Hitachi×Birmingham Sister Cities 40th Anniversary
日立市×バーミングハム市 姉妹都市提携40周年

 日立市は、国際親善の推進などを目的とし、バーミングハム市(アメリカ合衆国アラバマ州)、タウランガ市(ニュージーランド)それぞれと国際親善姉妹都市提携を結んでいます。
 今年は、日立市とバーミングハム市の提携40周年に当たるため、これまでの両市の交流のあゆみや、姉妹都市交流に携わってきた方からのメッセージなどをご紹介します。

 

日立市長 小川春樹

 本市とバーミングハム市が1982年4月23日に結んだ姉妹都市提携は、このたび、40周年という記念すべき節目を迎えました。40年前、調印式のために、当時の立花市長をはじめとする6人の訪問団の一人として、バーミングハム市を訪れた私といたしましても、誠に感慨深い限りであります。
 以来、両市は40年の長きにわたり、訪問団の派遣や青少年グループの受入れ、フレンドシップ・キルト展の開催など、多岐にわたる交流を育んでまいりました。また、2011年の東日本大震災の際には応援寄附金やメッセージをいただいたことも私の心に刻まれております。とりわけ、このコロナ禍においては、本市から2万枚のマスクを寄附させていただいた際に、心温まる感謝のメッセージをいただくなど、両市が築いてきた強い絆を改めて認識することができました。
 姉妹都市提携40周年を契機として、このかけがえのない友好と信頼の絆を、より一層強固なものとし、次世代へとつないでいくことができますよう、共に未来へと歩みを進めてまいりたいと考えております。

バーミングハム市長 ランドルL.ウッドフィン

 バーミングハム市が、親愛なる姉妹都市である日立市と40年間の交流を続けてきたことをとても誇りに思います。
 バーミングハム公立図書館に展示している毎年のキルト作品交換をはじめ、吉成 明前市長がバーミングハム・バロンズの試合で始球式を行ったこと、2020年の(新型コロナウイルス感染症の)パンデミックの際に医療用マスクを2万枚寄附していただいたことなど、両市のつながりは、異文化交流の絆を深め、「友に他人なし」というアメリカ南部の格言を証明しております。
 今後は、これまでに両市が築き上げてきた絆を、さらに強めていくとともに、文化交流の促進や、両市の関係性を良好にするための対話、目標や理想を分かち合う機会が増えることを期待しております。
 バーミングハム市が、親愛なる日立市の皆さんと肩を寄せ合えることを嬉しく思うとともに、これからも長きにわたって協力と友情を育んでいけることを期待しております。

バーミングハム市ってどんなところ?

 1871年に誕生したアメリカ合衆国南東部アラバマ州の中心都市で、市内には日本庭園を含め、数多くの公園があり、緑豊かで美しいまちです。全米の中で「住みやすい都市ベスト10」にも選ばれたことがあります。
 また、「青春」の詩で知られるサミュエル・ウルマンの出身地としても有名で、ウルマンの記念館や、南部最大の市立美術館、さらに飛行博物館などがある文化都市です。

姉妹都市交流40年のあゆみ

 日立市とバーミングハム市は、共に鉱工業のまちとして発展してきたことをきっかけに国際親善姉妹都市の提携を結び、以来、市民訪問団の相互訪問や青少年交流をはじめ、さまざまな分野で交流してきました。

  • 1982年4月 「鉱工業のまちとして発展」という共通点がきっかけとなり、交流がスタート
  • 1985年10月 バーミングハム市から、まちのシンボルである「バルカン像」の贈呈式のため、市民訪問団が来市
  • 1986年8月 第1回姉妹都市交歓研修生として、日立市の中学生7人がバーミングハム市を訪問
  • 1998年5月 バーミングハム市アーリントン市長訪問団が来市し、市役所などを視察
  • 2006年4月 文化イベント参加のため、日立風流物関係者と文化少年団能楽部がバーミングハム市を訪問
  • 2012年6月 日立市で姉妹都市提携30周年記念フレンドシップイベントを開催
  • 2018年5月 バーミングハム市青少年グループ10人が来市
  • 2021年6月 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に役立ててもらうため、バーミングハム市にマスク2万枚を送付

両市の交流のあゆみを紹介するデジタル写真展を開催

 姉妹都市提携40周年を記念して、これまでの両市の交流の写真をスライドショー形式でモニターに映し出します。ぜひ会場にお越しください。

  • 第1回【〜10月28日(金曜日)】
    会場=日立市役所正面玄関
  • 第2回【11月1日(火曜日)〜7日(月曜日)】
    会場=日立シビックセンター1階アトリウム
  • 第3回【11月8日(火曜日)〜13日(日曜日)】
    会場=日立シビックセンター1階ギャラリー
  • 第4回【11月14日(月曜日)〜30日(水曜日)】
    会場=日立シビックセンター1階アトリウム

 
 

第1回姉妹都市交歓研修の思い出 元日立国際交流協議会会長 金子日出夫さん

 1986(昭和61)年に始まった市内中学生のバーミングハム市派遣。その第1回派遣団の引率者としてバーミングハム市を訪問しました。当時、中学生の海外派遣事業は県内でも初めて。パソコンもスマホもなく、バーミングハム市との連絡は、深夜に繋がる電話とエアメール(手紙)だけ。手紙の返事が来るのに2、3週間はかかり、文書は手書きの時代でした。
 参加者は私も含めて9人で、旅行会社の添乗員はなし。空港での乗り継ぎなどでは冷や汗の連続でした。
 現地では、歓迎パーティーやホームステイ先の温かいおもてなしに皆感動しました。生徒たちも、必死に英語を使って交流を図っている姿を今でもよく覚えています。

 
バーミングハム市のスタッフやホストファミリーとの記念の一枚

心の鍵を常にオープンに KIWI-VULCAN-HITACHI 会長 森村由美子さん

 30数年前、市報で姉妹都市のホスト募集の記事を目にし、子育て真っ最中である私も同じ母親として何か役に立てるかもと思い、ホームステイの受入れを始めたのが、バーミングハム市との交流の始まりでした。
 能楽少年団や日立風流物保存会の皆さんと一緒に、2006(平成18)年にバーミングハム市で開催された文化イベントに参加した際は、とても温かい歓迎を受けました。
 国際交流を通じて異文化に触れ、自分の価値観やものの見方が変わり、心と心で世界の人々とつながり、今では世界中にたくさんの家族ができました。言葉よりも勝るものがあるはず。これからも常に自然体で“日本のおかあさん”を続けていきたいと思っています。


バーミングハム市の皆さんが来市した際のホームパーティーでの一枚

問合せ 文化・国際課 内線 535 ファックス 0294-24-5301