平成25年6月の毎週土曜日はわくワークショップ!
最終回となる29日は「卵で標本教室」を行いました。
まずは卵のでき方についてニワトリの体の中で起こっている事をお話ししました。
普段食べている卵も見方を変えると生き物が誕生する命の源です。
白身も膜もヒヨコの素である黄身を乾燥・暑さ・寒さから守るためのもの。
殻もよーく見ると小さいな小さな穴が空いていて、黄身が酸素を取り込める構造になっているんです。
卵の事、ちょっと分かったかな?
お話のあとはいよいよメインの卵標本作り。
卵に穴を開けて
注射器で中に空気を入れて押し出します。
注射器は中身を吸い出して使うものと思ってる方がほとんどでしたが
実は詰まってしまったりしてあまり上手に吸えないんです。
その後水を入れて中身を洗って…
乾かす。
この間に台座にマジックで色を塗ったり絵を描いたりしてもらいました。
日付、卵の名前を書いたラベルを張り付けて完成。
素敵な標本できました。
卵が割れないよう作るのに四苦八苦していましたが、みんな無事に作り終える事ができたのでした。
これを機会に卵や鳥に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいな。
今回のワークショップ(参加型体験学習)は全4回ともかみね動物園初めての試みであり
私たち職員も試行錯誤で行ってきました。
参加してくれたお客さん達からは「楽しかった」「またやってほしい」という声が聞けて嬉しい限りです。
動物をもっとよく知る事ができて、興味を持ってもらえるようなプログラムをまた作らなくっちゃ。
次回開催する際もお知らせします。
皆さまのご参加お待ちしておりまーす。