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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

4月19日は何の日?

2016年4月17日

4月19日。419。シイク。
ということで・・・4月19日は、『飼育の日』です!

2009年、かみね動物園も所属している”日本動物園水族館協会”が創立70周年を記念して、
4月19日を『飼育の日』と定めました。
そのねらいは、たくさんの人に動物園・水族館の役割を知ってもらうこと!

JAZA

(日本動物園水族館協会HPから引用)
 

かみね動物園も、『飼育の日』にちなんで、”プチ飼育体験&展示「飼育員の一日」”を行いました。

※ちなみに今年のかみね動物園の飼育体験は、
「春のプチ飼育体験」「親子で半日飼育体験」「大人の飼育体験」の3本立てです!
(詳しくはこちら⇒http://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/003/p050946.html)


午前中は、キリンのグラウンドの掃除!
キリン


=ひろーいグラウンドのうん○集めと、うん○ひろいです。
 キリンそうじ

そこらじゅうに、落としものがひろがっています。
前日、グラウンドを歩き回っていたことがよくわかりますね。
キリンちりとり
小さなお山をいくつか作って、ちりとりに集めていきます。
みんな上手に集めてくれたので、あっという間にきれいに!


キリン担当者
担当飼育員さんの教えてくれたコツ。それは・・・”風上に立て!”
砂でできているグラウンド。確かに、風下に立つと、砂をもろかぶりです。

何気なくしているようにみえる飼育のお仕事ですが、
実は、ひとつひとつの動きについて、経験の知恵と意味があるんですね~


午後は、ニホンザルの調餌と給餌!=えさをつくって、あげること
ニホンザル


参加者のみなさんには、餌をつくるための台所 ”調理室” の見学もしてもらいました~

調理室


調理室は、普段は入れない管理施設になっています。
クジャク舎の坂を下ったところにありますよ~
調理室
(建て替え後20年を迎えた調理室と、かみね歴43年目の飼育員さん)


なかは、こんな感じ。

おうちの冷蔵庫とは比べものにならないくらい、大きな冷蔵庫!
冷蔵庫

野菜を洗う専用機械!
いもあらい機

スパッと切れまくる包丁!
ドでかいまな板!(私の手と比較。)年季が入っているのはご容赦・・・
まな板と包丁

どれも動物の飼育には欠かせない、商売道具です♪

小さなお子様も親子でいっしょに、包丁をにぎって、
(普段から指を切りがちな私はひやひやしておりましたが・・・)
ニンジンやリンゴ、バナナを切ってもらいました。

調餌


そのままのニンジンやバナナの形でも、ニホンザルたちは、食べることができます。

でも、かみね動物園では、約120頭ものニホンザルたちが暮らしています。
たくさんの動物でくらしていても、餌を細かくすることで、みんなきちんと食べれるようになるんです。
さらに!いろんな形・大きさにして、変化をつけることで、楽しみながら食べることもできるんです!

できあがった餌を、ニホンザルにあげてもらいました。
給餌

こどもにも大人にも、みんなに給餌することができました!
サル満足

私たちが思っていた以上に、たくさんの方々に参加していただきました。
ありがとうございました!


キリン舎前には、”飼育員の一日”と称して、飼育員・獣医・園長の一日に密着した展示もしています!

「飼育員」「獣医」「園長」と一言にいっても、
実は、一言では言い表せられない、いろいろな仕事をしています。

”楽しく入って学んで出られる動物園”を目指して、職員一同、奮闘している様子をご覧下さい!
飼育員の一日

園長・獣医の一日

ほんのひとコマ、ご紹介。
園長の一日のおわり
園長の手紙は、正真正銘、直筆・直貼ということがわかりますね♪

(夏は大きな冷蔵庫が救いです・あきば)
 



 

2016年4月17日

どうぶつ園からの花便り

2016年4月8日

花の季節到来!!
 

さくら サクラとポニー
桜満開です!! ポニーもお花見かな!?
桜は今が見ごろであり、ポニーにとっては食べごろです!!

動物園で咲き始めた花を紹介します!

『チューリップ』
チューリップ チューリップ
今年も無事に花が咲きました
チューリップ キリンとチューリプ
場所によっては、これから花をつけます。キリンもチューリップの成長を見てるのかな!?

『ガザニア』

ガザニア ガザニア

ガザニア ガザニア
色とりどり、きれいに咲いてます

『シバザクラ』
サクラソウ シバザクラ
白とピンク!色は2種類です!!

『サクラソウ』
サクラソウ ニリンソウ
サクラとシバザクラとサクラソウ!!やはり春は、桜の季節なんですね

『ニリンソウ』
ニリンソウ ニリンソウ
去年は、雑草と認識し、抜いてしまいましたが・・・めげずに今年も花を咲かせてくれました

『イチゴ』
イチゴ イチゴ
白い花を咲かし、おなじみの赤い実がなる予定です
 

楽しみに待っててね!紹介!!

