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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

ナナありがとう

2014年3月31日

お知らせではお伝えしていましたが、一か月ほど前の2月23日にチンパンジーの「ナナ」が亡くなりました。

ナナナナ亨年18歳

チンパンジーの寿命は50年前後と言われているため、18歳はとても若くこれからの活躍に期待をしていただけに残念でなりませんでした…

ナナは2012年9月26日、生まれ育った宇都宮動物園からやってきました。

ナナ来園間もない頃

「ナナは何でも食べるよ」と言われていましたが、突然の仲間たちとの別れ、環境の変化のためかしばらくはあまりエサを食べてくれず心配な日々が続きました。

徐々に環境に慣れてもらえるようゆっくりとメンバーたちとのお見合いを続け、翌年の1月には一緒に過ごせるようになりました。

チンパンジー群れのみんなと

おだやかな雰囲気で、子供たちともよく遊び、帰りの遅いヨウを迎えに行ったり、仲間想いの優しい性格でした。

ゴウとナナナナ

ゴウとナナ。良きお姉さんでした。

現在子育て中のヨウやマツコもまだ繁殖は出来ますが、それなりに年齢を重ねているため、次世代の担い手となる新たなメンバーとして、群れで育ち、出産、育児経験のある若いナナに来園してもらうことになりました。

チンパンジーは群れのなかで色々なことを学習して成長します。交尾や子育てもその一つです。

この先ナナが群れの中で交尾をし、出産、子育てをするということは現在3歳のゴウ、2歳のリョウマにとっては学習をする大きなチャンスでした。

ナナとリョウマナナとリョウマ

さらに、ナナはリーダー(アルファ)であるゴヒチだけでなく、ゴヒチの息子であるユウとも交尾をしていました。まだまだ頼りないところもあるユウにとっては初めての交尾であり、良い経験と自身につながる大きな一歩となりました。

ナナとゴヒチユウ(左)とナナ(右)

実はナナは亡くなる3日前に出産をしていました。残念ながら死産でした。

すでに息のない赤ちゃんを大事そうに抱き、メンバーたちも興味津々で覗きこんでいました。初めて出産と赤ちゃんを目にしたゴウは特に興味を示し、積極的に触ろうとし、ナナもそれを嫌がらずに触らせていました。

たったの1年半でしたが、ナナがメンバー達に残してくれたものはとてもとても大きいものでした。

献花台2月22日~3月2日まで設置していた献花台。たくさんのお花やメッセージありがとうございました。

生きている限り、死は必ず訪れます。分かっている事ですが辛く悲しいものです…

ただ悲しんでばかりはいられません。早すぎた死を無駄にせず、これからもナナが大切にした仲間たちのために頑張っていかなければなりません。

ナナありがとう!!

現在、他のメンバー達は変わらず元気に過ごしています!

チンパンジー左からゴウ・マツコ・リョウマ・ヨウ・ユウ・ゴヒチ

もうすぐかみね動物園の桜も咲き始めますので、ぜひチンパンジー達に会いに来て下さい!!

(チンパンジー担当 大栗)

2014年3月31日

カンガルーキャンペーン

2014年3月29日

カンガルーをカンガエルー キャンペーンガイド開催しました

3月に行われた動物総選挙。

1位に輝いた動物がいる一方で最下位に悔し涙をこらえた動物もいるわけで・・・

今回は最下位になってしましたが、担当者が彼らの魅力を伝えられなかったのがいけないのか?

いつも寝ている彼らがやる気を伝えられなったのか??(夜行性なので昼間は寝ていることが多いんです)

カンガルーもこんなにかわいく魅力的!ということを知っていただきたく、カンガルーガイドを行いました。

カンガルーガイド

たぶん知らないであろう。カンガルーの生態をお話ししました。

知ってほしい子育て

一度に3頭を同時に子育てをいています。

体験

お母さんになってみよう!

袋から出てくる頃の赤ちゃんの重さを体験してもらいました。

エプロンのポケットにはりんごを・・・けっこう重い?約3キログラムを体感してもらいました。

寝室から

実際に寝室に入ってもらい・・・

グラウンドで

グラウンドに入って大きさを実感していただきました。

器用に前足を使ってエサを食べる仕草にかわいい!って言う声が^^

太いしっぽに「すごいねぇ。」という声が漏れ聞こえてきたり、なにより近くに来たオスの大きさにビックリしていただけました!

