ゼロカーボンシティひたち

 〜2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指して〜

 

 近年、地球温暖化の進行による影響と考えられる気候変動や自然災害など、様々な問題が顕在化しています。
 日本で唯一、行政が運営する気象予報機関である、日立市天気相談所の観測データには、市内においても「桜の開花時期が早まっている」ことや「真夏日の増加」など、私たちの生活に直接的に影響を及ぼすような変化が表れています。地球温暖化がこのまま進行すると、さらなる自然災害の発生、深刻な食糧不足や生物多様性の損失など、私たちの子孫が損害を被る状況になりかねません。
 国は、国内外に向けて「2050年カーボンニュートラル」を宣言しており、温室効果ガスの排出量を削減していくことは世界的な目標となっています。この喫緊の課題に対し、私たちは国際社会の一員として、一人ひとりが当事者としての危機感を持ち、今すぐ温室効果ガスの排出量削減に向け行動しなければなりません。

 日立市はかつて、鉱山の煙害や河川の汚濁など、深刻な公害問題に直面した時代がありましたが、市民、企業、行政が協力し、問題を解決してきた誇らしい歴史を持っています。また、2005年には、この先人の偉業に学び、協力して環境問題に取り組み、「いのち」の共生するこの環境を未来に引き継ぐことの決意表明として、「環境都市・日立」を宣言し、今日まで行動してきました。
 今こそ、この環境都市宣言に新たな命を吹き込むために、2050年までに「温室効果ガス排出量実質ゼロ」に挑戦することをここに表明し、市民、企業の皆様とともに総力を挙げて「ゼロカーボンシティ」の実現を目指してまいります。

 

令和4年3月2日 日立市長 小川春樹

問合せ 環境政策課 内線 297