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staff blogスタッフブログ (飼育員ブログ)

暑い日は氷

2013年7月18日

毎日、毎日暑い日が続きますね。
動物園の職員たちはまだ7月なのに全員真っ黒に日焼け中です…

そしてもともと黒いこの方たち…

ヨウの写真

そうチンパンジー。

寒いのより暑いのが得意なチンパンジー達も最近は風通しの良いタワーや木陰で休んでいる事が多いです。

そんなチンパンジー達には毎年夏限定のお楽しみがあります。
それはこちら

フルーツ入りの氷の写真

細かく切ったフルーツ入りの氷です。おいしそう。

かみね動物園にきて初めて夏をむかえる「ナナ」

ナナの写真

「これ何だ??」といった様子で覗きこみます。

氷を食べるナナの写真

「うん。冷たくておいしい。」

こちらも初めて氷を見るリョウマ君とお母さんのマツコ。

マツコとリョウマの写真1

マツコは両手に持ってしっかり確保。

マツコの持つ氷が気になって仕方ないリョウマ。しかし絶対にあげようとしないマツコ…
「お腹を冷やしちゃうから…」という親心では残念ながらないと思われます…

マツコとリョウマの写真2

それなーに?

マツコとリョウマの写真3

それなーにー??

リョウマのしつこい追及から逃れ、一人落ち着いて氷を食べるマツコ

氷を食べるマツコの写真

「は~、おいしい。」

氷を食べるユウの写真
ユウ
氷を食べるゴヒチの写真
ゴヒチ

ゴウも大人達に交じって必死に氷を確保。

氷を食べるゴウの写真1

大きい氷を2個ゲット。

氷を食べるゴウの写真2

体の小さなゴウは食べるのに少し時間がかかるようで、大人達が食べ終わった後も一人で自慢げに食べていました。

氷を食べるゴウの写真3

「暑い日はこれだね。」

(チンパンジー担当 大栗)

2013年7月18日

今年(平成25年)も願いが叶いました その3

2013年7月15日

動物園では平成25年7月6日、7日の2日間「七夕まつり」を行いました。
平成24年の大好評につき平成25年も「みんなの願いを叶えます」ということで動物園でやってみたい願い事を募集しました。

7月7日編

7人目は「リスザルにエサをあげたい」という男の子からのお願い。
今回は特別にリスザルの島を貸し切りにして行いました。

飼育員から説明をしている間にリスザルが寄ってきました。

りすざるの写真

手に乗せたエサを次々に取っていきます。

りすざるにエサをあげる様子
りすざるにエサをあげる様子

もらったエサを夢中でほおばっていました。

りすざるの写真

8人目は「家族でサルにエサをあげたい」という男の子からのお願い。
エサのバナナとリンゴを切るところからやってもらいました。

えさづくりの様子

いざサルたちのもとへ。

ちんぱんじーの写真
チンパンジー
ふさおまきざるにエサをあげる様子
フサオマキザル
まんどりるにエサをあげる様子
マンドリル
ブラッザグエノンにエサをあげる様子
ブラッザグエノン

クモザルは手ではなくて尻尾で上手に取ります。

じぇふろいくもざるにエサをあげる様子
ジェフロイクモザル

9人目はタヌキにエサをあげたいという女の子からのお願い。
なんでも小学校時代の自由研究でタヌキにはまってしまったそうです。

冷蔵庫から好きなものを選んで切ってもらいました。

れいぞうこの中の様子
えさづくりの様子
ごはんの写真
豪華絢爛
たぬきにエサをあげる様子
エサを食べるたぬきの写真
魚に夢中です

最後はお部屋でさわってもらいました。
初めてさわるタヌキに感動。

たぬきをさわる様子

今年は2日間で9人の願いが叶いました。
前にも書いた気がしますが、動物園でこんなことがしたい、こうなってほしい、など皆さまの思いがこれからの動物園を作っていきます。
来年も開催する予定なので、選ばれなかった人もまたチャレンジしてみて下さい。
動物園ではイベントが目白押し!今後もご注目ください。

おまけ編

当日はアジアゾウとニホンザルに巨大笹のプレゼントも行いました。

ぞうの写真1
ぞうの写真2

ニホンザルはみんなでフルーツをつけてからあげました。

笹にフルーツをつける様子
にほんざるの写真

2013年7月15日

嗚呼、アフリカよ(その1)

2013年7月14日

つくばさんにて

先日、筑波山に登りに行きました。
写真は道のわきにあった岩。
ただの岩ですが枯葉やつるをたてがみ、岩の部分を顔に見立ててください。
ライオンに見えませんか?