『ホオズキ』               『コキア』
ホオズキ コミア
新しい芽が出てきました

その他にも、マリーゴールド ・アジサイ ・マツバギク など咲く予定です。
ちなみに動物園の花や野菜は、シマウマとポニーのウンチから作られた肥料で育ててます。

動物とともに、元気に育った花や野菜も楽しんでみてはいかがでしょうか。
まってまーす。

※担当動物の都合上、紹介した花や野菜は、シマウマやキリンの周りで鑑賞できます。

飼育員なかむら

2016年4月8日

師匠と私

2016年4月5日

春は出会いと別れの季節です。この3月で私の師匠が動物園を卒業となりました。昭和49年に動物園に入り、43年間飼育員として勤め上げられました。

サイ

絶滅危機に瀕しているクロサイを5回も繁殖をさせるなど飼育技術においては言うまでもありませんが、職人芸とも呼べる物作りの腕は動物園では右に出る者はいません。この物作りの腕は飼育員にとってなくてはならないスキルです。小さな巣箱から大きな倉庫、ときには展示場そのものをつくることもあります。
クロサイ

   <5番目のこども「サニー」>
 

ここで師匠の代表作をご紹介します。

掲示板と屋根

掲示物を貼る場所がないんですよね~と相談したところ、立派な掲示板を作ってくれました!プレーリードッグもしかり。

シカ プレーリードッグ

   <シカ舎の掲示板とテーブル>        <プレーリードッグ舎の屋根>

物置も自分で作ります。

レッサーパンダ舎はもともと建ててあった物置が大きくて使いづらかったので、真っ二つにリフォーム?したそうです。シカの倉庫は全部手作りです。

レッサーパンダ シカ

    <レッサーパンダとシカの物置部屋。冷蔵庫や調理スペースもあります>

動物の快適な暮らしのために。

カワウソ舎にはもともとウミウやヌートリアなど寒さに強い動物ばかり入っていたので、カワウソを入れる際に屋根、暖房つきの小屋を作ったそうです。カピバラの休憩所は大きなアクリル水槽を切り出して、炬燵を取り付けています。

カワウソ カピバラ

  <カワウソの寝室。暖房つきです>        <カピバラの休憩所>

展示場も全て作っちゃいます!

カワセミ舎の材料は小学校からの寄付金で購入して、生息地が同じカンガルーの展示場の中に建てました。

アカリス舎はもともと建っていたアーチに金網でトンネルを作り、右側の小屋は園内で廃棄になったテーブルの天板を溶接して作りました。

ワライカワセミ アカリス

     <ワライカワセミ舎>           <アメリカアカリス舎>

などなど、細かいものをあげたらキリがありません。大工仕事はもちろん、電気、水道、左官、溶接、造園・・・まさに職人のなせる業です。
 

海外では設備専門の職員が配置されている動物園は珍しくありませんが、日本にはほとんどありません。物作りが飼育員の業務の一つとなっているのが現状です。専門に勉強したり生業にしている人たちに技術では及びませんが、実際に飼育員がやるからこその強みもあります。私たちは動物と来園者の皆様と毎日接しています。その経験からこんなものがあったら良いなと想像し形にすることができるのです。

例えば、アナグマの展示場は大人が見るには問題ないですが、お子様には壁が高すぎて見えません。親御さんが持ち上げて見せていることもありますが、危ないですし、見えないからいいや~なんてスルーされちゃうこともありました。よし踏み台をつくろう!といった具合です。

アナグマ 

     <アナグマの踏み台>

業者に依頼すれば、精巧なものができるかもしれませんが、その動物に合わせた形や大きさ、場所など実際に使うところまではイメージできないと思います。また、限られた予算の中では、全てを業者に依頼することは不可能です。
さらに、入念な打ち合わせをして新しく獣舎を作っても、実際に使ってみないとわからないことはたくさんあります。個体ごとに性格も能力も違うので、新しく入った個体に壊されちゃったなんて話はよくあります。

 小型サル

<小型のサル類はすばしっこいので、作業中に逃げられないように二重扉を作りました。>
 

ある動物園業界で有名な方が「動物園のメッセージは展示で語られるべき」と仰っていました。

私は年中、全国の動物園に遊びに行きますが、展示の中に、動物のために、見ている人のために、という強い思いが込められた動物園が好きです。私たちは展示場を管理するのではなく、より良くしていく存在でなければなりません。きれいに作られた展示場もあくまで入れ物でしかなく、そこに命を吹き込み、血の通った展示にすることが私たちの仕事だと思っています。

かみね動物園もリニューアルが進んで、見た目にはどんどんきれいになっていますが、ただそれだけの動物園で終わらせてはいけません。人の思いが加わった情熱的な動物園になってこそだと思います。

昔気質な上に茨城弁(早口で怒っているように聞こえますが本人は穏やかに話しています。笑)がきついので、たまに「サイのおじさんに怒られた」という苦情をうけてしまうこともありましたが、動物園思いで、お客さん思いで、動物思いで、後輩思いで、動物園を支えてくれた功労者です。ぜひ皆様には、師匠や私たち職員が注いだ情熱を感じながら、動物園を楽しんでいただけたらと思います!

