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平成27年2月23日(月曜日)

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小猫さんのZOOサロン開催されました

平成27年2月23日(月曜日)

 

 この時期恒例の「かみね・おもしろZOOサロン」が2/21(土)開催されました。今年で3回目となるこのサロン、今回は動物ものまね芸の江戸家小猫さんをお迎えしました。

 小猫さんはウグイスの鳴きまねで有名な江戸家猫八さんのご子息にあたり、代々ものまね芸を継承してきた伝統ある家柄にありますが、大変穏やかでとても気さくな方です。動物のものまね芸は、落語が主流の寄席の中にあっては色物という扱いとなっています。しかし、寄席を飛び出し、動物の習性や生態をリサーチする姿は研究者的たたずまいが感じられます。


小猫さん
≪江戸家小猫さん≫

 昨年寄席にもお邪魔し、個人的にもお話しさせていただいているのですが、日本各地の動物園と水族館を何度も何度も巡っているほか、海外の動物園やアフリカの野生動物の観察にまで出かける生粋の動物人(こういう言い方あるのかな)で、自分の芸のためという枠を超えてるような気がします。しかしそうして得られた動物たちの特徴を自分の芸に組み込み、しかし決して難解にならず、小さい子供さんから高齢者まで、それこそ老若男女誰もが楽しめるエンターテイメントとして昇華させる技はまさに職人芸です。楽しみながら動物を理解してもらう、という姿勢は動物園が目指す方向と全く一緒です。


小猫ショー1
≪小猫ショーはじまる≫

 と、こちらのほうが堅苦しい文章になってしまいましたが、ホントおもしろかった。会場の動物資料館はキャパとしては80名ぐらいが一杯なのですが、事前応募も含めほぼ満席に。前半は寄席などで披露している持ちネタを中心に、後半はスライドを使っての鳴きまねクイズや海外の動物園やアフリカ野生の実態などZOOサロンならではの盛りだくさんの内容で、予定時間を上回ってしまいましたが、これが飽きない。クイズの時、「これから鳴く声はクジャクかペンギンか、どっちでしょう?」と言ってこれから鳴くぞと構えた瞬間・・・「ンぎゃー」と会場内の赤ちゃんが泣いたときはお客全員大爆笑。しかし、それも咄嗟にネタに織り込むなど終始笑いに包まれた時間でした。


スライドも
≪スライドも駆使≫

 動物が「なく」という漢字は「鳴く」と書くので、どうしても鳥がさえずるだけのイメージがあります。(ほかに「啼く」という漢字もあり、こちらは哺乳類にも使えそうですが常用漢字外でよくわからない。)とにかく動物は鳥以外もよく鳴きます。私も動物園に来てクロサイが鳴いてるのを聞いて驚いたことがあります。またキリンやシマウマなど滅多に鳴かない動物が、まれにユーチューブなどでアップされてることもあります。小猫さんもたくさんの普段は聞けない動物の鳴きまねを披露していましたが、それはそれで「本当?」という感じもあり、それは本人も認めていましたがそれすらネタに組み込み笑いを誘う・・・動物の新たな地平が見えてきます。そしてただ鳴きまねを披露するだけでなく、全体が一つの流れになっているのです。


小猫ショー2
≪体全体で表現≫

 中入り後は、お客様からの質問も交えながら私とのトークショーといった構成で、テレビや寄席では披露できない(そうでもないかな?)鋭い(?)突っ込みにも笑いをとりながら応じてくれました。小猫さんは日立の前は姫路で講演し、ZOOサロン終了後は軽く打ち上げ、翌日は沼田市、そして喜多方市・・・と大変お忙しいようです。しかしメインである寄席の合間を縫って全国あちこちで活躍してほしいと切に願うのでした。これをお読みの皆さんも、普段は浅草や上野の寄席に出ていますので機会があったらぜひ足をお運び頂き、楽しくも目からウロコの小猫ワールドにどっぷりと身をゆだねてみてください。きっと幸せな気分になれます。
 

トークショー
≪トークショー、ってお茶呑んでる場合か≫

 最後は「客席と一体になった」感が高まったので、全員立ち上がりお客様と一緒になって三本締めで締めたのでした。


締め
≪お客さんと三本締め≫

 そうそう、今回前座として肉食亭河馬子さんにも落語を一席演じていただきました。河馬子さん、なんと今回の高座がいきなりの初デビュー!演じる内容は動物園に来たお客さんと飼育員のやりとり、さて結末はいかに。そして肉食亭河馬子とは。
 

河馬子
≪肉食亭河馬子、鮮烈のデビュー≫

 肉食亭河馬子さん・・・実はネコ科動物のトラ、ライオンを担当する当園の井上飼育員(旧姓:川添)なのでした。おあとがよろしいようで、チャンチャカチャンチャカチャン。

※どうぶつのくに「あっ、かみね動物園だ!」Vol.20はこちらから(新しいウインドウが開きます)

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