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令和2年1月5日(日曜日)

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2019から2020へ

令和2年1月5日(日曜日)

 新年あけましておめでとうございます。本欄ブログも昨年10月以降途絶え、気がつけば年を越してしまいました。今年はもう少し頻繁に更新を、と思っているところですので、本年もよろしくお願いいたします。

新春
《園から望む新春の海》

 昨年は確かにそれまでとは違った年ではありました。何といっても本欄にも書きましたが、2月には茨城県による突然のジャイアントパンダ誘致表明。県と市が協力して誘致を進める、という事で多くのマスコミから取材を受けたほか、一般のお客さんからも色々問合せを受けたところです。またそういう合間を縫って私も2度ほど中国へ行ってパンダの事情を見てきました。誘致活動自体は、県・市ともに行政組織の中で対応していることであり、また事業継続中でもあることからここで具体的な内容を述べることは控えますが、通常の業務以外に何かとバタバタしていた年でもあり、それはこれからも続いていくことでしょう。朗報につながることを期待したいものです。

前回のブログはこちらhttps://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/blog/encho/blog201903.html)

中国
《中国・成都ジャイアントパンダ繁育研究基地》

 そんなパンダ誘致表明から1週間後には、メスのクロサイ「マキ」の死亡。オスの「メトロ」とともに5頭の子を出産し(うち3頭はすでに他界)、子煩悩な母親として人気を博していました。明確な死因は分かりませんでしたが、メトロと同い年(今年27歳)のマキにはもう少し長生きして欲しかった。今は2頭の遺伝子を引き継いだ子供たちが上野動物園と、鹿児島の平川動物公園で暮らしています。そして遺体は東京大学総合研究博物館の遠藤教授のもとに運ばれ、そこで研究資料として標本化されることになりました。お別れ会には、遠藤教授にも駆けつけて頂き、生前のマキをたくさんのお客さんと偲ぶことができました。お客さんからも言われますが、残ったメトロには何とか相方をと思っているところですが、国内でクロサイの飼育園は11園21頭と少なくほとんどがペア飼育で繁殖もなく、また血統的にも国内からの導入は難しい状況となっています。数の減ってきている動物種については日本動物園水族館協会としても危機感を募らせており、当園だけではなく全体で考えていく必要があると感じているところです。

マキとサニー
《ありし日のマキと第5子サニー(右)》

 そうした暗い話題だけではなく、赤ちゃん誕生に関する明るい話題もありました。当園では初となる2頭のニホンアナグマやフンボルトペンギン、フサオマキザル、ボリビアリスザル、ワタボウシパンシェなど春から初夏にかけて次々と小さな命が誕生していきました。これらの赤ちゃんはみなすくすくと成長して順調に育っています。

アナグマ
《昨年生まれたアナグマの1頭》

 そして今年は昨年から工事が始まった新しいニホンザルの施設が完成、秋ごろにはオープンの予定となっています。その後、旧サル山を壊し、その跡地にはトラやライオンなどに加えもう1種類の大型ネコ科動物を展示する新猛獣舎や新レッサーパンダ舎の建設もスタートします。これに冒頭のジャイアントパンダの動向がどう絡むか。日本の2020年は世をあげてオリ・パライヤーですが、当園はまた違った意味で慌ただしい年となりそうです。

 かみね動物園の動向に目が離せない2020年!どうぞよろしくお願いいたします。

新ニホンザル舎
《新ニホンザル舎が建設中》

(園長 生江信孝)

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