春になると、長い冬を抜けてたくさんの花が咲き誇り、何故か動物は置いていかれ、あちこちの植物関係の公園やテーマパークが色んなメディアで紹介されます。私も先日、栃木県にある某フラワーパークに行ってきました。某と断らなくても分かっちゃうと思いますが、ここの藤棚がすごいという事でマスコミ等にも宣伝され、平日というのに驚異的な人出でした。またメインの藤以外にもツツジやバラ、シャクナゲなど、たくさんの花であふれかえっていました (花の名前が分からないのでこんな表現でご勘弁を)。
そういえば栃木まで行かなくても、この近くにもあります。そう国営ひたち海浜公園です。ここは当園から車で1時間弱のひたちなか市にあり、今の時期はネモフィラという品種の青い花が丘一面を埋め尽くしています。先日もテレビの番組で紹介され、そのあと行った人の話では道路が大渋滞で、途中あきらめて帰ってきたという話でした。今頃花のピークは過ぎていると思うのですが、そのほかにもたくさんの種類のチューリップなどが楽しめます。秋は秋でコキアが真っ赤に色づき、やはり大渋滞。
なんかほかのレジャー施設の紹介になっちゃいましたが、当園にも花が咲いてるぞー、という話をしたかったのです。当園で藤といえば、ふれあい広場や小動物のいるカピ!バラエティハウス入口にあるアーチ門。1本の木からアーチを覆い隠すように藤の花が垂れ下がっています。しかしここは動物園。藤だけじゃないのです。ちょっと下からアーチの裏を覗くと・・・そこにはアメリカアカリスがちょこんと鎮座。飼育員がアーチに沿ってパイプ状のケージを作り、そこを往復するという仕掛けなのです。この藤のアーチ門超しには、現在急ピッチで建設中のはちゅウるい館が見通せます。またリスザルの島には、ツツジに紛れてボリビアリスザルが見え隠れ。花を愛で、動物に癒される動物園。一挙両得ってわけですね。
動物園はかみね公園の一角にあり、ちょっと動物園を出れば公園内の花々にも出会うことができます。頂上付近にはボランティア団体が手掛けている花壇が今は見ごろです。ここには、海浜公園まで行かずともみられるネモフィラやパンジーが大乱舞。太平洋を望む見晴らしとともに十分春の香りも楽しめるのではないでしょうか。また、さらに上にはレジャーランド前のツツジ園もおススメです。ジェットコースターをバックに赤や白のツツジの競演が見事です。
これからゴールデンウィーク中やその後の遠足シーズンにかけて大変な人出がありますが、この春には動物園上の「見晴らし駐車場」がオープンしました。雄大な太平洋を望むには実はこの駐車場が一番です。新しい駐車場のオープンで、ちょっとは便利になった動物園で春の花や動物たちを堪能してみてはどうでしょう。
あ、それと「何度も行きたくなる動物園&水族館ベストランキング100」という雑誌の動物園部門で、当園は見事11位に選ばれました。ジャーン!!詳しい内容を知りたい方は、ぜひ書店へゴー!
(生江信孝)