見どころ満載!はちゅウるい館へようこそ!!
バタバタとしたオープンから早半年が過ぎ、動物たちもようやく落ち着き(落ち着きすぎてどこにいるか分からない時も…)を見せてくれています。
今回はそんなはちゅウるい館の見どころを紹介します。
最初のコーナーは、歩くことが得意なリクガメたち。草食性でタンポポやクズなどの野草やチンゲンサイ、小松菜などの野菜や果物を食べています。
それぞれ大きさの違う5種類のリクガメたち。「うわぁ、赤ちゃんだぁ」と耳にしますが、残念、種類が違います。
突然ですが、大きさくらべクイズ~!!
大きい順に並べてください。
(1)アルダブラゾウガメ (2)ヒョウモンガメ
(3)ホルスフィールドリクガメ (ヨツユビリクガメ) (4)ヒガシヘルマンリクガメ
(5)ケヅメリクガメ
答え
大きい順に並べてみました。
(1)→(5)→(2)→(4)→(3)でした。
最近では
ゾウガメ君が外に出るようになりました!
見かけたら、大きさを体感してください。
次のコーナーは、好きな人にはお待ちかね、嫌いな人にはゴメンナサイのヘビたちです。基本的には地面近くに棲んでいるので地味な体色をしていますが、訳あってカラフルな色彩を持つものもいます。
ここでヘビの体色くらべ~!!
<白と黄のツートンカラー>
通常のビルマニシキヘビの体色は、黒っぽいような茶色っぽいような色をしていますが、突然変異によりその色が出せず、白と黄色の2色になっています。
ふつうアルビノは、真っ白になりますが、ヘビの場合は、赤や黄の色も出せると言われています。
<通常の体色> <アルビノ個体>
<赤と黒のツートンカラー>
こちらのミルクスネークは毒をもってはいませんが、毒ヘビのサンゴヘビに体色を似せることにより、外敵から身を守っていると言われています。
<無毒ミルクスネーク> <猛毒サンゴへビ>
<緑一色>
樹上性のエメラルドツリーボアやミドリニシキヘビ類は、葉っぱと同じ緑色になることで、周りの色に溶け込み姿を隠すことができます。
どうだ!見つけられないだろう!!
居場所を探せ~!!
基本的に爬虫類たちは、あまり動きがなかったり、周りの色に同化して見つけにくくなっています。しかし、どこかには必ず潜んでいますから、ぜひ、見つけてスッキリしてください。
と言ってもやはり見つからない…
そこで
第1回 いないねランキング~!!
どこにいるの?とよく耳にする、見つけにくい爬虫類たち。
第5位 ビルマニシキヘビ
部屋にいないときは?
となりで接客中です。ぜひ、触ってやってください。
第4位 ミルクスネーク、コーンスネーク
地面にいないときは、見上げてごらん。擬岩の上にいます。
「ここだよー」 「ここ」
第3位 ボールニシキヘビ
こちらも地面にいないときは、見上げてごらん。窓際を。電気の配線の上にいます。
「ここだよー」
第2位 インドシナウォータードラゴン
こちらは1、2階から見ることができるのですが、側面の網の上の方や植物の茂みの中にいると発見するのが難しくなります。根気強く探してね!
いるかなぁ?
「ここだよー」 「こっちだよー」
第1位 ミドリニシキヘビ
このヘビを見かけた方は、おそらく少数だと思います。私もヘビの能力を侮っていたかもしれません。まさか…こんなところまで登るとは…。
正面からは見えません…。
左上方をのぞき込んでください! こんな感じ!
マル秘特技
ビルマニシキヘビ「ユウサク」君との背くらべ。
激レアシーン。直立不動!?のユウサク君を見かけたら、ぜひ、くらべてみよう!
なぜ?とり?
はちゅウるい館には鳥類のウミウも展示しています。
ウミウは平成元年に日立市の鳥として制定されました。日立市は全国で唯一、ウミウの捕獲地としても知られています。
はちゅウるい館のウはウミウのウとして、ウミウと爬虫類の複合施設になっています。
実は、ぼくたちも主役なのさ!!
あっ!!
この鳥はヨウム。ちゃんとウが入ってます!!
おしゃべり上手ですが、人前ではあまりしゃべりません…。
ヨウムの「ヨウスケ」です。
こんな感じで次回につづく。
(とりどししいくいん オオウチ)