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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

動物園のハロウィーン

2015年10月31日

 10月24日、25日にかみね動物園ハロウィンフェスティバルを開催しました!

その様子をご紹介します!
 

フェスティバルでは、仮装をして入り口で合言葉を言うと入園料が無料でした!

園長ブログでも紹介しましたが、かわいいこどもたちが今年もたくさんやってきました!

職員も毎年恒例仮装しながらのお仕事です!

仮装 仮装

仮装 仮装


こちらも恒例の獣舎探検クイズラリー!

普段は入れない動物たちのお部屋でクイズに挑戦します!今年はゾウとキリンのお部屋にご招待!

もちろんクイズも楽しんでもらえましたが、部屋の大きさや雰囲気にもビックリといった感じでした!

クイズ クイズ


お化けかぼちゃのプレゼント

大きなかぼちゃをチンパンジーとニホンザルにプレゼントしました!

実は夏前から園内で動物のウンチで作った肥料を使ってお化けかぼちゃを育てていました!

が、今年は不作で数が足りなかったので、いただきものでなんとかあげることができました。

かぼちゃ かぼちゃ

チンパンジーの世界には争いを避けるために、誰かが持っているものは奪ってはいけないというルールがあります。

メスのマツコは毎年たくさんのかぼちゃを確保する頭脳プレーを見せてくれます。とにかく食い意地がすごい!

かぼちゃ かぼちゃ

それとは対照的にニホンザルの世界は弱肉強食、とにかく強いものが食べ物を手にすることができます。

毎年かぼちゃに一気に群がるのですが、今年はなぜかお上品に食べてくれました!


今年初の試みが「テナガザルに大変身」です!

牛乳パックで長い腕を作ってテナガザルに変身しました!

こちらの様子はまた別のブログでご紹介します。

てなが テナガ

 

ハロウィンの経済効果がバレンタインを超えたなんてニュースが流れる昨今、動物園のハロウィンも今年で5回目を迎えましたが、だいぶ認知されてきたような気がします!

初めての年は仮装をしてきた子供たちは20人くらいでしたが、今年は100人を超えて園内いたるところで見ることができました。

時代の流れに乗りつつ、どんどんパワーアップしていきます!

来年は動物仮装コンテストなんかもやってみようかなと・・・。お楽しみに!

11月は芸術祭やズーカフェなどイベントが盛りだくさんです!

ホームページでチェックして、足をお運びください!

世のイベントにいまひとつ乗れない飼育員 中本

2015年10月31日

かみねの長老

2015年10月31日

「長老」という言葉の意は年を取った人に対する尊称だそうです。
特に仏教においては出家者の中でも経験豊富で徳の高い人の事を指すそうな。
ならばかみね動物園において長老とは彼女の他にはいないでしょう。

バシャンとチャポン
  <左がバシャン、右がチャポン>

カバのバシャンです。御年52歳。
かみね動物園が今年で57周年を迎えるのでまさに生き字引。
酸いも甘いもかみ分けた日本カバ界の大御所。

現在は娘のチャポンと2頭で暮らしています。

ケーキ作り

ひと月ほど前の話ですが、
そんなバシャンに日ごろの感謝の気持ちを込めて敬老の日にみんなでケーキを作りました。
当日はたくさんの人が集まってくれましたよー!


ハート形のおから

もはや恒例のおからケーキ。今年は「気持ち」を込めたハート型。
誰ですか「お尻」って言ったの。
 おからでケーキ

ホシや花型に抜いたニンジン、リンゴをみんなに飾り付けてもらって・・・

りんご文字

今回は担当者がカービングに初挑戦。

読めますか?”げんきでいてね”って彫ってあります。
他園の飼育員の方が上手に作っているのを見て私も彫ろう!とはりきったんですけど。
修行が足りぬ。

ケーキ完成!

さてケーキ完成。毎回芸術作品に仕上がるおからケーキ。

今回も気に入って食べてくれるでしょうか?

これはなんだ? ぱくっ
     <これはなんだ?>            <さつまいもをぱくっ>    

チャポン 2頭でぱくぱく
    <チャポン登場>            <バシャンが見えないよ・・・>

2頭でバクバク

今回も見ていて気持ちいい食べっぷり。お見事。

豪快にばくっ ガイド
      <豪快にばくっ>        <感謝の気持ちをこめてガイドしました>

計14頭の子供を産み、日本のカバ家系図を支えているビッグマザー。

担当につかせてもらって今年で4年目。動きはゆっくりになりつつも今までで一番肌艶が良いように思います。
飼育員の仕事で基本中の基本「観察」は彼女に最も教えてもらいました。
餌の内容や部屋に入れるタイミング、何をしてもらったら嬉しいか、突然のアクシデントにはどのように対処すれば良いかなど等。高齢でよりケアが必要な動物だからこそたくさん観察して学ばせて頂いています。

これからカバの大敵、乾燥と寒さの冬がやってきますがバシャンのペースに合わせゆっくり快適に過ごして頂くつもりです。
たまに室内で見づらい事もあるかと思いますが、のんびり過ごしている姿を暖かく見守って頂ければ幸いです。
<おまけ>
りんごの行方

担当者が彫ったりんごはあっけなくプールに落とされ、そのうち食べてくれるだろうと思いきや
閉園まで浮かんでいるのでした・・・。

(飼育員 とにかく切ない井上)

2015年10月31日

スポーツの秋

2015年10月24日

バンバンバンと運動会の開催を知らせる花火の音で目が覚める10月!