参加いただいたみなさんからたくさんの「へ~」が聞けたので、カンガルーの魅力が少しでもお伝えできたものと自負しております。

これからは動物園とセットでカンガルーの応援もよろしくお願いいたします。

(カンガルー担当 上西) 
※別会場ではカンガルーのジャンプ力を体験する幅跳びが行われました。8mと言われる驚異のジャンプ力、ちびっこも頑張ったよ。
 ジャーンプ!
みんなでひとっ飛び

2014年3月29日

最近のゾウさん

2014年3月27日

かみね動物園では、2頭のメスのアジアゾウ『ミネコ』と『スズコ』を飼育しています。年齢は33歳と32歳の娘盛りです。

ゾウ1

ゾウは群れで生活し、仲間同士の結びつきがとても強い動物です。群れの中の順位付けもしっかりされていて、その群れの中には飼育員も含まれています。飼育員よりもゾウの方が上の順位に立ってしまうとたまったもんではありませんので、毎日のトレーニングでしっかり飼育している、されているという認識を持ってもらいます。

 

近頃ゾウたちは、たびたびケンカを起こすことが多くなりました。

発情?ミネコに対してお尻を向けてスズコが近づいていきます。

下剋上?2頭の中ではミネコの方が順位は上なので、スズコがミネコの上を狙っているのかもしれません。

ハッキリした原因はわかりませんが、しつこいスズコに嫌気がさしてしまうのか、怪我をしてしまうほどの大ゲンカです。

 

怪我をしやすいのは、耳や尻尾の先。両方ともかじられてしまいます。

ゾウは草食獣ですので、犬や猫のような牙はありません。そのかわりに、草をすりつぶすための大きな臼歯が生えています。

アジアゾウ臼歯

(↑アジアゾウの上下の臼歯です。)

そのため、ゾウに関しては他の動物に比べて『咬まれると痛い』という危険性は少なく感じます。

が、かじられたスズコの尻尾の先は、つぶれて大出血!あの大きさの動物がモノを咬むのですものね、私たちが咬まれたことを想像すると、ぞっとします。

 

とにかくこれ以上怪我をされては大変と、試験的に2頭を分けて展示してみることにしました。

チェーンとスズコ

2頭を隔てるものはチェーン2本。寄り添うことはできますが、おおごとになる前に逃げることができます。

仲間の結びつきの強いゾウ、このチェーン2本でもピッタリくっついたりできないせいか、いつも以上に落ち着かない様子。

くっつきたいよ1くっつきたいよ2

でも、これ以上怪我をしないためにも、少しの間我慢してくださいね。

はやく仲よしのゾウに戻りますように。

(しいくいん たかはら)

2014年3月27日

17歳下のライオン博士

2014年3月26日

かみね動物園では毎月第1日曜日はライオンさんデー!

猛獣にまつわるお話を聞いた後にライオンへのエサやり体験ができるというイベントを行っています。

2月と3月のライオンさんデーは特別ゲストを招いて行いました。

けんた博士

じゃじゃん!白衣がイカすぅ!
彼は水戸五軒小学校6年生の菅澤健太君です。

2年前から毎月1回は動物園にやってきてライオンの写真を取りながら

ライオン達の行動を記録・観察してきました。

自由研究とけんたくん

こちらは健太君が書いたライオンの観察記録。

5年生と6年生の自由研究として書いてくれました。

模造紙を何枚も貼り合わせてく作った大作です。

ガイドの様子

そんなライオンボーイにラブコールを送りまして、ライオンさんデーにてガイドを一緒に

やらせてもらいました。

この日の彼はライオンの研究者。私はその助手です。

けんた先生に質問

健太先生!ライオンの事いろいろ教えて下さい

生息地の説明

ライオンの住んでいるところはアフリカとインド!

