平成25年2月7日で2才をむかえたチンパンジーの「ゴウ」

お母さんの「ヨウ」が上手く育児ができず、最初は飼育員が代わりにゴウを育てていました。
それでもゆっくりと親子関係を取り戻してもらう取り組みを続け、1歳ちょっとでゴウは飼育員の手を完全に離れ、ヨウやお父さんの「ゴヒチ」、お兄さんの「ユウ」や「マツコ」と一緒に暮らせるようになりました。

今では群れの中心にいつでもゴウがおり、大人たちと楽しそうに遊ぶ姿が見られます。

そんなゴウのお祝いとして、平成25年2月10日にお誕生日会をおこないました。
今回はゴウが産まれてからのお話を紙芝居にしてみました。

飼育員がお話しを考え、絵を描いたお手製の紙芝居。

どんな反応をしてくれるのかとても不安でしたが、最後まで楽しそう(?)に聞いてもらい一安心。
心の広い皆さま本当にありがとうございました。
その後はチンパンジーの屋内展示室に入ってもらい、ゴウへのケーキをみんなで作成。

フルーツをたっぷりのせて完成です。

どんな反応をしてくれるか楽しみにゴウの登場を待ちます。
ここで大変申し訳ありませんが、ケーキを食べている写真はほぼ撮れませんでした…
ちなみに見ていた方々からは、「ああ、お母さんが食べちゃった。」
「あっ、ゴウちゃんやっとイチゴが食べられた。」

「お母さんケーキ抱え込んじゃったよ!独り占めしようとしてる。」
といった反応…
うーん、ヨウが必死になって食べてしまいゴウはちょっとしか食べられなかったようです…
それでもゴウは口にヨーグルトをつけて満足気だったので良かった。

日々成長を続けるゴウをこれからもよろしくお願いいたします。


(チンパンジー担当 大栗)