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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

アナと密林の王者

2014年7月30日

大ヒット映画にかけてみました。

この映画といえば話題になっているのが劇中歌。
ありのままの自分でいられる喜びを歌ったあの曲は感動的ですね。
動物園においても動物のありのままの姿=動物本来の能力・行動などを皆さんにお見せしたいと飼育員は四苦八苦しております。

さわ寝る

ベンガルトラにおいてはこのように休息しているのが野生でも見られる姿。

確かにこれは自然な姿ではあるのですが、

大型ネコ科動物を見る上での醍醐味とは何か?

寝姿も魅力的ですがやはり「狩り」で はないかと私は考えています。

そこでこんな物を考えました。

穴あきブイ

アナあきブイ。これからトラの展示場に設置します。
 

さわ待つ

今か今かと待ってます。

展示場に置いたその後・・・

追う!

追う!

追う!

追う!

捕まえる

捕える!

においを嗅ぐ

しきりににおいを嗅いだりなめたりしていました。

実はこのブイ、アナの中にあるものを入れてます。

シカの糞

シカの糞です。

これまでも動物の糞を置いてその反応は見ていたのですが

草食獣の匂いを放ちつつ動く遊具があればより狩りに近い行動が見られるのではないかと考えました。

私のだからね

ベンガルトラが生息するジャングルにはシカが生息しており、トラの獲物となります。

ここではホンシュウジカの糞を入れてみました。

アナから薫るかぐわしい香りにトラは本能を抑えられない模様。

ちなみにこの遊具で遊ぶ様子が見られるのは外に出してから30分くらい。

飽きるのが早いという飼育員泣かせな彼らの性格。

狩り時間が持続するよう改良を重ねておりますが、ひとまず朝イチ入園したら猛獣舎まで来てくださいませ。

ありのままの猛獣一番のハイライトをお届けします。

 

(飼育員 かわそえ)

2014年7月30日

七夕まつり☆その2

2014年7月20日

七夕まつり「あなたの願いを叶えます」7月6日バージョンです。

1・レッサーパンダの飼育体験

レッサーパンダが大好き!かわいい絵を描いて応募してくれました。

レッサ―パンダ飼育体験リンゴを切ってプレゼント

レッサーパンダ飼育体験今度は直接手でプレゼント

集合写真願いが叶って感動でした!

2・動物の赤ちゃんのお世話をしたい

5日にも行いましたが、人工哺育中のニホンザルのお世話をしてもらいました。

赤ちゃんのお世話体重を測ったり、ミルクを自分たちで作って赤ちゃんへ。いっぱい飲んだかな?

赤ちゃんのお世話「赤ちゃん大きくなってね!」願いが叶いました。

3・キリンと背比べ

大きな大きなキリン。近くで見るとどれだけの身長差があるのでしょうか?

キリンと背比べ普段は入れない運動場。寄ってきてくれるかな?

キリンと背比べやってきました!シゲル君。もっと近づいてくれましたよ。

キリンと背比べ写真は遠いけど、キリンと背比べ大成功!!

今回は2日間で7組の方々の願いが叶いました。いつもとは違う体験に満足して頂いたようでスタッフ一同一安心。これを機にもっと動物園を好きになってもらえたら幸いです。

今回は残念ながら願いが叶いませんでしたが応募をしてくれた皆さまも本当にありがとうございました。

来年はどんな願い事が叶うのか…今から楽しみです!

(飼育員 おおぐり)

2014年7月20日

七夕まつり☆その1

2014年7月19日

世間は夏休みに突入しましたが、少し戻って七夕の話題です。

今年もかみね動物園では七夕にちなんで「あなたの願いを叶えます」を行いました。

これは6月中に動物園でやってみたい願いごとを募集をし、見事選ばれた方の願いを叶えるというもの。

7月5、6日の2日間に分けて行ったのでその様子をご報告します!

まずは7月5日バージョン

1・動物の赤ちゃんを抱っこしたい

動物の赤ちゃんはお母さんにぴったりくっつき、お母さんも赤ちゃんを離したりはしないので抱っこすることは難しく、私たち飼育員も触ったりすることほとんどありません。

ですが、今回はお母さんの育児放棄により人工哺育となっているニホンザル赤ちゃんがいたため、抱っこをするだけなく一緒にお世話をしてもらいました。

ミルク作りまずはミルク作り…飲んでくれるかな?

ミルクやりいっぱい飲んでくれた!

集合写真家族みんなで願いが叶いました!!

2・モルモットの飼育体験

ふれあいコーナーで触っているモルモット。普段はどんな生活をしているのかな?一緒にお世話をしてもらいまいた。

モルモットとご対面まずはご対面。「こんにちは」

モルモット寝室お掃除ほうきを使ってお掃除

モルモットお掃除お掃除の後はたっぷり乾草を敷きます

集合写真エサをあげて飼育体験終了!お疲れ様でした!!

3・飼育員によるガイドツアー

いつもは聞けないお話や、いつもは入れない動物達の寝室などにご案内。どんな質問にも答えました。

ガイドツアーカンガルーまずはカンガルー

チンプ舎ガイドこちらはチンパンジーの寝室

ライオン舎内部最後はトラ・ライオンの寝室

集合写真飼育員二人とも目をつむってますが…楽しいガイドツアー無事終了!

4・カピバラと記念撮影

カピバラ大一家と写真を撮りたいというお願い。さあ、大集合してくれたでしょうか??

