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令和3年7月8日(木曜日)

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ホロホロチョウ成長期

令和3年7月8日(木曜日)

まもなく1年!

キリンとシマウマの展示場を自由に駆け回っているホロホロチョウたち。
昨年、産卵期に入って、卵を産む個体が2羽しかいない!?ということが発覚。
かみね動物園のホロホロチョウ、存続の危機!?
ということで、メスを増やすため、繁殖することになりました。

孵卵器バージョン

確実に繁殖させたいため、採った卵を孵卵器(雛が孵るように温める機械)に入れ、温度・湿度の管理をしながらしばらく温めます。しばらく温めた後、有精卵(雛が孵る可能性のある卵)かどうかの検卵をします。
※検卵:光を当てて卵の中で血管が伸びているかいないかの確認。伸びていれば有精卵!
有精卵と分かったものは引き続き孵化まで温め続けました。
約2週間で孵化するホロホロチョウ。ニワトリとほぼ同様です。

 孵卵器に入っている卵
下にある2つは既に殻から出てこようと嘴打ち(はしうち)が始まっているものです。

 ひびの入った卵 
卵にひびが入っているのが分かりますか?

孵卵器からは4羽のホロホロチョウが孵化。温度変化にも耐えられる大きさになるまで獣医室で預かってもらいました。

生まれたての雛
生まれたては濡れた感じ

孵卵器の中にいる雛
しばらくすると羽も乾いてふわふわに

自然繁殖・自然育雛バージョン

さて同じころ、かみね動物園ではホロホロチョウの自然繁殖・自然育雛をしたことがない、とのことで、温める気満々のホロホロチョウに繁殖・育雛に取り組んでもらいました。
※自然繁殖・自然育雛:完全に親鳥に任せて雛を孵し、育ててもらうこと。

2~3個だとあまり温めてくれないという前任者のアドバイスの下、乾草を敷き詰めた箱に日々産んでくれた卵を一時最大12個集めました。

さっそく温め始めてくれたメス。1日の大半を箱の中で過ごし、必死に温めてくれていました。最初のうちは近づいたら箱から飛び出して逃げていきましたが、温め始めて数日、様子を見るために近づくと、鋭い眼光でにらみつけ、全く動きません。手を伸ばそうものなら突っついてきます。母、強し。
2羽で卵を温めている
たまに他のメスと一緒に温めていました。

これもまた2週間ほどで孵化。

親鳥からひょっこり顔を出す雛
生まれた雛がひょっこり顔出し。

最終的に10羽の雛が生まれました。
残念ながら体が弱かったりしてうまく育たなかった3羽は死んでしまいましたが、4羽と7羽はぐんぐんと成長!

大人と雛
生まれた雛と大人

群れに馴染む練習中
群れに上手く入る練習中(孵化1か月後)

みんなで展示場デビュー!そしてメスは増えたのか…?

担当者の心配をよそに、孵卵器生まれの4羽と自然繁殖の7羽とも
うまく群れにも合流し、11月にいよいよ展示場デビュー!

 展示場デビュー

あどけなさの残る若鳥
大人に比べるとまだまだ若さが残っています。

残念ながらデビューして早々に鳥インフルエンザの影響で展示が出来なくなり、しばらくは寝室と裏庭で過ごすことになりましたが、その間もすくすくと成長。

今ではどの個体が去年生まれなのかパッと見では分かりません。笑 (色のついたリングが足についていれば若い個体です。)

小松菜をつつく 

さて、問題のメスの数ですが、7月現在、最大で1日7個の卵を産んでいます。
とりあえず存続の危機は回避できたといってもいいのかな。

野生では1000羽の群れにもなると言われているホロホロチョウ。
野生の数には敵いませんが、大きくなった群れにぜひご注目下さい!

ところ

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