9月は動物にちなんだ記念日が目白押しでした。
9月の第3土曜日は国際レッサーパンダデー
※レッサーパンダの保全活動を行っているRed Panda Networkがその保全活動の必要性や野生での現状を定めてもらう日に定めた日
9月22日は世界サイの日
※WWF南アフリカが絶滅の危機に瀕するサイの現状について知ってもらうために定めた日
ということで、レッサーパンダとクロサイを飼育するかみね動物園では来園者の皆さんにこの2種の動物についてより深く知っていただけるようにイベントを開催しました。
その名もサイパンデー!!!
国際レッサーパンダデーイベントでは、9月16日に特別ガイドを行いました。
かみね動物園で暮らしているイチ(♂)とさくら(♀)の紹介から始まり、
レッサーパンダが何を食べるのか、どこに住んでいるのか、お腹の色の秘密などを
クイズ混じりでお話しました。
(レッサーパンダがどこに住んでいるか知ってる人~??)
また、その後に限定10組ではありますがレッサーパンダにリンゴをあげてもらいました。
(オスのイチが食べに来ました)
普段から人気のレッサーパンダですが、その生態や野生での現状を知らない方も多いようで
へぇー、そうなんだというような声もちらほら。
これらのお話やエサあげ体験で、レッサーパンダについて今まで以上に興味を持っていただけたのではないかと思います。
また、これをきっかけにもっとレッサーパンダについて知りたい!と思っていただければ嬉しいかぎりです。
続きまして、世界サイの日のイベントでは16日から23日の1週間はサイに葉っぱをあげよう体験を
23日には特別ガイドも行いました。
サイに葉っぱをあげよう体験では、普段は入れないサイの運動場からマテバシイという木の葉っぱを皆さんからサイにあげてもらいました。
いつもより間近でサイを観察しながらだったので、新しい発見があったのではないでしょうか。
(クロサイが目の前に!大迫力です)
そのあと、サイの現状についてや、なぜ野生でのサイの数がへっているのか・サイの角が何で出来ているのかといった話を聞きながら、なぜ世界サイの日が出来たのかを知っていただきました。
また、特別ガイドではサイは何種類いるのか、何を食べているのか、どういう場所に住んでいるのかといったサイの生態などにまつわる話をしたあとで復習クイズを行いました。
(サイの角は髪の毛と同じ成分で出来てます) (サイは何種類いるでしょうか?)
意外と、難しい内容もありましたが皆さんみごと大正解!ペロペロキャンディーGET!
最後は、「サイの角を使われているものを使うなら、自分の爪の垢を煎じて使おう!」という飼育員の言葉で世界サイの日イベントは幕を閉じました。 (え?なんで爪の垢??と思った皆さん、ぜひ動物園で飼育員に聞いてみてください!)
そんなイベントがあったの?参加したかったよ~…と思ったあなた!
安心してください!まだまだかみね動物園のサイパンデーは続きます!
実は、キリン舎横掲示板にサイパンデーの一環としてクロサイ・レッサーパンダについての企画展を行っております!
(サイとレッサーパンダについて掲示されています)
ちょっとだけ、企画展の内容を見てみましょう!
なにやら、気になる内容がたくさん!
ぜひ、細かい内容は動物園で確かめてください!
年末まで企画展は行っています!