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平成27年2月22日(日曜日)

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雪の北海道へ

平成27年2月22日(日曜日)

 園館長会議で札幌(円山動物園)へ行ってきました。日本動物園水族館協会は現在6つのブロックで構成され、当園の属する関東東北ブロックは北海道ブロックと統合する流れとなっており、今年度試行的に北海道で会議が開催されたというわけです。折角なので小樽水族館を巡ろうと1日早めの行程を組んだのですが、折からの爆弾低気圧のおかげでフライトが危ぶまれたものの予定を大幅に上回る午後6時過ぎの到着に。すでにホテルを予約していたので結局目的もなく小樽泊。小樽は雪の中にありました。
雪の小樽
       ≪雪の小樽≫

 ちょうど雪明りまつり、みたいなのが開催されていて、運河沿いの道には雪でつくった行燈にロウソクが燈され、なんとも幻想的な風景を醸し出していました。それにしてもすごい雪の量です。歩道はもちろん、車道も圧雪されてはいますが、カチンコチンの雪。思えば昨年は日立市も何十年振りかの大雪に見舞われ当園も4日間の臨時休園としました。しかし、札幌の円山動物園は雪に埋もれるように佇んでいたものの、通常通りの開園でした。雪とともに暮らす地方と雪に慣れない地方の差なのでしょう。
運河沿い
       ≪運河沿い≫

円山動物園
     ≪円山動物園・正門≫

 そんな円山動物園ですが、ここ数年リニューアルが進行しており、現在はアフリカゾーンが建設中でした。また、一般の観覧ルートとは別に園内の一角に野生復帰ゾーンがありました。オオワシやシマフクロウなど絶滅が心配される猛禽類などの繁殖と野生復帰を目指す大きなケージに囲われた施設です。当園にも傷ついた野生の動物たちが持ち込まれ回復後放野されますが、長い期間保護されていたりすると、飛翔能力や餌をとったりすることが可能なのか心配になることがあります。そんな時、円山さんのような大きな復帰施設があると馴致しながらの順調な放鳥も可能ではないかなと、羨ましく思いながら帰ってきました。
 野生復帰ゾーン
      ≪野生復帰ゾーン≫

どうぶつのくに「あっ、かみね動物園だ!」Vol.20はこちら(新しいウインドウが開きます)

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