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令和3年3月8日(月曜日)

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動物園で見られる野鳥だよ(1)

令和3年3月8日(月曜日)

 前回のブログから2か月経ちました。その間の変化と言えば・・・やっとコロナ休園から開け、日常の動物園としてお客さんが戻ってきたこと。そして冬から春へと季節は移ろい、園内にも春の雰囲気が漂ってきたことです。早咲き桜の日立紅寒は既に満開を過ぎ、次の出番を待つソメイヨシノにバトンを渡そうとしています。そして春が近づくと増えだすのが野鳥です。今年は近隣での鳥インフルエンザ発生により、動物園でも感染防止の観点から展示している鳥舎には更にネットを張るなど警戒をしているところですが、大空を自由に飛び回る鳥さんの来園を阻むことはできません。精一杯の感染対策をしたうえで、今回は動物園で見られる野鳥たちを園内で撮った写真とともに紹介してみたいと思います。

ヒタチベニカン
《散り始めた早咲き桜・日立紅寒》

 とは言え、鳥に関する知識はほぼゼロの私。図鑑と首っ引きで調べたので間違いあれば遠慮なくご指摘下さい。そんな私が確認できただけでも飛来する鳥の種類は20種類ぐらいになるので、もっと多くの鳥たちが来てるかもしれません。

 スズメやカラス(ハシブト&ハシボソ)を除いてよく見られるのが、ヒヨドリやムクドリ。最近は都会でもこの手の鳥は一般的になっています。ヒヨドリは我が家の庭にもよく現れ、ブルーベリーが実をつけ始めると我が物顔でついばみに来ます。そこで「それ、あなたの『我が物』じゃないかんね」と言いながらネット張りに勤しむことに。虫や木の実など何でも食べる雑食性で(大方の鳥がそうですが)、園内の梅や桜の花蜜も大好物。全長は28cmでスズメ(全長15cm)の倍ほどの大きさ。目の下に赤褐色の耳羽があり、一羽でもヒーヨヒーヨと甲高く鳴くので(それでヒヨドリ?)すぐわかります。

ヒヨドリ
《ヒヨドリ》

 ヒヨドリに対して全長24cmと若干小さめのムクドリは集団で活動しています。街路樹などで大挙してねぐらをつくり、昼間園内に来るときも数羽から数十羽でやって来ます。見分け方は嘴と足がオレンジ色をしていること。こちらも雑食性ですが、地上の芝を歩きながら昆虫やミミズを捕食し、夕方にはまたねぐらへ戻ります。日立駅前にも大きな銀杏の木がありムクドリのねぐらになっていましたが最近はどうなんでしょう。まだ、葉のつかない枯れ木状態の銀杏ではねぐらにならないようで、写真を撮りに行ったときは閑散としていました。騒音や糞尿に悩まされ、天敵の猛禽類で撃退を試みた自治体もあるようですが、一時的なもので決定打とはならないようです。

ムクドリ
《ムクドリ》

イチョウ
《イチョウの大木》

 更に小さめで全長21cmのハクセキレイもよく見かける鳥で、1年通して見られるという点ではヒヨドリ・ムクドリを抜いてベストワンかも。とにかく地上をコツコツとせわしなく歩き回ってミミズやクモ、昆虫類などを食べる肉食性の強い鳥です。地面をよく歩いてるので、よく見かけると思われるのかも知れませんが、小さな体でチョウやトンボなどもフライングキャッチするそうですからなかなか侮れません。元々は東北地方以北の海岸部で繁殖していたそうですが、1970年代以降南下し、今は九州を含む全国に分布域を広げ都市部にも普通に進出しているそうです。

ハクセキレイ
《ハクセキレイ》

 という事で、この後も20種類すべてではなくても一応シリーズ的に動物園に来る野鳥を紹介していきますが、皆さんが動物舎から動物舎へ移動するときなど、飛んできた鳥を観察することで動物園の楽しみがちょっとでも増えればいいな、と思っています。 

※参考図書:野鳥図鑑(石田光史・著)、身近な鳥のすごい食生活(唐沢孝一・著)

(生江)

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