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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

願いが叶いました~平成24年7月8日編~

2012年7月18日

動物園では平成24年7月7日、8日の2日間「七夕祭り」を行いました。
前回に引き続き7月8日の願いを紹介します。

7月8日は前日からの雨も止んで、絶好のイベント日和でした。

1人目は「ペンギンとお散歩がしたい」という女の子からのお願い。
平成24年の3月12日に孵化したフンボルトペンギンの「アーク」(性別はまだわかりません)は親鳥が育てられなかったために飼育員が人工育雛で育てました。
徐々に環境に馴らしていくため、日中は展示場にいますが夜間は動物病院で過ごしています。
当日は動物病院からペンギン村までの道を一緒にお散歩してもらいました。

ペンギンとご対面の様子
ちょっと緊張したご様子

挨拶をした後、いざ出発。

ペタペタと足音をたててついてきます。

ペンギンとお散歩の様子1
行くよー。
ペンギンとお散歩の様子2
階段だって降りられます
ペンギンとお散歩の様子3
無事到着。
企画参加者とペンギンの写真
「ペンギンとお散歩」叶いました。

2人目は「クマにさわりたい」という男の子からのお願い。
直接さわるのはあまりにもデンジャラスなので、エサを直接あげてもらいました。
ヒグマの「アイ」が、2メートルの巨体を起こしてエサをおねだりします。

クマの写真
ちょうだーい。

細長く切ったリンゴをあげてもらいました。
アイは舌をぺろぺろ出してリンゴをもらいます。
ヒグマにさわるというよりは、さわられる(舐められる)といった感じでした。

クマにリンゴをあげている写真
いただきまーす。

ツキノワグマのベベにも近づくことができました。

べべに近づく様子
ベベちゃーん
べべの写真
こんにちは
企画参加者の写真
「クマをさわる」叶いました。

3人目は「チンパンジーの赤ちゃんと握手がしたい」という男の子からのお願い。
平成24年4月28日に生まれたチンパンジーの「リョウマ」は未熟児であったため母親が育てることができず、飼育員が人工哺育で育てています。
普段は体調管理を最優先にしているため公開していませんが、今回は特別にチンパンジー舎内に入ってもらいました。
初めは、お互いに「君は誰?」といった様子でしたが徐々に慣れて大胆にさわるように。

チンパンジーの赤ちゃんと対面の様子
君は何者だ?
チンパンジーの赤ちゃんの写真
頭もなでなで

リョウマはまだ自我が芽生えていないためさわることができますが、これから成長とともに知らない人はもちろん担当者とも接触を減らしてチンパンジー社会に戻るトレーニングを始めていきます。

企画参加者とチンパンジーの赤ちゃんの写真
「チンパンジーの赤ちゃんと握手」叶いました。

4人目は「ヘビを首に巻きたい」という女の子からのお願い。
動物園では小型のボールニシキヘビを首に巻くことが出来ます。
しかーし、それでは面白くないので、普段はさわることしかできないビルマニシキヘビを首に巻いてもらいました。
ビルマニシキヘビの「ユウサク」は体長4メートル、体重20キログラムで、動物園一大きいヘビです。
生まれつき色素を持っていないアルビノなので白と黄色をしています。(通常は茶色と黒です)

ヘビにタッチする様子
まずは、さわってお友達に。

お母さんの心配をよそにどんどん巻いて(巻かれて?)、ハイ出来上がり。
ビルマニシキヘビは、毒こそありませんが締め付ける力が強く危険な動物です。
動物園のヘビは慣れているので大丈夫ですが、もしジャングルで遭遇しても首に巻くのは止めましょう…。

ビルマニシキヘビの写真
動いてるよー。
企画参加者とヘビの写真1
ニッコリ

最後はご家族で巻いてもらいました。

企画参加者とヘビの写真2
「ヘビを首に巻く」叶いました。

5人目は「カピバラにエサをあげてさわりたい。」という男の子からのお願い。
カピバラも最初は手からエサを食べてくれませんでしたが、練習を重ねると置いてあるエサを無視して手に向かってくるまでになりました。(頭が良いのか悪いのか…)
本番は展示場の中に入ってエサをあげてもらいました。

カピバラと対面の様子1
いらっしゃいませ~

細長く切ったリンゴをあげながら、さわってもらいました。
初めは知らない人が入ってきたので驚いていましたが、リンゴに気付くとすぐに寄ってきました。

カピバラと対面の様子2
知らない人がきたぞ。
カピバラにリンゴをあげている写真
リンゴをください
企画参加者の写真
「カピバラにエサをやってさわる」叶いました。

6人目は10月が予定日なので「ゾウに安産祈願をしてもらいたい」という女性の方からのお願い。
もちろんゾウの安産祈願など前代未聞のことだったのでゾウ担当者で話し合いをして練習をしました。