つくばさんにて

ほら、もうライオンにしか見えない。
猛暑で朦朧とした頭でしたがこの時だけは覚醒して写真を撮りまくりましたね。
自然が織り出すアートです。

何の変哲もない岩だって見方を変えればライオンに。
一つの事象を色んな方面から見ると別のものが見えてくるのです。

例えば「野生動物を絶滅の危機から救う」という事。
よく野生動物の数が減る原因として環境問題や生息地の開発が挙げられていますが、ちょっとちがう角度から見てみましょう。

TICAD

先月、神奈川県は横浜で行われていた「TICAD]
アフリカ開発会議の略称です。

この会議では日本とアフリカ諸国が協力し合って互いに経済を発展させていくにはとか
貧困や飢餓で苦しむアフリカの人々に日本はどんな支援ができるか等、話し合われました。

私が飼育担当するエリアはライオンやキリンなどアフリカに住む動物がたくさんいます。
けれど私はアフリカに行った事はありません。はるかかなたの国・・・なイメージです。

キリンの写真

アフリカに行った事は無いけれどアフリカに生息する動物は動物園にたくさんいます。
ライオン、キリン、クロサイ、カバ、シマウマ、チンパンジー・・・

めとろ(カバの写真)

中には絶滅の危機に瀕する動物もいます。
クロサイは角を狙った密猟が現在も行われています。
工芸品や漢方薬として高値で売れるためです。
角を切り取られたほとんどのサイは重傷を負い死んでしまいます。

みつりょうしゃとれんじゃー

動物が現地のレンジャー(監視員)により密猟者から守られている地域もあります。
しかし、昨今レンジャーも密猟者により殺されてしまう事件が相次いで起きています。
動物を守るため国を挙げて兵隊をつけているところもあります、その為には莫大なお金が必要です。貧困や飢餓で苦しむ人を多く抱えるアフリカ諸国で全ての国がそれを行うのはとても難しいのです。

みつりょうしゃ

そもそも密猟者達もアフリカに住む人々です。仕事が無く、お金が手に入らないため密猟を行うのです。
アフリカの動物を絶滅の危機から救うためにはまずそこに住む人々の生活が最低限保障されている事が条件です。

自分達が明日ごはんが食べられるかどうか分からないのに、野生動物のことまで考えろなんて難しい話ですよね・・・。

えすこ(絵)

では、遠く離れた国「日本」の私たちにどう関係しているのか?
動物たちを守るためにはどうしたら良いのか?
それはまた次回書きます。

(飼育員 かわそえ)

2013年7月14日

今年(平成25年)も願いが叶いました その2

2013年7月10日

動物園では平成25年7月6日、7日の2日間「七夕まつり」を行いました。
平成24年の大好評につき平成25年も「みんなの願いを叶えます」ということで動物園でやってみたい願い事を募集しました。

7月6日後編

4人目はサルのお母さんになりたいという女性の方からのお願い。
5月に生まれた人工哺育のニホンザルのお世話をしてもらいました。
普段は獣医さんが動物病院でお世話をしています。

ニホンザルの写真
左:オス 右:メス

ミルクを作って哺乳をしてもらいました。

みるくを作る様子
哺乳の様子1
哺乳の様子2

ちびっこお母さんもお手伝い。
実は2人も違うお願い事を出してくれていたそうですが、お母さんのだけが叶うと知ってお家で号泣したそうです。
ごめんね。

5人目はフレミッシュジャイアントの「大兎(だいと)」とお散歩したいという男の子からのお願い。
なんと彼のお名前は「だいと」君。

フレミッシュジャイアントのおさんぽの様子

いざ出発…

いやがる大兎の様子
いやだ

暑いので動きたくなかったみたいです。
その後はクローバーのベッドでお休みするなど、自由気ままな大兎でした。

クローバーのベッドでお休みする大兎の写真
参加者の写真
願いが叶いました。

6人目はキリンと一緒におじぎをして写真を撮りたいという男の子からのお願い。
なかなかの難問でしたが当園のキリンはばっちり言うことを聞いてくれました…?

おじぎをするキリンの写真1
見よ。この完璧なおじぎ

と、思いきや。

ごはんを食べるキリンの写真

飼育員が餌の葉っぱで誘導していました。
動物は基本的に無報酬では動きません。

おじぎをするキリンの写真2

フェンスに隠れて見づらいですが、3人?3頭?ともおじぎをしています。

参加者とおじぎするキリンの写真
願いが叶いました。

まだまだたくさんの願い事が叶いました。
7月7日編に続く…

2013年7月10日

チンパンジーと七夕

2013年7月8日

昨日は七夕でしたね。
短冊にお願いごとは書きましたか?天の川は見られましたか??

動物園では七夕の雰囲気をチンパンジー達にも味わってもらおうと、展示場に大きな、大きな竹を取り付けてみました。

竹の写真
ドドーン。

どうでしょう。雰囲気でてますか?

