すると種子に模様が付きました。この頃からスズメの大群が種を食べに来るようになり、守る人間VS食べるスズメの戦いになりました。

収穫してる人

収穫した人

晴れの日が続き、種子が完熟したところで収穫です。

収穫

収穫した種

一粒づつ地味な作業ですが種子を取っていきます。全部で種子は5キログラムにもなりました。

リスザル

アカリス

そのまま餌に

ヨウム

収穫した種子はリスザルやアカリス、ヨウムに与えました。動物たちは花より団子のようで美味しく食べて満足していました。今年の夏は野菜ではなく見て綺麗、食べて美味しいひまわりを育ててみました。さて、来年はどんな植物を育てようかな?春をお楽しみに。

今の畑では冬の寒さにも負けないで美味しく育つ小松菜や大根などの野菜が育っています。

担当 きむら

2021年12月8日

動物園で英語を楽しむ

2021年12月6日

11月27日、「EnglsihだZoo」を開催しました。
学校教育を動物園で行う事でより楽しく学べることを市民に伝えるために企画したこちらのプログラム。
「動物園で英語を楽しく」をモットーに今年で3回目の開催です。

講師の方々 
  <参加者の皆さんと講師の方々>         

講師はEngishだZooでお馴染みChris先生。そしてオーストラリアに留学経験のあるところ飼育員。
今回はFirstNameのAmi先生で子供たちをエスコートします。

ゲームの様子
  <Stand up, Sit down ゲーム>

まずは緊張している子供たちをリラックスさせるためにゲーム!
Stand up,Sit downの掛け声に合わせて立ったり座ったりしますが先生たちが引っ掛け問題を出すのでなかなか難しい・・・。今回のプログラムを共に考えてくれたFumi先生が笑わせてくれ和やかな雰囲気となりました。

Chris先生 動物園へLet's Go
             <無線が!>                                     <動物園へLet's Go!>

先生たちが出題するクイズを答えてる途中で無線が!
「Hi, This is Nishino. 準備は良い?」と外で待機している飼育員からです。
Chris「ミンナ、EnglishだZooアドベンチャーシニイク?」
参加者「行く行くー!」
動物園へLet’s Go!!

英語発見!
  <自動販売機の上に英語発見!>

目的の場所に行く途中で英単語を発見。
こんな風に道すがら隠れている英単語を探してChrisと共に発音しながら進んでいきます。
飼育員に英語で質問 
  <飼育員に英語で質問します>

目的地はおべんとう広場。
ここではまず2名の飼育員の担当動物当てクイズをしました。
英語で質問して(飼育員も英語で回答します)、何の動物を担当しているかを考えます。
大きさや色、鳴き声など次々明らかになるヒントから推理していきました。

飼育員が3択クイズを出しています

正解は「ライオン」と「プレーリードッグ」でした。
ライオンは簡単だったけれどプレーリードッグは少し難しかったようです。

福笑いを作る 実際に見に行きました
   <チームに分かれて福笑い>        <実際に確認して作ります>

最後に「アニマル福笑い」。
パーツを見ながらある動物の顔を完成させていきます。
実はモデルとなった動物はすぐ近くにいるので何度もみんなで見に行きながら作り上げまnした。職員は何度も往復する子供たちの体力についていけずヘロヘロでした(笑)

午後の部は風が強すぎてパーツが飛んでしまうハプニングもありましたが皆チームで協力して動物を観察しながら作り上げてくれて、ゲームを考えた私たちはとても嬉しかったです。

パーツを英語で言う

出来上がった顔を皆で見ながら体の各部位を英語で発音。
nose(鼻)やeyes(目)の他tale(尾)など動物ならではの単語もありました。
作った動物種は
シロテテナガザル:White-handed(白手) Gibbon(テナガザル)
ワオキツネザル:Ring-tailed (輪模様の尾)Lemur(キツネザル)
それぞれ動物の特徴をとらえた単語が英名に組み込まれています。

総まとめ

最後は今日やったことの総まとめ。
福笑いで作った動物の英名を答えて引き換えにオリジナルしおりをプレゼントして先生たちと記念撮影をして終了です。
このようなプログラムを開催するとどうしても控えめな子が後ろに行ってしまいがちなのですが、今回は全員が頑張って英語を使ってくれたのがとても印象的でした。

現在集計しているアンケートの中では「動物福笑い」で発した動物種名の単語を覚えている子が多いようです。実際に動物を見ながら覚えたので、学校では習わない馴染みの無い英語ですが動物の姿形とリンクして頭に残りやすいのでしょうか。

「動物園」は今回のように楽しい学習の場としても利用できます。あくまでプログラムとしては一例ですので今後も新たな動物園の活用法を模索しながら実践していこうと思います。
他にもこんなアイディアあるよ、という方はぜひ教えてくださいね。
ではでは、See you again!

