ちょっと前のご報告になりますが、6月に続き秋のわくワークショップを開催しました!
様々な体験を通して、動物について知ってもらおうという企画 です。
今回のテーマは鳥の羽。かみね動物園で暮らす鳥たちから抜け落ちた羽を使って「羽根ペン」を作りました。
まずは鳥の羽に関するお話し。実際に触りながら、どんな鳥の羽かを考えてもらいました。
色や模様、大きさなど鳥といっても色々な羽があります。ピンク色はフラミンゴ、とすぐに分かっても茶色いと誰の羽なのか当てるのは難しかったようです。
続いて触ってもらった羽をグチャグチャ触りバサバサにしてもらいました。でも下からなでるとすぐに元通りに。実際に鳥達も羽がバサバサになってしまっても羽根繕いをすればすぐに元に戻ります。これはどうしてでしょうか?
その答えを顕微鏡をのぞいて確かめてもらいました!
のぞいて見えてきたのはジッパーのようなかぎ針がびっしり生えているところ。このかぎ針によってバサバサになってしまっても羽根繕いをすれば元に戻るんです!(写真がなくて申し訳ありません…)
バサバサになった羽では飛ぶことが難しくなってしまうためこの様な秘密があったんです。
ちなみに体を温かく保つための羽にこのジッパーのようなかぎ針は見られないため、そちらも一緒に観察してもらいました。
普段は見られない鳥達の羽に隠された秘密にみんなビックリしていました!
続いてお楽しみの羽根ペン作り。
今回は鳥の羽に注目してもらいましたが、動物たちには私たちが気づいていないすごい秘密をたくさん持っています。
動物園に来てただ動物を見るだけでなく、よーく観察したり、飼育員に質問してみて下さい。新しい発見があるかもしれませんよ!
(飼育員 おおぐり)