動物園でもスポーツ大会を行いました!

名前だけ聞くと動物たちが競争しそうな感じがしますが、動物園のスポーツ大会で頑張るのは人間です!

では、その様子をご紹介します。

スポーツ

<体操部出身の飼育員から競技の説明>

第一競技はチンパンジーと握力対決!

チンパンジーは森の中を木から木へと移動しながら生活しています。

そのため、握力は約200キロ、オスになると300キロにもなると言われています!

あの大きな体で高いタワーやロープをいとも簡単に移動するのもうなずけます。

ちなみに人のギネス記録は192キロだそうです!それはそれで凄いのですが!

チンパンジー  

握力 握力
 

第二競技はカンガルーと幅跳び対決

カンガルーは助走なしで8メートルもジャンプできるといわれています!

その秘密は大きなアキレス腱と尻尾にあります。

大きな尻尾を上下に振ることで反動をつけ、強靭なアキレス腱から生み出される力で大ジャンプを可能にしています!

生息地であるオーストラリアにはカンガルーを捕食する動物はいないため、敵から逃げるためではなく、広大な草原を効率良く移動するためにジャンプ力を獲得したといわれています。

ちなみに立ち幅跳びのギネス記録は3メートル47センチだそうです。昔はオリンピック競技だったとか。(相当地味な競技になりそうですね)

カンガルー 幅跳び

幅跳び 幅跳び

第三競技はゾウと重量挙げ対決!

ゾウの鼻には骨がなく筋肉でできています。

そのムキムキな鼻が生み出す力で200キロから300キロのものも持ち上げてしまうといわれています!

そんな力があるかと思えば、小さいどんぐりを一粒ずつ拾って食べる器用さも持ち合わせています。

アジアでは昔からゾウと一緒に暮らし、その力を借りて森の中から大きな木を運んでもらうこともあります。

実際300キロの丸太は準備できないので、ぞうのエサを持ち上げてもらいました。

ゾウ  重量挙げ

重量挙げ 重量挙げ

過酷な自然を生き延びていくために、動物たちは驚くべき身体能力を持っています!

その能力のすごさを体を動かしながら体験してもらおうというのがこのスポーツ大会です。

動物園で普段はのんびりしている動物たちですが、ちょっとは見直してくれたかな!?

筋力の衰えを感じる飼育員 中本

重量挙げ

 (頑張れお父さん!!)
 

2015年10月24日

衣替えはお済みですか?

2015年10月24日

もうすっかり秋も深まり、肌寒い日が続いていますね~
動物園の動物たちも、冬支度をはじめています。
 

私の担当動物のホンシュウジカも、夏毛から冬毛に衣替え真っ最中です。

夏毛
背中の水玉模様は夏毛の証。
この水玉、ただのおしゃれってわけじゃないんです。
 

本来、シカは、森の中に住んでいます。

夏の森は、木の葉が生い茂っていて、太陽の光がまばらに差し込みます。いわゆる“木漏れ日”ですね。
 

木漏れ日 
※http://kabegami.mobi/lib/nature/plant/02564_240x320.html 引用

シカの背中の水玉は、この“木漏れ日”の景色にとけこむことができ、敵から見つかりにくくなっているんです。

一方、秋・冬になると、木の葉が落ちて茶色い森になりますね。

 冬の森
※http://www.myoko.org/doc/otomiko/blognplus/index.php?e=214 引用

そうすると、背中の水玉は、森の景色にとけこめず、逆に目立ってしまいます。
だから、背中の水玉をなくして、茶色い毛にすることで、茶色の森の景色にとけこむわけです!
冬毛

この、周りの景色にとけこむ体色や模様のことを『保護色』とか、『カムフラージュ』といったりします。


さらに、色や模様だけでなく、夏毛は涼しくすごせるように、冬毛は暖かくすごせるように、毛の量や質も変化します。
私達と同じく衣替えをするんですね~

そして、冬毛の写真をご覧の皆様はお気づきでしょう…

そう!年に一度の角切りを、先日、行いました!
角きり後
(すっきり、丸坊主…)

ニホンジカの角はオスだけにあります。
この角、毎年生え変わり、野生では2月頃に角が落ちます。
動物園のシカも同じで、何もしなくても2月頃に角は抜けます。

では、どうして、わざわざ角切りをするのでしょうか?
 

シカにとっての角は、強さの象徴です。
食べものやメスを奪い合うとき、オスたちは角を突き合わせて競い合います。
シカの繁殖期は秋なので、この角を突き合わせる行動が非常に多くなるんです。

この角突き、シカ同士でやっていてくれればいいものの、
彼らの生活空間に入る飼育員にも向かってきてしまいます。

でも、私達には角がないですし、戦うすべがありません。シカの角に刺されてしまったら…
ぞっとしますね。
振り返るシカ

かといって、私達が給餌や掃除を怠ると、動物園のシカたちは元気に暮らせなくなってしまいます。


つまり!!!
お互いの幸せのために、角切りをしているんです。

見た目はなんだか寂しい気がしますが…
そういうわけで、かみね動物園のシカたちは、冬の間、すっきり丸坊主頭で過ごしています。
また春になったら角が生えてくるので、楽しみにしていてください♪

冬支度、真っ最中の動物たちに会いにきてくださいね~



(新シカ舎担当/獣医師・あきば)

 




 




 

2015年10月24日