午後の部  午前の部
      <午前の部>                 <午後の部>

最後、みんなで記念撮影。ありがとうございました!

(ZooKeeper Kawasoe)

2021年12月6日

できることから

2021年12月4日

突然ですがクイズです。
かみね動物園で現在飼育している中で最も「絶滅」が危惧されている動物は何でしょうか?

正解は・・・・・
コサンケイ
      <コサンケイ>
「コサンケイ」です。当園では♂を1羽飼育しています。深い青みを帯びた黒色の羽が光に照らされるととても美しいです。
彼らの生息地はベトナム中部。しかし農地開発やベトナム戦争時に散布した除草剤による森林の減少・狩猟などにより生息数が激減しました。
2000年に入ってからは目撃情報が全く無く既に絶滅している可能性も示唆されています。
野生では見られなくなりましたが動物園では飼育しているため世界中で繁殖計画が立てられて命を繋いでいます。

パッと見た感じ地味な鳥ですがもう野生にはいないとなると少し考えてしまいます。
「なんでいなくなったんだろう」「いなくなる前に何かできる事はあったのか?」「今、自分には何ができるのか?」

エリマキキツネザル シロテテナガザル
コツメカワウソ トラ

かみね動物園には他にも野生下で絶滅の恐れがある動物を多く飼育しています。
彼らを守るために大切なのはまず知ること。どのような場所でどんな暮らしをしているのかを知ればできることから始められます。

来園者に動物の事を伝えながらどうしたら野生下の動物の支援に繋がるかを考えました。
そこで思いついたのが「募金」。
現地の環境保全団体を支援する寄付金を集めれば、来園者に動物の事を知ってもらった上で野生動物を守ることにも繋がります。

クロサイ レッサーパンダ

そこでレッサーパンダとクロサイを対象に募ってみることにしました。
両種とも過度な狩猟や生息地の減少などで絶滅の恐れがありますが、現地でそれを防ぐ活動を行う団体がいます。当園でもこれまで国際レッサーパンダデー(9月第3土曜日)と世界サイの日(9月22日)で来園者にガイドなどを行ってきました。

募金箱

今回の募金のために作製したお手製募金箱!中身が見える仕様です。
器用なクロサイ担当に作ってもらいました。

レッサーパンダの募金箱
   <掲示物と共に設置します>

本当はイベントなど行いたかったのですが今年は感染対策のために断念。
代わりにYouTube用動画を作成して頂きました。
動物の事や野生下での現状について伝える動画です。

レッサーパンダYouTube

クロサイYouTube

募金箱の後ろで眠るクロサイ
<募金箱の後ろで眠るクロサイ>

募金箱は1カ月設置してどのくらい集まるか不安がありましたが、多くの来園者が足を止めてお金を入れてくださいました!
おかげで予想を上回る額が集まり本当に感謝いたします。
詳細はHPをご覧ください→こちら
 募金は私たちができる身近な環境保全活動。
他にも普段通り生活しながらできることはたくさんあります。まずは調べて知って、そして実践。私も来園者に求めるだけでなく自ら動けるよう過ごしていこうと思います。

(飼育員 スーパーの半額品大好物なかわそえ)

参考資料
第2次ズーストック計画(東京都)
東京ZoovieYouTubeチャンネル

2021年12月4日

イチゴちゃんがお母さんになりました!その4

2021年12月1日

お待たせいたしました。ブログ第4弾です!

イチゴちゃん

イチゴちゃん

その1

https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/ooguri/blog202109.html

その2

https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/ooguri/p098236.html

その3

https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/ooguri/p100483.html

3日目の同居ではあともう少し!といった良い状態の同居でしたが、4日目の8月12日の同居では赤ちゃんの顔を触ったりもしていましたが、前日のような必死さはありませんでした。赤ちゃんに対する興味が少しずつ薄れているように感じられました…

赤ちゃんの顔を触るイチゴちゃん

赤ちゃんの顔を触るイチゴちゃん

さらに次の日以降は寝室に赤ちゃんを見せに行っても寄ってこず、寄ってきても自分の背中を見せて「触ってほしい!」、「遊んでほしい!」とアピールする事が多くなってしまいました。