そして、チンパンジー達の反応はというと…

まずは「ナナ」。

ナナの写真

竹というより結んだ番線(太い針金のようなもの)を気にする様子…しばらくいじっていました…

続いて「ゴウ」。

ゴウの写真1

「ナナ」と同じ態勢でやはり番線を気にします…
二人続けてちょっと予想と違う反応…

気を取り直して「ヨウ」の場合。

ヨウの写真

やっと葉っぱの部分を気にし始めました。

「マツコ」は葉っぱをいじったりと良い反応です。

マツコの写真

写真では分かりにくいですがお腹にくっついている「リョウマ」も興味津々の様子。

「ユウ」は気の小さい性格全開で最初は近づこうとせず…

ユウの写真

それでも見慣れてくると近くに来て恐る恐る葉っぱをいじっていました。

そしてリーダー(アルファー)の「ゴヒチ」はさすがです。

ゴヒチの写真1

まずはじっくり観察…

すると…

ゴヒチの写真2

んっ?葉っぱを折ってお尻に敷き始めました。

ゴヒチの写真3

チンパンジーは木の枝や葉っぱを使って寝床となる「ネスト」を作ります。

ゴヒチの写真4

「ゴヒチ」は竹の葉、枝を使って一心不乱にネスト作りに励みます。
右からはその様子を伺う「リョウマ」の姿も…「お父さん何してるの?」

ゴヒチの写真5

完成したのか気持ち良さそうに横になり、どこか満足気な様子。
喜んでくれて良かった。

「ゴヒチ」がネストを作っているのを見て安心したのか、今度は「リョウマ」が小さな体を活かして枝にぶら下がり遊び始めました。

リョウマの写真1

恐怖心がないのか細い枝をどんどん登っていきます。

リョウマの写真2

竹がしなってきても気にしません。

そんな「リョウマ」の姿を見守る「マツコ」と、番線に飽きたのか一緒に遊びに来た「ゴウ」

リョウマの写真3

緑いっぱいで楽しそう。

「ゴウ」は竹を揺らしたり、葉っぱをちぎったり、豪快です。

ゴウの写真2

子供たち二人は楽しそうに竹で遊んでいました。

ゴウとリョウマの写真

満面の笑み。

チンパンジー達の反応はそれぞれでしたが、少しは七夕の雰囲気が味わえたかな?

動物園では平成25年7月6、7日で「七夕まつり」を行い、たくさんの方の願い事が叶いました。
平成26年も皆さまにとって、チンパンジーにとって楽しい七夕がやってくることを願っています。

(チンパンジー担当 大栗)

2013年7月8日

今年(平成25年)も願いが叶いました。

2013年7月7日

動物園では平成25年7月6日、7日の2日間「七夕まつり」を行いました。
平成24年の大好評につき平成25年も「みんなの願いを叶えます」ということで動物園でやってみたい願い事を募集しました。

6月中に動物園内でお願いを募集したところ、130通もの応募がありました。
ゾウに乗りたい、ペンギンと泳ぎたい、大人になりたい、などたくさんのお願いありがとうございました。

その中からお願いを選び、複数人いる場合は抽選によって幸運な10人が選ばれました。

7月6日は梅雨明け発表ということもあり、とても暑い日でしたが6人の夢が叶いました。

1人目は「家で育てたニンジンを動物にあげたい」という女の子からのお願い。
家で育てた小さなニンジンを園内のいろいろな動物にあげてもらいました。

うさぎにニンジンをあげる様子
ウサギ
やぎにニンジンをあげる様子
ヤギ
ぷれーりーどっぐにニンジンをあげる様子
プレーリードッグ
ぽにーにニンジンをあげる様子
ポニー

大きい動物は怖いので、お父さんと飼育員があげました。

かばにニンジンをあげる様子
カバ
さいにニンジンをあげる様子
クロサイ

動物たちも大満足のお願いでした。

2人目は「アライグマにエサをあげたい」という女の子からのお願い。
寝室でエサをあげた後、展示場にエサを隠してもらいました。

えさをあげる様子
えさをかくす様子
えさをたべる様子
みんな必死で探して食べています。
えさをさがす様子
参加者の写真
夢が叶いました。

3人目は「ライオンの遊具を作りたい」という男の子からのお願い。
段ボールを使った積み木ならぬ積み箱と笹を使った巨大猫じゃらしを作りました。

ダンボールを積み上げる様子
箱を積んで
ライオンの写真
大興奮
ねこじゃらしをつくる様子
ねこじゃらし
ねこじゃらしで遊ぶらいおんの写真
ライオン
ねこじゃらしで遊ぶとらの写真
トラ

大きなライオンが飛びかかってくる大迫力のねこじゃらしでした。

まだまだたくさんの夢が叶いました。
7月6日後編に続く…。

2013年7月7日

緑とカピバラ

2013年7月4日

6月30日にカピバラのグランドを全面開放しました!