まずは、ゾウにエサをあげてご挨拶。

ゾウと対面の様子
はじめまして

次にスズコにお祓いをしてもらいました。
かみね動物園式なので、お祓いに使った木は食べてしまいます。

ゾウの写真
バサッバサッ

最後に、安産祈願と書いたゾウさんペーパー(ゾウの糞で作った紙)に2頭から鼻のスタンプを押してもらいました。

ゾウが鼻スタンプを押す様子
パワーを注入
ゾウの鼻スタンプの写真
これがミネコの鼻スタンプで…
企画参加者とゾウの写真
「ゾウに安産祈願」叶いました。

七夕祭りの2日間で見事11個の夢が叶いました。
平成24年が記念すべき第一回目の企画でしたが、夢を叶えた皆様の笑顔や感動に会えたことが一番の成功でした。
応募して下さった方々、協力してくれた動物たち、本当にありがとうございました。
平成25年も開催する予定なので、今年叶わなかった皆様もぜひリベンジして下さい。

たなばたの様子1
動物園入口
たなばたの様子2
職員のお願い
たなばたの様子3
チンパンジー屋内展示場

かみね動物園にパンダはいませんが、「夢が叶う動物園」としていつの日か有名になれたらいいなと思っています。(勝手に…)
動物園でこんなことができたら、動物園がこうなったら良いのにといった皆様の気持ちが新しい動物園を作っていく力になると思います。

飼育係 中本

2012年7月18日

平成24年も開催しました「植樹祭」

2012年7月16日

チンパンジー舎が新しくなった翌年から始めた「チンパンジーの森植樹祭」が平成24年で4回目を迎えました。

この「植樹祭」はみなさまから苗木を持ち寄って頂き、チンパンジーの展示場に植えるというもの。

苗の写真

今回持ち寄って頂いた苗達の一部

チンパンジー達は野生下では緑いっぱいの森で生活をしています。
少しでもその環境に近づけるため、毎年みなさまと楽しく植樹を行っています。

ちなみに、チンパンジーの森が出来た年の展示場がこちら…

チンパンジーの森の写真1

そして現在のチンパンジーの森の展示場がこちら…

チンパンジーの森の写真2

どうですか?最初の年に比べ、かなり緑が多くなったのが分かりますでしょうか?

一年一年の成果は小さいかもしれませんが、3年もたつとこれだけの違いがでるんすね。

さてさて、平成24年の植樹祭はさかのぼること約1カ月前。
なんと予定していた日が雨…次の日に順延となりました…

しかし、次の日は前日の雨が嘘のような快晴。しかも暑い。

そんな中でも多くの方が参加をしてくれました。

植樹祭の様子1

まずは園長と担当者からチンパンジー達についてのお話し。

「暑いので熱中症にならないよう気をつけましょう。」

続いて展示場へ

展示場内の様子

生えてきた草たちで外から見るよりもうっそうとしています。

そしてついに植樹スタート。

まずは大きな木を参加者全員で植えてもらいました。

植樹祭の様子2

小さな子も一生懸命。

植樹祭の様子3

大人の方も一生懸命。

続いて用意してくれた苗木をそれぞれ好きなように植えてもらいました。

植樹祭の様子4
植樹祭の様子5
植樹祭の様子6
植樹祭の様子7

暑い中みなさまの頑張りで無事に植樹は終了。

ついに植樹祭のためお部屋で待機していたチンパンジー達の登場。

マツコの写真1

マツコに…

ユウの写真

ユウに…

ゴヒチの写真
ゴヒチ…

というメンバーがこの日は展示場へ。

マツコの写真2

植樹した木に囲まれ嬉しそうなマツコ。

ゴヒチとマツコの写真

ゴヒチも大満足。

ゴヒチ、マツコの写真

遠くから見ると緑がいっぱいになりました。(丸で囲まれた中にゴヒチとマツコ)

最初にも書いたように、一年ごとの成果は小さいかもしれませんが、10年後、20年後に緑いっぱいの環境になることを目指し、これからも皆様と一緒に頑張っていきたいと思います。

参加者の方々、暑い中本当にありがとうございました。

来年も植樹祭を行う予定です。たくさんの方の参加をチンパンジー、職員ともどもお待ちしております。

(チンパンジー担当 大栗)

2012年7月16日

願いが叶いました~平成24年7月7日編~

2012年7月12日

動物園では平成24年7月7日、8日の2日間「七夕祭り」を行いました。
平成24年は「みんなの願いを叶えます」ということで、動物園でやってみたいことを募集して実際にやってもらう企画に挑戦しました。
6月中に動物園内でお願いを募集したところ、259通もの応募がありました。(本当にありがとうございます。
ゾウに乗りたい、サルと木登りしたい、クマと戦いたい、仮面ライダーになりたいなど本当にたくさんのお願いありがとうございました。
その中からお願いを選び、複数人いる場合は抽選によって11人の幸運な人が選ばれました。(選ばれなかった皆様はごめんなさい。)

