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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

ウーーーミウ!!

2015年3月31日

3月1日から15日まで行われていた第二回KMN動物園どうぶつ総選挙。1位に輝いたのは「キリン」でした!

キリンのシゲルキリンのシゲル君おめでとう♪

ただ輝かしい1位がいるからにはもちろん最下位の動物も…今回残念ながら最下位となったのは「ウミウ」

目の色がエメラルドグリーンだったり、鵜飼いで大活躍したりと実は魅力満点の鳥なんです。

ウミウ日立市の鳥に指定されてます

応援ガイドではウミウ愛にあふれたO内飼育員の面白いガイドで盛り上がっていたのですがまだまだ魅力は伝わっていなかったようで…

ウミウとo内飼育員ウミウの魅力とはっ

そこで!もう一度皆様にウミウの魅力を伝えようと特別ガイドとウミウクイズで園内をジャックしました。

「ウミウは何の仲間?」「ペリカン!」

「ウミウの指は何本?」「4本!」

「ウミウのごはんは?」「魚!」

「じゃあ魚はどうやって食べる?」「まる飲み!」などなど…白熱したクイズ大会も開催されました。

ウミウガイドウミウクイズ

クイズに参加してくれた方にはウミウ名刺をプレゼント。

ウミウ名刺ウミウ名刺

人ばっかりプレゼントをもらっていてはウミウもつまらないので魚をプレゼント。いつもはアジを食べているのですが、今回は特別にアユ、メヒカリ、大きいアジ、サンマをあげてみました!どんな反応をするのかO内飼育員もドキドキ見つめます。

ウミウのエサタイム「まだかな、まだかな」

結果は瞬きも許されないほど一瞬にして飲み込んでしまいました!

大きなアジも長いサンマもお構いなし!さらに水の中に一気に魚を入れると勢いよく泳ぎだし、見ているこちらに水がかかってくるほどでした。これには見ていた方もビックリ。一瞬過ぎて写真もしっかり撮れませんでした…

ウミウ泳ぎも得意!ペリカンのように喉に魚をいれることも!

動物園には大人の方でも知らなかったり、間違ったイメージを付けたられた動物がたくさんいます。聞いていると間違ったことを堂々と子供たちに教えている方もチラホラ…

せっかくの動物園。「寝てるから次行こうよ!」「知らない動物だから見なくてもいいや」ではなく、少し立ち止まって「何で寝てるんだろ?」「これはどんな動物なんだろう?」「今まで抱いてたイメージと合ってるのかな?」と注目してみて下さい。新たな発見がきっとあるはず!

ウミウに関しても今回のガイドで印象が変わった方もたくさんいました。これをきっかけに日立市の代表ウミウのことをもっと知ってもらえたら嬉しいです。

(飼育員 おおぐり)

2015年3月31日

カピバラ緑化計画始動!

2015年3月30日

今年もカピバラのグラウンドにクローバーの種を蒔きました!

しばらく土のグラウンドは封鎖となりますのでご了承ください。

グラウンド ぐらうんど

今年のテーマは「再生」です!

これまでは見事な草原ができても彼らの食欲によって1週間もすれば荒野となっていました。

そこで、今回は開放後食べつくす前に再び封鎖して何度も楽しもうという作戦です。

さていかなる結果に!?ご期待ください!

カピバラ

※グラウンドの解放時期についてはホームページでお知らせします。

カピバラ担当 中本

2015年3月30日

愛がいっぱい総選挙

2015年3月25日

 KMN動物園第2回どうぶつ総選挙が幕を閉じました。

キリンエサやり

勝利の女神が微笑んだのは「キリン」。
昨年生まれたシゲキ人気やキリン柄の新獣舎、キリンの目線になることができるテラスの新設など話題目白押しでしたからね。文句なし、ぶっちぎりの一位でした。

キリン親子 やったね!