3月末にグランドにクローバーの種を播いて緑化を行っていました!

種まき前

去年はカピバラをグランドに出して数週間で絶滅させられたので、今年は大事に大事に育ててきました。
(奥のネットはカピバラ侵入防止で付けました・・・が、一瞬で破られたので竹の柵を設置)
その甲斐あってか、みるみる成長したクローバーちゃんたち!
食べさせるのがもったいないほどきれいな絨毯が完成しました。

クローバー

しかし、来年のことを考えて根がしっかり張って種が落ちるまでは我慢だと思っていると・・・

じゃんぐる

いつしか見知らぬ雑草がうじゃうじゃ生えてジャングルに!!
恐るべし雑草パワー!
クローバーも日が当らず元気が無くなってきたので、全面開放を決心しました!

迎えた当日。
カピバラ好きの方々がたくさん来園されて賑やかな雰囲気の中、ついにカピバラがジャングルに分け入っていきます!

中に入っていく様子
中に入っていく様子2

どこだ?

隠れて見えない様子

いました!

見つけた写真

うっそうと生い茂る緑の中で見え隠れするカピバラ!
これぞ野生といった感じです。

しばらく探検した後、お食事タイム!

たんけんしている様子
たんけんしている様子2

おいしそうに食べています!

たべている様子
たべている様子2

いっぱい食べて、走りまわったら疲れてしまいました。

こたつに入っているかのような様子
眠っている写真
きゅうけい

彼らが帰った後は朝とは全く違う景色になっていました。
1ヶ月持てば良いなと思っていましたが、まさか初日でこれほどとは・・・。
カピバラと見に来てくれた方が満足してくれたならそれで良いと自分に言い聞かせて、グランド開放は大成功で幕を閉じました!!

荒地
もはや荒れ地

そんな最中に面白い発見がありました!
それは背の高い草がほとんど倒されているということです!

かじっている写真
かじっている写真2

観察しているとカピバラはクローバーを食べながら高い草を倒して回り、茎や葉をムシャムシャと食べていました。
ネズミの仲間「げっ歯類」は鋭い前歯で固いものをかじることができます。
固い木の実や樹皮を食べるときはもちろんですが、餌を手に入れる手段としても前歯を使います。
同じげっ歯類であるビーバーは大好きな柳の葉を食べるとき、木をかじって倒して葉を食べます。

たおされた写真

カピバラでも同様の行動が見られたと言えるのではないでしょうか。
ネズミの本能が垣間見えた瞬間でした!

4日目の様子
4日目

緑が何日持つかはわかりませんが、ぜひ「草原の主」の姿を一度はご覧ください!!

カピバラエティハウス担当 中本

あひるの写真
おまけ

2013年7月4日

第4回わくワークショップ!!

2013年7月2日

平成25年6月の毎週土曜日はわくワークショップ!
最終回となる29日は「卵で標本教室」を行いました。

たまごのおはなしの様子

まずは卵のでき方についてニワトリの体の中で起こっている事をお話ししました。

たまご標本の写真

普段食べている卵も見方を変えると生き物が誕生する命の源です。
白身も膜もヒヨコの素である黄身を乾燥・暑さ・寒さから守るためのもの。
殻もよーく見ると小さいな小さな穴が空いていて、黄身が酸素を取り込める構造になっているんです。

たまごをじっくりみる様子

卵の事、ちょっと分かったかな?
お話のあとはいよいよメインの卵標本作り。

たまごにあなあけている様子

卵に穴を開けて

くうきをいれる様子

注射器で中に空気を入れて押し出します。
注射器は中身を吸い出して使うものと思ってる方がほとんどでしたが
実は詰まってしまったりしてあまり上手に吸えないんです。

みずをいれる様子

その後水を入れて中身を洗って…

かわかす様子

乾かす。

えをかく様子

この間に台座にマジックで色を塗ったり絵を描いたりしてもらいました。

らべるはりの様子

日付、卵の名前を書いたラベルを張り付けて完成。

標本完成の記念撮影

素敵な標本できました。
卵が割れないよう作るのに四苦八苦していましたが、みんな無事に作り終える事ができたのでした。
これを機会に卵や鳥に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいな。

今回のワークショップ(参加型体験学習)は全4回ともかみね動物園初めての試みであり
私たち職員も試行錯誤で行ってきました。
参加してくれたお客さん達からは「楽しかった」「またやってほしい」という声が聞けて嬉しい限りです。

動物をもっとよく知る事ができて、興味を持ってもらえるようなプログラムをまた作らなくっちゃ。
次回開催する際もお知らせします。
皆さまのご参加お待ちしておりまーす。

2013年7月2日