ただ、イチゴ自身出産後のホルモンバランスなどの変化のせいかイライラしている様子で体を掻きむしったり、かじったりしてしまい日に日に傷が増えていきました。また母乳も少しずつ垂れてしまうのか胸の周辺がかさついてしまったり、赤ちゃんだけでなくイチゴちゃんのケアも改めてしっかりしてあげる必要がありました。

体に傷が増えてしまったイチゴちゃん

体に傷が増えてしまいました(現在は傷はありません)

他のチンパンジー達といつも通りに暮らしてもらう日々を過ごし、1週間ほど期間を置いた8月19日に再度赤ちゃんとの同居を行いました。

赤ちゃんは何かにくっついていないと不安になるため人工保育中はタオルやぬいぐるみを抱いてもらっていました。

タオルを抱く赤ちゃん

タオルを抱く赤ちゃん

しかし同居の時にはこれらを抱かせずに行ったため激しく鳴きだしイチゴちゃんはかなり興奮した状態になってしまいました。そのせいか一緒にしてすぐ赤ちゃんの腕を持って振り回してしまい、さらには投げ飛ばしてしまいました…

藁をたくさん敷いていたためケガはありませんでしたがこれにはかなり焦りました…

イチゴちゃんもすぐに冷静になり急いで胸へと抱き上げてくれました。

抱き上げる

急いで赤ちゃんを抱きあげようとする

とても良い状態で抱いていたので赤ちゃんも胸にしがみついていましたが、以前と同様やはり胸やお腹にくっつかれのるが嫌な様子でした。くっついているのを無理矢理はがしたりはしませんでしたが、ずり落ちてくる赤ちゃんを支えることはしませんでした。また、イチゴちゃん自身が体を揺らして赤ちゃんを少しずつ下に降ろしていました。お腹の下あたりにくるとしがみつかれても嫌ではない様子でお互い落ち着いていました。

赤ちゃんをお腹に抱くイチゴちゃん 赤ちゃんをお腹に抱くイチゴちゃん2

赤ちゃんをお腹の下辺りにくっつけています

しかし時間が経ちイチゴちゃんが動き始めると赤ちゃんは掴むものがなくなってしまい、再び鳴き始めてしまいました。「どうにかしなきゃ」、と思い一生懸命赤ちゃんにお尻を見せたり、口に指をいれたりしていました。

お尻を見せるイチゴちゃん

鳴いている赤ちゃんにお尻を見せています

何しているの?と思われるかもしれませんが、この行動はイチゴちゃん自身がユウ君などによく行う挨拶行動でした。イチゴちゃん自身も人工保育でかみね動物園にやって来てからチンパンジー同士のコミュニケーションを学んだため、挨拶行動が出来るようになるのにとても時間がかかりました。

どうして良いか分からない状況の中で必死に考えて、挨拶という形の親愛の態度を示そうとしている姿に少し胸が熱くなってしまいました。

しかしやはり赤ちゃんにその行動をしても鳴きやんではくれません…何とか藁を掴んで鳴きやんではくれましたが、それに安心してイチゴちゃんは上に登って行ってしまいそこからの進展はありませんでした。ただ同居を終了しようとすると赤ちゃんを気にして行ったり来たりを繰り返し、隣の寝室に移動するのに30分ほどかかりました。

気にはなるけど抱くことは出来ない。もどかしい状況でした。

同居終了後のイチゴちゃんは背中を触るとかなり熱く汗ばんでおり、もどかしい気持ちが体に表れているようでした。

赤ちゃんは体温が少し下がってしまい疲れた様子でした。

赤ちゃん

温めるとすぐに元気になった赤ちゃん

この状態での同居を繰り返すことが果たして両者にとっていい事なのか、ストレスが溜まってしまうだけではないのか…難しい状況でした。

赤ちゃんを見てもらったり格子越しに触れ合ってもらうことだけを1週間ほど続け、8月27日に再度同居を行いましたが全く同じような状況となってしまいました…

赤ちゃんをお腹に抱くイチゴちゃん

同じようにお腹の下に赤ちゃんがくっついています

そんな中、8月30日にはイチゴちゃんに発情回帰の兆候が見られました。

さて、その4はここまでです。毎回早く書こうと思って早く書けず大変申し訳ないのですが気長にその5を待って頂けたらと思います。

(チンパンジー担当 おおぐり)

2021年12月1日