1位のキリンは園内パンフレットの表紙になります。動物園の顔としてこれからも多くのお客さんに動物園の素晴らしさをアピールして頂きます。

アライグマ

ちなみに園長が独断と偏見で選ぶ園長賞はアライグマ。一万円頂きました。
このお金はアライグマたちのために使われるそうです。
飼育担当者がその使い道を現在考えています。いいなー羨ましいぜ。

さて選挙期間中、最もやきもきしていたのは恐らく飼育員たちです。
1票に一喜一憂。仲間内の凄まじい心理戦により純粋な私も今回ばかりは人間不信に陥りそうでした。

カンガルーガイド

熱き応援ガイドは2日間開催!ガイド中は何をしても良いとの事だったので、各担当者あの手この手で担当動物の魅力を伝え、支持者を増やそうとします。

ウミウとO内飼育員
市の鳥「ウミウ」と日立市をこよなく愛するO内飼育員。

ホロホロとN村くん
ホロホロチョウとウマと妻をこよなく愛する新人N村飼育員。

Y内飼育員
チンパンジーと大和魂をこよなく愛するY内飼育員。

今だから言いますが、総選挙が始まって1週間経った時点ですでにキリンの票は他を引き離していて1位は確定したようなものでした。
それでも最後の最後まで飼育員たちは戦い抜きました。
何より担当動物への「愛」がありますから。彼らの魅力をお客さんに伝えたい!
やるだけやったので悔いは無いです。

ベンガルトラ

・・・と言いつつ私の推しアニ「ベンガルトラ」は3位。
カワウソに僅差で負けた・・・。悔しい~!

飼育員の愛が錯綜するどうぶつ総選挙。順位はともかく普段あまりスポットが当たらない動物にも興味を持って頂けたら幸いです。
来年みなさまのハートをつかむのはどの動物でしょうか?
人間不信にならない限りは来年も恐らく開催しますよ!

※宣伝※

ウミウ

最下位動物「ウミウ」の応援イベント行います。

3月29日(日)
1回目 11:00   2回目 14:00

生まれも育ちも日立市のウミウ担当O内飼育員があなたを「鵜呑み」にしちゃいます。

これであなたもウミウファン!

どうぞご参加くださいまし。

(飼育員 ‘トラ推し’いのうえ)

2015年3月25日

ハンコを買いに行ったら

2015年3月19日

ブログのリンク名からお察しの方もいるかと思いますが昨年結婚しました。
色んな方からお祝いしていただき至極恐縮。でもとても嬉しかったです。

はんこ

さて、結婚後に女性は名前変更の手続きが大変と聞いていたのですがまさに現在その状況。
名前が変わったので、実印・銀行印も変えなくてはならない事に。
そこで近所のハンコ屋さんへ向かいました。

はんこをえらぶ

ハンコの素材って色々あるんですね。恥ずかしながらこんなに種類がある事初めて知りました。プラスチック、石、木、水牛の角・・・。
その中で目を引いたのがこれでした。
象牙

ゾウの牙。いわゆる「象牙」です。
象牙で作られた判子が最高級品として数十万円の値段で売られていました。

その日は結局お店で判子は買わずインターネットで金属製の物を購入したのですが、どのサイトを見ても象牙のハンコがありました。

密猟

この象牙、どのように手に入るのか。
日本では合法的に象牙製品を入手できますが、なかには密猟や密輸など違法に取引されたものもあると言われています。

日本だけでなく中国や東南アジア諸国でも象牙を使った判子や彫刻品が高値で売られており、密猟で殺されたアフリカゾウ・アジアゾウから採取されたものも横行しているとの事。
アフリカゾウに関して言えばこのペースで密猟がすすむと今後10年で地球上からいなくなってしまうかもしれないと言われています。