暑い国に住んでいるけれど暑いのは苦手で木陰で休んでる事が多いよ。
たてがみもつけちゃいましたけんたせんせい

普段、人前で話すことなどあまり無いので緊張したそうですが

全く感じさせない堂々とした話しっぷりでした。
この写真はたてがみの話をしているところ。

小道具も使いながら上手にお話していました。

むしろ私の方が焦って間違えてしまった。ふがいない助手で申し訳ない・・・。

ライオン

ライオンは強くて怖いというイメージがありますが、

強さの裏に家族を想う優しさをもつとっても素敵な動物です。

健太君もそんなライオンの優しいところに惹かれたようです。

担当者としては嬉しくて涙ちょちょぎれます。

きぼう2

さらに嬉しい事に、彼は動物園に通ううちに他の動物にも興味がたくさん湧いてきたようです。

生き物の世界は知れば知るほど深みにはまっていく沼のようなものです。

彼のあくなき探究心は見習わなければ・・・。

4月から中学生の健太君。

この先どんな風に成長していくのかとても楽しみです。

健太君のように生き物についてもっと知りたい、聞きたい衝動を抑えられない皆さんは

臆することなく飼育員にじゃんじゃん声かけて下さいね!

シャイなあの人もきっと笑顔で答えてくれるはずです。

(飼育員 かわそえ)

2014年3月26日

カピバラ1歳になりました!

2014年3月9日

昨年の3月4日に生まれたカピバラが無事に1歳を迎えました!!

かみね動物園初のカピバラの繁殖で、産み育てる側も飼育する側も初めてづくしでしたが、無事にこの日を迎えられた事を嬉しく思います!

4つ子(全頭メス)はそれぞれ個性的に成長し、3頭は全国にお嫁に行きました。

現在は「みかん」が両親と9月に生まれた妹たちと暮らしています!
このブログではそんな初めてのこどもたちの話をしたいと思います。
 

かぴばら しゃしんカピバラ 写真


その日は天気が良かったので、出産間近で外出を控えていたハナ(母親)を久しぶりに外に出しました。

午前中に寝室を大掃除し、出産の定的瞬間を撮ろうとビデオカメラを設置してからコタツ(父親)とハナを部屋に戻してお昼休みを取りました。

昼食を終えて、カピバラの部屋を覗くとビックリ!!

小さいカピバラが2頭いるではありませんか!!!

なんというタイミングの良さ。その後、さらに2頭が産まれ(目の前で)計4頭の出産となりました。

予想に反してハナとコタツはと初めての出産とは思えないくらい落ち着いており、私1人が焦っていました(笑)

カピバラ 写真

         出産直後

その後大きなトラブルもなく、というかほとんど苦労せずにスクスクと成長してくれました。

本人たちのたくましさと両親の献身的なお世話に感謝です。(9月生まれの仔たちはトラブル続出だったので本当に助かりました)

カピバラ 写真カピバラ 写真
        初めての外出                初めての水遊び
カピバラ 写真カピバラ 写真

        父コタツと                   親子
 

そんなこんなでようやく、というかあっという間に1歳を迎える事ができました!

実のところあまり手のかからない仔たちだったので、私自身3月4日が誕生日だという事を忘れていました(笑)


現在残っている「みかん」は生まれたときから一番体が大きく、成長するにつれてさらに巨大化しました。

見た目とは対照的で、大人しく人懐っこい性格をしています。

母に甘やかされて育ってきましたが、1歳を迎え一人前として扱われるようになり、エサの時間は追い払われて遠巻きから羨望の眼差しで妹たちを見ています。(そんな感じに見えます。)

最近ではお風呂がマイブームで、妹たちが入っていようとお構いなしです。

カピバラ 写真カピバラ 写真


カピバラの寿命は約10年!

長い人生色々あるとは思いますが、お名前募集で「みかん」という素敵な名前も頂きましたし、これからもかみね動物園の看板娘として頑張っていってもらいたいです。

応援よろしくお願いします!

カピバラエティハウス担当 中本

2014年3月9日

フラミンゴのヒナが見たい!