7月7日はあいにくの空模様でしたが5人の願いが叶いました。

1人目は「ライオンにエサをあげたい」という男の子からのお願い。
かみね動物園ではこれまでライオンのエサやりをやったことがなかったのでライオンたちも最初はびっくりしていました。
前々から練習を重ねたかいもあって、本番は見事にぺろりと食べてくれました。

らいおんにエサをあげている写真
きぼうにお肉をあげました
とらにエサをあげている写真
ついでにさわにもあげました

超至近距離であまりの迫力に圧倒されている様子でした。
百獣の王の存在感をたっぷりと味わってもらえたことと思います。

らいおんと記念撮影
「ライオンのエサやり」叶いました。

2人目は「家族で飼育体験がしたい」という男の子からのお願い。
ポニーとホロホロチョウの飼育をしてもらいました。

ポニー小屋の掃除の様子
ポニー小屋の掃除
エサ作りの様子
ホロホロチョウのエサ作り
冷凍庫内の写真
冷凍庫で、はいチーズ。

ウンチの臭い(ポニーの香り)に戸惑っていましたが、一生懸命きれいにしてくれました。
動物を飼育する楽しさと大変さを体験してもらえた事と思います。

飼育体験をした家族の写真
「家族で飼育体験をしたい」叶いました。

3人目は「マンドリルのケンシロウと2ショットを撮りたい」という女性の方からのお願い。
ケンシロウと同じ場所に入ることはできないので、檻越しにご対面していただきました。
ついでに他のおサルさんにもエサをあげてもらいました。

ケンシロウにエサをあげている写真
ケンシロウにご挨拶
サバンナモンキーにエサをあげている写真
サバンナモンキーにもおすそ分け

最後に一緒に写真を撮りました。
ケンシロウの大ファンとのことで、大興奮の撮影会になりました。

ケンシロウとの2ショット
「ケンシロウと2ショット」叶いました。

4人目は、7月7日が結婚記念日なので「夫婦でカバの歯磨きをしたい」という女性からのお願い。
カバの歯磨きも当園では初の試みでした。
カバはおっとりとした見た目とは違い、とても神経質で縄張り意識が強い動物です。
現地では人間がカバに襲われることもあり、危険な動物として恐れられています。
でも大丈夫。心配をよそにバシャンとチャポンは素直に(?)磨かせてくれました。

歯磨きの様子
二人で歯磨き

途中ちょっとしたハプニングもありましたが、きれいな歯になりました。

ちょっとしたアクシデントの瞬間
いただきまーす。
カバの歯磨きの様子
「夫婦でカバの歯磨き」叶いました。

5人目は「キリンと背比べがしたい」という女の子からのお願い。
キリンは体の大きさに似合わずとても臆病な動物です。
雨風が強かったこともあって思ったよりは近づいて来てくれませんでしたが、見事背比べができました。

きりんとの撮影
キリンと背比べ

しかし、これでは不完全燃焼なので特別にレッサーパンダとも背比べしてもらいました。

レッサーパンダの写真1
こんにちは。
レッサーパンダの写真2
レッサーパンダと背比べ
キリンと背比べ企画体験者の写真
「キリンと背比べ」叶いました。

7月7日はあいにくの天気でしたが、見事全員の夢を叶えることができました。
雨の中来て下さった皆様本当にありがとうございました。

平成24年7月8日編もお楽しみに。

2012年7月12日

ビーバー展示場緑化大作戦

2012年7月6日

展示場の様子

こちらアメリカビーバーの展示場。
先日とてもうれしい事がありました。

土の写真

一見何も無いように見えますが…

芽の写真

小さい芽が。

じつはこれ私がまいたクローバーの種が芽生えたんです。
芽が生えただけでなぜこんなに嬉しいのかと言うと実は土を耕して種をまいて~という作業がこれで4回目。
ようやく芽が生えてくれたのです。感動です。

芽の写真

なぜ何回も耕さなければならなかったのかと言うと犯人は彼ら。展示場の主であるビーバー達です。
夜行性のため昼間は寝ていますが、夜になると大フィーバー。
泳ぎまくったり枝をかじりまくったり土を掘りまくったり。

せっかく種を植えた場所も掘り返されその上踏み固められるのでなかなか生えてこなかったんです。

ビーバーの写真

カナダの国立公園です。
野生のアメリカビーバーはこんなところに住んでいます。
いいなあ行ってみたいなあ。

展示場にこれを再現するのは難しいのですが、緑がもっさり生えてカナダっぽく?なりますように…

(飼育員 かわそえ)

2012年7月6日