象牙の取引について

実は1989年にアフリカゾウの絶滅を防ぐために商業目的の象牙取引が禁止されたのですが、97年にボツワナやナミビアからの象牙が事実上「禁止解除」。2000年に試験的に日本が約50tの象牙を輸入します。
なぜ取引禁止の解除がされたのか。アフリカの国の多くは貧困に喘いでおり、ゾウ1頭分の象牙は年収相当のお金が手に入ります。つまり重要な収入源になるのです。
自然死や害獣として殺されたゾウの象牙のみであれば違法にはならないため、これらの象牙が取引されます。

日本が象牙を買った

日本はその後も一度きりの販売という約束で中国と共に108tの象牙を輸入しています。
書類上ではもちろん合法。日本ではきちんと届けを出されたものに関しては販売を認めています。
ところが、この試験的な禁止解除が多くの密猟者や消費者に「象牙取引再開」という間違った認識を植え付けてしまっているのではないでしょうか。


合法象牙(自然死などで手に入ったもの)を市場に出して密猟が減れば良いのですが、残念ながら年々増える一方。
需要が高まったことで、その供給もハイスピードで進んでいます。
野生動物の絶滅なんて遠い国の話のようですが、どうやら私たちの生活も無関係ではないようです。

東武ZOO(東武動物公園 アフリカゾウ) 金沢動物園(横浜市立金沢動物園 アジアゾウ)

象牙は生きているゾウに生えているから美しく価値があるのだと私は思います。
身近に使っているハンコから色々と考えさせられる今日この頃なのでした。


参考資料  WWF  Japan 会報&ホームページ www.wwf.or.jp/activities/2013/03/1122105.html

      TEARS OF THE AFRICAN ELEPHANT tearsofelephants.jimdo.com/

 

(飼育員 いのうえ)

 

2015年3月19日

男前ケンシロウ

2015年3月8日

チンパンジーのゴウちゃんに続き、こちらも1か月以上経ってしまいましたがマンドリルのケンシロウも2月7日で9歳になりました!

ゴウと同じ誕生日なんですよ。

ケンシロウおめでとう☆

お誕生日当日は食パンとフルーツ、野菜でケーキを作成。お祝いに駆けつけてくれたたくさんのお客様に特別ガイドも行いました。

ケンシロウのケーキ お誕生日ガイド

ガイドの後はケンシロウに直接ケーキをプレゼント!材料を細長く切っていたのでケーキの中から好きなものを選んでもらいました。

ケーキプレゼント ケーキプレゼント

「間近で見ると大きくてビックリ」「顔の色が本当にきれい」「お尻もきれい」「人間の手と一緒だ」「爪もある」という様々な感想が飛び交っていました!

ケーキプレゼント器用に受け取ってくれます

かみね動物園に来たころは幼く、気も小さく、オスらしさに欠ける部分が多く色々と心配していました…

ケンシロウ4歳来園して間もない頃。あどけない表情でまだまだ体も小さかった…

ケンシロウ現在現在のケンシロウ。立派になりました!

ちょうど1年前には待望のお嫁さんリエルが来園。メスが来たことでさらに男らしさに磨き?がかかりました。

ケンシロウとリエルグルーミング中。気持ちよさそうなお顔です。

お客様からよく「赤ちゃんはまだですか?」と聞かれますが、こればっかりは何とも言えません。

繁殖行動は見られますが、必ずしも赤ちゃんができるわけではありません。リエルはまだ若く、ケンシロウも子供を残したことはまだありません。この先どうなかるか楽しみにしつつ、焦らず見守って頂けると幸いです!

(サルの楽園担当 大栗)

2015年3月8日

4歳になりました!

2015年3月7日

1ヶ月前のご報告となってしまいますが、2月7日でチンパンジーの「ゴウ」ちゃんが4歳になりました!

