少し前になってしまいましたが、11月27日(日)に日立シビックセンターで開催された「青少年のための科学の祭典 日立大会」に行ってきました!!
ブースには動物たちから実際に出てきたウンチの標本を置いて、どの動物のウンチかを当てるクイズを用意しました!
大きいものから小さいもの。丸いものから細長いもの。草の繊維や木の実の殻、毛などが入っているウンチなど一言でウンチと言っても様々。
それを実際に触れて予想してもらいました。「え!?ウンチを触っていいの?」安心してください。ニスで固めてあるので汚くないですよ~。
<全部で12種類!>
やはり難しかったようで、全問正解者はいなかったです。同じサルでも食べているのもが少し違うとウンチも違うなど、新しい発見を楽しんでもらえていました!
そしてもうひとつ!!
草を食べるゾウのウンチにはたくさんの草の繊維が残ります。それをきれいに洗い、グツグツ煮てミキサーで細かくすると紙のもとができます。これを使ってオリジナルのZOOペーパーをつくりました!名刺サイズの型に紙のもとを入れ、アイロンで乾かすと立派な紙ができます。そして最後にスタンプを押して完成☆
自分のZOOペーパーを見て、この日のことを何か思い出してくれると嬉しいです。
<なるべく平らになるように気を付けて> <それぞれ動物の顔をスタンプ♪>
パネルには、食べ物が口から入っておしりから出てくるまでの旅路、お肉を食べる肉食動物と草を食べる草食動物の体の中身の違いなどを掲示しました。
今回はZOOペーパーをつくろう~動物からのおくりもの~と題し出展しました。
「汚い、くさい」と普段は嫌がられることが多いウンチですが、よーく観察するといろんな発見があります。みなさんの身近にも科学はたくさん存在しています!トイレに座っている間にちょっとした日ごろの疑問を考えてみるのはいかがでしょうか?
ZOOペーパーの名刺を検討中の飼育員 西野