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令和2年4月2日(木曜日)

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令和2年度がスタートしたものの・・・

令和2年4月2日(木曜日)

 

 令和2年度、新しい年度が始まりました。年度初めは桜が咲き、新しい職員や社員が入り、希望に満ち溢れる時期なのですが、今年は様子が違います。新型コロナウィルスの拡大はいつまで続くのでしょうか。もちろん、いつまでも続いて欲しくはありませんが、未知のウィルス拡大は今年に入ってすでに4か月目に入ります。現時点ではとどまるところを知らない勢いで全世界に拡散しています。国内でも学校の休校やイベントの中止、そして地域差はあるものの不要不急の外出自粛要請など、国と自治体をあげて懸命の拡大防止策がとられています。当園では、現時点では屋内施設の一部閉鎖やふれあい、餌やりといった常設イベントの休止措置をとりながら、オープンエリアである動物園自体は営業を続けているところです。しかし、茨城県でも流行初期の段階では感染報告がなかったものの、ここに来て日増しに感染者数が増えてきています。このため、日立市では今のところ感染者の報告はありませんが、今後の対応は流動的です。

桜とクロサイ
《咲き揃った桜の下で》

 そんな新型コロナウィルス。風邪やインフルエンザなど、これまでも一般的なウィルス性の感染症は日常的な病態として近所の病院で十分対応できていたのですが、新型と言われるように、遺伝子の変異によりこれまでとまったく違うタイプが出現するところがウィルスの怖いところです。有効な治療法やワクチンは新型が発生するまでは開発する術がありません。敵が分からなければ先手を打てません。動物園でも数年前の鳥インフルエンザ騒動が記憶に新しいところで、国内でも数園がこの被害を受け、臨時休園することとなりました。高病原性の鳥インフルエンザも、鳥の間で流行を繰り返すうちに強毒性を発揮するものが出現したウィルスです。

 一般的なウィルスの大きさは100ナノメートル前後と、目では見えないサイズ(なんと1ミリメートルの10,000分の1)。ウィルスは自分で栄養をとったり排泄したりすることはなく、呼吸もせずいわゆる代謝をしないそうです(ここが代謝をする細菌と違うところです)。これは生物の定義の一つからすると、もはや生き物ではないことになります。しかし、自分を増やすことはできる、ただし条件付きで。それは自分では何もできませんが、他の生き物の細胞に寄生することによって複製が可能となります。自己複製ができる、という意味では生物と言えなくもありません(さて、どっちなのか。詳しくは、参考にした福岡伸一さんのベストセラー「生物と無生物のあいだ」をお読み下さい。)。いずれにしても、こんな目に見えない奇妙でいやらしい奴に、人類を脅かす恐ろしい事態を引き起こされているのです。

 今はとにかく感染拡大を防ぐことに専心するしかありません。現時点で全世界の感染者は80万人を超え170国以上に拡大しています。まさに人類の英知を集めて取り組むべき事案です。経済活動の停滞・後退はもちろん心配されることではありますが、ワクチンや治療薬も急ピッチで開発が進められていると聞きます。そうした希望を抱きながら、一人ひとりが自分のことだけではなく、家族はもとより社会全般のことを考えて行動するよう心掛けたいものです。

(生江)

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