ゴウおめでとう☆

当日は土曜日ということでお誕生日会を開催!集まってくれた方々と食パンにヨーグルトを塗った土台にフルーツを盛り付けケーキを作成しました。(ヨウお母さんに取られてもいいように2個作りました)

ケーキ作り運動場内でガイドとケーキの盛り付け

ケーキとチンパンジー ゴウとケーキ 逃げるが勝ちのゴウ 満足したゴウ

ヨウお母さんに奪われそうになりましたが何とか一つはゲット!他のチンパンジーたちに奪われぬようタワーの上で食べていました。

走るゴウすたこらさっさ…

元気にチンパンジーの群れの中で4歳をむかえられたのは生まれた時のことを思い返すとちょっと信じられず、嬉しい気持ちです。

ゴウ生まれて間もないころのゴウ

ゴウは生まれた時から1歳をむかえる少し前まで人工哺育といって飼育員が育てていました。

人工哺育をしていると「母親代わりになれて良いな」「可愛い時期を一緒に過ごせるなんてうらやましい」と言われることもあります。

ゴウ哺乳中 ゴウ体重測定

実際に可愛いですし、母親代わりになるのですが、飼育員としては出来るだけ人工哺育は避けたいと思っていました。これは大変だからということではありません。

人間が育てるということは赤ちゃんにとって頼るべき存在が人間となり、自分がチンパンジーであるという意識が薄くなってしまう可能性が高くなります。また群れで生活するのに必要なコミュニケーションの取り方などを学ぶこともできません。

チンパンジーの群れ大人から子供まで一緒に暮らします

こうなると大きくなってからチンパンジーの仲間に入りづらくなります。「ずっと一緒にいればいいんじゃないですか?」とも言われますが、チンパンジーも大人になれば体重が40~60kgちかくになります。また力もとても強くなり、本人に悪気がなくても飼育員が怪我をしてしまうこともあります。もしチンパンジーによって怪我をした場合みなさんはどう思いますか?凶暴で野蛮な動物なんだ、と思ってしまいませんか?こうした間違ったイメージがついてしまうのはとても悲しいことです…

一緒に遊ぼう 一緒に遊ぼう

実際のチンパンジー達は子供が大好きで大人も一緒に遊びます。仲間を大切にし、群れの空気を読みながら生活しています。野蛮なんてことはありませんよ。

さらに50年前後と長い寿命をもつため、もし仲間に入れなかった場合長い長い期間をずっとひとりで暮らしていかなければなりません…

そんな人生(チンパンジー生?)を送ってほしくなかったため、ゴウにはできるだけ早く群れに帰ってほしいと思い試みを続けていきました。

ゴウ数か月 ゴウ数か月

小さなゴウにとって辛い時期もあったかもしれませんが、母親のヨウも一生懸命に愛情を注いでくれ1年とちょっとで群れの仲間として認められみんなと過ごせるようになりました。

ゴウとヨウ ゴウとヨウ

ゴウとヨウ親子。右の写真は1歳のお誕生日に一緒にケーキを食べているところ

なんだか長いブログとなってしまいましたが、とりあえずゴウが無事にみんなと一緒に4歳を迎えられたことは何よりも幸せなこと!

ゴウ

まだまだ遊びたい年頃のゴウは毎日元気に駆け回っています。花粉が辛いですが、少しずつ暖かくなり動物園日和も増えてきます。ぜひ遊びに来てくださいね☆

(チンパンジー担当 大栗)

2015年3月7日

頭の中がピンク色 番外編

2015年3月6日

先日、フラミンゴの一斉捕獲を行いました。

見た目は派手ですが、臆病で神経質な鳥。
捕獲は班内の職員や獣医に相談し、フラミンゴが怪我をしないよう段取りを組んで行われました。

なぜ捕まえたのかというと

足環

このバンドを付けるためです。

これは足環と言って、鳥の足に装着するものです。

個体ごとに見分けるのがとても難しい鳥類。
これを付けることで、それぞれ番号で呼び、見分けることができます。いわば、名札の替わりです。

ZOOジーンズ

ちなみにこの足環は昨年行ったZOO JEANSの寄付金より購入しました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございます。