2014年3月8日

かみね動物園のフラミンゴ舎はお客さんが360度ぐるっと周ることができて

海の見える景色が自慢の場所ですが、現在は目隠しがされ人が立ち入れなくなっています。

フラミンゴ舎めかくし めかくし

優しさ成分100%の私がお客様になんて意地の悪いことを・・・。

これ、フラミンゴが繁殖期に入ったため環境を整えてあげたのです。

フラミンゴ

チリーフラミンゴは3月頃から求愛行動を始めます。

旗振り

旗振り。集団で頭を左右に振ります。

マーチング

マーチング。集団で同じ方向に動きます。

これらの行動は求愛のダンスとも呼ばれ繁殖期に入ると頻繁に見られます。

このダンスで息の合う相手を見つけるのです。

ラブラブフラミンゴペア  

そしてペアが見つかると、後はこちらがイラッとするくらいずっと一緒に過ごします。

巣作り前

交尾した後フラミンゴ夫婦は巣作りを始めます。

上の写真は職員が土を入れたところです。

フラミンゴは自分たちで土を積み上げその上に産卵するのですが、

かみねでは最近交尾をするところまでしか見られず上手に巣を作ってくれません。

そこで今年こそは!という想いを込めて、他の動物園の話も聞きながら繁殖の環境作りをすることにしました。

と、いうわけで臆病な性格のフラミンゴたちのために目隠しと人止めロープを張ったのです。

大体9月頃までを予定しています。

なにとぞ、ご理解ご協力をお願いいたします。

フラミンゴヒナ

フラミンゴのヒナって白いんですよ。

親がフラミンゴミルクと呼ばれる赤い分泌物を飲ませて徐々にピンク色になっていくんです。

こんなプリチーなのを皆さんに見せてあげられるよう、フラミンゴ共々頑張ります!

春の陽気の如く暖かい目で見守って下さいまし。

(飼育員 かわそえ)

2014年3月8日

動物園のひなまつり

2014年3月5日

3月1日、2日にひな祭りイベント「動物園女子会」を行いました!

両日ともあいにくの空模様で、大盛況とはいきませんでしたがその分密度の濃い~イベントとなりました。


1日は女子職員による恋バナガイド!

動物の恋の話やおもしろい繁殖についての話をしました!


まずはカンガルーの繁殖について!

カンガルーが袋で子育てをするのは良く知られていますが、赤ちゃんは袋の中で生まれるのではなく自力で袋の中に入ります。

別になんてことないと思うかもしれませんが、赤ちゃんの大きさは1~2センチメートル、体重1gで毛もはえていません。

そんな小さな赤ちゃんは母親が唾液で作った道を必死によじ登って袋に入ります。

皆様が良く知っている袋から顔を出している状態になるのには半年近くかかります!

ガイドでは実際にエプロンを使って子供の重さを体験してもらいました。

顔を出すころには体重は5キログラムにもなるで、お母さんの大変さが実感できたと思います。

カンガルーガイド しゃしんカンガルーガイド しゃしん


次はチンパンジーのガイド!

チンパンジーのメスは恋する時期(発情)がくるとおしりが大きく膨れ上がります。

このおしりの腫れ具合でオスに自分が恋をしたいということをアピールします。

そのため、妊娠するとおしりは腫れなくなります!

 園内でよく「チンパンジーのお尻が腫れてるんですけど病気なんですか?」と聞かれることがありますが、そういう事なんです!!

チンパンジーガイド しゃしんチンパンジーガイド しゃしん

 

最後はクジャク!

クジャクと言えばあの大きく広げるきれいな羽が特徴です。

実はあの羽は春から夏の繁殖期にだけ広げて、秋になると全部抜け落ちます。

こちらもよく「クジャクの羽が見たいんだけど」といわれる事がありますが、秋から冬は羽自体がありませんので!

クジャクガイド しゃしんクジャクガイド しゃしん


2日は女子の大好きなスイーツを作りました!

まずはアジアゾウの女の子ミネコとスズコにちらし寿司を作ってプレゼントしました!

ゾウは酢飯を食べないので、おからの土台に野菜やフルーツで盛り付けをしました。

さあ、召し上がれ!

食べなれないおからはさておき、下皿の葉っぱやフルーツを美味しく食べてくれました!

最終的にはおからも食べましたが、残ったものは背中にかけて遊んでいました。

楽しんでくれたならそれで良し!

スイーツ作り 写真スイーツ作り 女子会

スイーツ作り 写真スイーツづくり 写真


次にエゾヒグマのアイとエリコにハニートーストを作りました!

トーストは出来ないので生のパンの上にフルーツとはちみつで盛り付けをしました。

はちみつが寒さで固まって出て来ないというトラブルも!!

こちらは、2頭揃って一心不乱に食べてくれました!

仲良く食べれるように2か所に作ったのですが、なぜか同じ場所で取り合いをしながら食べていました!

スイーツ作り 写真 スイーツ作り 写真

スイーツ作り 写真スイーツ作り 写真


雨の中参加して頂いた皆様ありがとうございました。

来年もひな祭りイベントを行いたいと思いますのでお楽しみに!!

飼育員 中本

2014年3月5日