カピバラと記念撮影心配をよそにエサをめがけて一斉に大集合!

カピバラ大集合「もうエサないの?」

カピバラと記念撮影大満足でした!!

七夕まつり☆その2。7月6日バージョンに続く…

(飼育員 おおぐり)

2014年7月19日

わくわくしたよ!わくワークショップ!その4

2014年7月18日

6月最後の土曜日は卵で標本教室を開催しました。

始まるよー!

当日はあいにくの雨でしたが、集まってくれたお客さんは

みんな楽しみに来てくれました。

プレッシャーに弱い担当者は期待の波にのまれかけていました。

卵に乗る!  卵に乗る!2

さて、写真左の女の子はあるものに乗っています。

右の男の子は乗りながら不安そうに下を向いています。

それもそのはず。
実は彼らが乗っているのは卵パックに入った卵の上なのです。

写真がないので分かりづらいですが、卵を20個並べてその上に

発泡スチロールと板を敷いて乗ってもらっています。

卵は一点に加わる力にはとても弱いのですが、全体にかかる力に対しては

一定の重さまで耐えられるのです。
一点力に弱いのはヒナがくちばしでつついて外に出られるように。

鳥のヒナを守るための卵ですからね。簡単には割れません。
まずは千枚通し

卵の事を体で知ってもらったら、いよいよメインディッシュ。
標本作りはまず千枚通しで卵に穴をあけることから始めます。
右から二人目の彼女はなかなか卵に穴を開けられず、職員が手を貸そうとしますが

自分で最初から最後までやりたいからと丁重にお断りされました。

20歳以上年下の彼女。意志を貫き通すその姿勢に感動。

注射器で

そして注射器で吸い出す・・・のではなく

注射器で空気を入れて卵の中に圧をかけて中身を出します。

吸い出すのは注射針がつまったりして上手くいかない事が多いので

卵標本を作るときは空気圧DE押し出し法がよく使われます。

そして洗う

そして注射器で水を入れて洗います。

台に絵を描く

卵を乾かしてる間に台座に絵を描いてもらいました。
乾かす

乾くのが遅いため、ヒーターを持ち直接当てる方法。

ずっと持ってくれた獣医さんは汗だくでした。ありがとうございました。

ホットボンド

そしてホットボンドを使って台座につければ

完成! 完成!

オリジナル卵標本の完成!
作るのが難しかった分、嬉しさもひとしお、でしょうか?

完成!

わくワークショップ皆勤賞の3人。
卵標本教室は作るのが大人でも難しいですが、みんなとっても

上手にできました。

これにてわくワークショップは4つ全て終了!

反省点も踏まえて、されにパワーアップして来年も行います。

ぜひぜひ皆様のご参加お待ちしております。

(飼育員 かわそえ)

2014年7月18日

わくわくしたよ!わくワークショップその3

2014年7月14日

ご報告が遅くなりましたが、わくワークショップ第3段は「ニョロニョロ教室」。

ヘビを実際に見て触りながら、知っていそうで知らないヘビの不思議に迫りました。

まずはイメージするヘビの絵を描いてもらいました。

ニョロニョロ教室ニョロニョロ教室

体が長くウネウネとし、舌を出しているような絵を描いてくれる方が多かったです。

では、実際のヘビは?

と、いうことでじゃじゃーん!ビルマニシキヘビとボールニシキヘビの登場です!!

ニョロニョロ教室

目の前で見るヘビに子供たちだけでなく大人もビックリ。

「ヌルヌルしている」と思われている方も多いのですが、実はこれは間違い。

ヘビにはウロコがあるため実際に触ってみると…「ツルツルしている!」「サラサラしている!」という声が多く聞かれました。

ニョロニョロ教室ヌルヌルしない!

また、移動をするための手足がないヘビは体をくねらせながら進みます。(蛇行運動といいます。)

お腹には幅の広いウロコ(腹板といいます)があり、これを使って進んでいきます。

ニョロニョロ教室お腹も触ってもらいました

ニョロニョロ教室自分たちの足で蛇行運動を感じてみました

続いてはヘビの顔に注目。絵に描いている方も多くいたのですがなぜ舌を出すのか?実は舌でにおいを感じて取っているからなんです。

ヘビにも鼻はありますが、これは息をするためのもの。空気中のにおい粒子を舌でキャッチし、上あごにあるヤコブソン器官という場所に運び嗅ぎ分けているんです。

ニョロニョロ教室ただ舌を出しているだけじゃないんだ!

他にもヘビのお尻はどこか、耳はあるのか、など色々な疑問に迫りました。

ニョロニョロ教室

お話の最後には身の回りで見られる日本のヘビについてもお話。動物園でヘビに触れるのは、触られることに慣れているから。お家のそばで見つけたからって触っちゃダメですよ!

またお土産としてヘビの脱皮した皮を使ってしおりを作りました。

ニョロニョロ教室

今回のワークショップで子供はヘビが好きだけど、両親はあまり好きではない、という方もいらっしゃいました。

それでも直接触れ合ったり、話しを聞いたりするなかで、ヘビの見方が変わり嫌いではなくなったようでした。

大人の方もイメージで決めつけず、少し動物たちと向き合ってみると新たな発見があり面白いと感じることは多いと思います。

ワークショップは終わってしまいましたが、動物園では色々なイベントを行っていますので、ぜひ足を運んでみて下さい!

ニョロニョロ教室

(飼育員 おおぐり)

2014年7月14日