 捕獲風景 捕獲風景2

さて、名札と言っても胸にピンで刺すわけじゃないんですよ。
装着するために、まず捕獲。

捕まえる時は集団で動くフラミンゴの習性を利用して、ネットを張ったエリアに追い込みそこから捕まえていきました。

こうすることで無駄に追い立てなくて済みます。

新聞紙を肢に巻く

しっかり動かないように捕まえて、まずは新聞紙を肢に巻きます。

足環を巻く

そして、ヒーターでぐにゃぐにゃに曲げた足環をくるっと。

水をかける 足環

水をかけて冷やして固めて出来上がり!
新聞紙は熱い足環が直接フラミンゴにあたらないようにするために巻いたものなので、固まったら抜いちゃいます。

フラミンゴをにがす 立ちすくむフラミンゴ

お疲れ様~!
放した後は茫然自失・・・といった感じで佇んでいました。
これを延々52羽。
降りしきる冷たい雨。凍える職員。
暖色のフラミンゴを見るくらいでしか暖が取れない状況。早く終わらせねば。

フラミンゴホッとした
一斉捕獲も足環装着も初めての事だったので、どれくらい時間がかかるか心配でしたが1時間もかからずにできました。良かった・・・かな?

かくして個体を見分けられるように。
今後は「31番、我が強いな」とか「93番、食い意地張ってるな」とか同じように見える彼らでも個性を見出すことができるかもしれません。
また繁殖期の相性のいいペアや具合の悪い個体などをこれで見分ける事ができるようになりました。

皆さんもこれからフラミンゴを見る際は右足の番号を見ながら観察すると何か面白い発見があるかもしれませんよ!

ぜひ見てみてくださいね。

 

(飼育員 いのうえ)

2015年3月6日

頭の中がピンク色 その3

2015年3月5日

 もはや間が空きすぎてなんのことやら分からない方々がたくさんいらっしゃるでしょうね。
だって昨年11月の出来事をこれから書きますから。
自分史の過去は振り返ると耳心な話ばかり思い出されますが、動物の過去を振り返ると色んな発見ができます。
お時間ある方はさらに振り返ってみてください↓

その1
www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/inoue/blog201411.html(新しいウインドウが開きます)

その2
www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/staff/inoue/blog201412.html(新しいウインドウが開きます) 

さて、フラミンゴ外デビューの件。

人工育雛の2羽を展示場内に出してみました。

元からいるフラミンゴの群れと2羽を隔てるものは一切無し。
私は外から見守ります。子供はいませんがこの時の気持ちがオヤゴコロというものなのでしょう。

立ちすくむ2羽

餌を食べるピンク集団の横で立ちすくむヒナ1号2号。

取り残された2羽

そして群れが離れてもその場に留まる2羽。
どうしたら良いのか全く分からない!・・・と本人(本鳥?)が言ったわけではありませんがそんな印象を受けました。

集団行動

フラミンゴは求愛のダンスをする時も一緒、子育てをする時も一緒、危険を感じると一斉に飛び立つのも一緒。つねに集団行動をする動物です。

野生では、彼らの周りには肉食獣の存在など危険がいっぱい。
その危険を回避するためにこのように集団で動くと言われています。
人においては認められる「オンリーワン」もフラミンゴ界では違う動きをすると気の合う相手が見つからなかったり敵から狙われる確率が高くなるって事ですね。

ヒナ1号2号

私が育てたヒナではありますが、立派なフラミンゴになってもらうべくこの日から毎日展示場に慣れてもらう事にしました。
ここで興味深かったのは常に2羽くっついているのに、ある日を境に2号が執拗に1号をつつくようになったこと。
体格の違いが出てから攻撃が見られるようになりました。
これは自然に育ったヒナや成鳥でも見られる行動です。

集団で暮らすから仲良しかと思いきや、個体ごとに強さの関係はあるようですね。
しかもこんなに小さなうちから。これは大人になっても変わらないのでしょうか?

う~ん、分からない。その容姿といい生態といい、ほんと魅力満載の動物です。
ではでは、性懲りもなくまだ続く。

(飼育員 いのうえ)

2015年3月5日