林野火災にご注意を

令和2年全国山火事予防運動統一標語

「守りたい 森と未来を 炎から」

 これから暖かくなるにつれ、山に入る機会が多くなりますが、3月は空気が乾燥し大変強い風が吹く季節のため、林野火災の発生の危険性が高くなります。

 林野火災は地形的に消防車両の進入や消防水利の確保が難しく、消火活動は困難を極め、この時季に林野火災が発生すると大規模化する危険性があります。林野火災が発生すると貴重な山林を焼失し、その回復には長い年月と多くの労力を要することになります。

 今から29年前の平成3年3月7日に助川町の国有林から発生した林野火災は、強風と異常乾燥によって大規模火災となり、住宅など20棟、車両30台、山林217.7ヘクタールを焼失するという大きな被害をもたらしました。この火災を教訓として、消防本部では、消火技術の向上と関係機関との連携を図るとともに、広く市民に防火・防災意識の高揚を図ることを目的として林野火災消防演習や広報を実施しています。

平成3年3月7日林野火災の様子

問合せ 予防課 電話番号 0294-24-0119 IP 050-5528-5166