実は二番弟子 中本

師匠と私

本当におつかれさまでした。(ドリルの刃を折ってごめんなさい。)

※園長談
涙なくしては読めない師弟愛にあふれたブログいかがでしたでしょうか。園を率いる者としては、このような脈々と受け継がれる人と人との温もりこそが巡り巡って動物を幸せに導き、お客様にも還元できるものだと考えています。

後日談がありまして、この先輩職人サン、4月から職種を改め、急きょ臨時職員としてふれあい広場でサポーターを務めています。多少ぶっきらぼうなところもあるかもしれませんが、どうぞ温かく見守りください。(生江)

2016年4月5日

もう「おさるさん」とは呼ばせない!

2016年4月4日

第3回KNMどうぶつ総選挙を行いました!この総選挙、昨年までは飼育員が担当している動物を立候補させていましたが、今年はちょっと変更!申年ということもあり園内で暮らすサル(霊長目)達、15種全員立候補しました!

パスター

15種の立候補がいるということは推薦者も15人必要です。かみね動物園でサル達を担当してるのは4人…さて、どうしよう…足りません…。じゃあゾウやキリンやクマやライオンなどなど他の飼育員にも協力してもらおう!でも、それでも足りない…。じゃあ獣医さんと事務職の人たちにも協力してもらえば良いじゃん!となり、職員一丸?となってサル達の推薦者となりました。

さて次に問題となったのが、誰がどのサルを推薦するのか…話し合い?指名制??色々考えましたが、みんな平等に「くじ」で決めることに!最初はどうなるか不安でしたが、そこはやっぱり飼育員。思っていた以上に力を入れて調べたり、ポスターを作ってくれました。

3月5日には推薦者たちによる熱のこもったガイドを行いました!

職員

<左から、サル担当、新人獣医、ペンギン担当、ベテラン獣医、園長、カピバラ担当>

制限時間3分の中で、それぞれ工夫を凝らしながら精一杯サルの魅力をお伝えしました。

ガイド ガイド

そんなこんなで、17日間の熱い戦いの末、リスザルが断トツの1位という結果になりました!

詳しい結果についてはお知らせをご覧ください。↓↓

http://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/003/p050848.html


そして、屈辱の最下位になってしまったのは、アビシニアコロブス・・・と、サバンナモンキーの同着となりました!奇しくも推薦者は両方ともベテラン獣医というおまけつき!

3月20日にリスザルの1位感謝イベント、27日に最下位応援イベントを行いました!

まずは感謝イベントからご紹介します。

リスザル

昨年ウミウで惨敗したO内飼育員からのご挨拶、今年はリスザル推しで優勝でした。

その後、普段はできないリスザルのエサやりを行いました。エサは虫です!!

発表

      <結果発表!>  

リスザル リスザル

               <リスザルのエサやり>

続いては、最下位応援イベントです!

彼らをもっと知ってもらおうということで、クイズと応援メッセージの寄せ書きを行いました!

アビシニアコロブス サバンナモンキー

    <アビシニアコロブス>            <サバンナモンキー>

クイズ 寄せ書き

           <アビシニアコロブスのクイズと寄せ書き>

ガイド 寄せ書き

            <サバンナモンキーのクイズと寄せ書き>

霊長類と呼ばれる生き物は、世界に300種類を超えるといわれ、私たち人間もその1種です。

かみね動物園には15種類の霊長類がいますが(ヒトを入れると16種ですが)、残念ながら皆様からは「おさるさん」とひとくくりにして呼ばれてしまうのが現状です。

しかし、どのおさるさんも住んでいる環境に合わせて、体の形や色、動きや能力など多種多様に進化してきました。その1種1種におもしろさがあります。おさるさんではなく、アビシニアコロブス、サバンナモンキーとして見てみると色々な発見があるはずです!

今回はじっくりとサルを眺めて、そのおもしろさを知ってもらおうということで申総選挙を行いました!手ごたえばっちりとはいえませんでしたが、少しは彼らを知るきっかけになってもらえていればと思います。今後も15種類も霊長類を飼育している動物園として、彼らの魅力をどんどんお伝えしていきます!

来年は酉年だから・・・。

応援ガイドで見知らぬ私に推しサルが寄ってこなかった 中本

2016年4月4日