ある日の午後。カブトムシとその仲間たち展の昆虫たちのお世話していた時の事。
カミキリムシの餌となる枝を切っていると…
ビリビリビリ。っと
手に痺れと激痛が走りました。
ビックリして痛む右手を見たところ…
こんなのがくっついてました。
これ、イラガというガの幼虫です。
別名「デンキムシ」とも呼ばれています。
イラガにも何種類かあり、この仔が何イラガかは図鑑を見ても不明でした。
彼らは天敵を察知すると体中のとげから毒液を分泌します。
これが感電したようなしびれと痛みの原因に。
このいでたちまるでモンスター。
小指の先ほどしか無いのにその数万倍の大きさはあるであろう
人間にこれだけのダメージを与えるとは。
ちょっと感動しちゃいました。
3日経った今も患部が少しかゆい程度ですんでいますが、ひどい人は腫れたり皮膚炎になる事もあるようです。
もし刺されたら患部を水で洗い流して毒針毛を落とす事が大切だとか。
皆さんも気を付けて下さい。
(飼育員 かわそえ)